入学式のために(準備する大切さ)

 本日、7名の新入生を迎え、入学式を行いました。

教室で担任の先生からお話を聞くときも、緊張している様子がうかがえました。

「また明日ね!」

「さようなら。」

と挨拶ができる新入生。チーム渚滑小の一員として、素敵な毎日を過ごしてほしいものです。

 

 さて、私は今日を迎えるまでの職員の様子と、今日の子供たちの動きを観察していました。

  

式場の掃除を入念にする先生や、教室の掲示を丁寧にする先生。

水回りを掃除する先生など、

 渚滑小学校にやってくる新入生だけでなく、進級した子供たちのために…という視点で準備を進めていました。

そして、式が終わった後、

手分けして後片付けが始まりました。

このように、膝をつけて丁寧に作業する子供たちです。

入学式自体は30分間で終わりますが、その準備と後片付けというものは、何倍もの時間と労力を費やします。

私は、こうした目には見えない、「縁の下の力持ち」の存在がチームを育てるものだと考えています。

 

 式の中で私は、

「今年のチーム渚滑小のテーマは『気付く』ことです。」

と話しました。

 そのために、みんなで関わること(挨拶、返事、感謝の言葉)を伝え合うこと。周りの変化に気付くことについて説きました。

 

 もう1つ。

新担任と出会う子供たちの様子を見ていました。

 

 お気付きでしょうか?

そうです。「聞く姿勢」です。

担任の指示、説明を聞く態度です。

 話をしている人にへそを向け、目をみてうなずいて聞いている姿がありました。

 私たちは、自分のことをアウトプットできる子に育てたいと思っています。

そのためには、先に「情報を聞く態度」「聞き方」「聞くポイントを押さえる」がとても大事です。

 素敵な癖(習慣)が身に付いた次に、アウトプットできる子に育てたいです。

 

さぁ、新生「渚滑小」がスタートしました。

「明日も来たい・(期待)学校」を実現し、学校に携わる人たちが「幸せ」を感じられるように、進んでいこうと決意を新たにしました。

 地域の皆様、保護者の皆様、これからよろしくお願いいたします。

 

 下校前に、職員室に会釈する子供の姿が…。

「さようなら。」と職員室の先生たちに挨拶をしているのです。素敵でした。