渚滑からのつぶやき

 渚滑小の玄関にある温度計が、マイナス15度を下回っています。

頬がピンと張られるような感覚です。

 

 毎朝、7時45分に玄関に行くと子ども達が玄関で待っています。

「おはようございます!」

そういってドアを開けると、ニコニコした子ども達が入ってきます。

 

外へ出ると、必ず除雪している子がいます。

 

スコップをもって、雪を移動させています。

私や公務補がお願いしているわけではないのですが、

毎日のルーティンとなっています。

 

この子たちは、除雪を使命としてしているようではなく、「雪」と「スコップ」と触れ合っている感じがします。

 

集会のあいさつで、私はよく「癖」について話をします。

「挨拶の癖」「整理整頓の癖」「早寝の癖」「食事の癖」…などです。

 

いい癖をつけると、いいことに出会ったり嬉しい体験をしたりする機会が増えるよ。

という原則的なことを、回りくどく話しているわけです。

 

毎朝、除雪している子たちを見ると、何だか心が和やかになっています。

 

雪が降ると、避難経路を確保するために、除雪してくれる公務補です。

こういう姿を見ると、ホッとします。

2月になりました。

本日の全校朝会の「先生から」のコーナーでは、

S先生の、「いろんな視点で物事を見ることは大切」というメッセージです。

これまで読んできた絵本の中から、お勧めの本を紹介しながら、子ども達に問い掛けていきます。

 

 

子ども達の想像力を深めたり、作者のメッセージを感じて自分の思いと比較する面白さ、学びは読書が最適です。

 

先生の話を聞いているときの子ども達は真剣です。

 

先生の話が終わり、子ども達から質問や感想をききます。

 

「先生がそのようなことを考えながら本を選んでいるのか…と思うとすごいなと思います。」

 

 

渚滑小学校では、相手意識をもって発表したり、

その場で質問する活動を通して、学びを深いものにしようと取り組んでいます。

実はとっても簡単な取組で、

何か活動した後、

「それ、どうして?」

「何を考えながら動いたの?」

「最初と最後で何か変わった?」

と問うだけで、その活動の質がぐっと深まります。

 

発表会では発表の練習をするけれど、そのほかの場面で発表(意見・質問)できなければ、

練習のための練習でしかありません。

 

「今の先生のメッセージ、何を感じた?」

とか、

「自分と似てなかった?」

と問うて発表させることが大切です。

 

その意見発表を聞いて、「僕と似てる。」

「私とここが違う。」

「もし、〇〇だったらどうだろう?」

といった、相手の活動に対するリアクション、レスポンスを考えながら聞くことを

意識付けたいものです。

つまり、「他人の話を自分事にする」一つの手立てです。

 

何か意図をもって活動すると、比例して成果が広がっていくものです。

新一年生の子を見送る小学校の子ども達が、名残惜しそうに言いました。

「待ってるからねぇ! バイバイ!!」

 

本日、一日入学をしました。

控室で待つ年長さんを呼びに来た1,2年生の先輩たち。

呼びに来た子も、呼ばれた子も緊張でぎくしゃくしてロボットのようです。

「おいで。」

「・・・。」

この間(ま)が緊張を一層大きくしています。

 

それでも、先輩たちは、後輩たちに名札を着け、教室へエスコートしています。

 

教室前で待機してもらい、お祭りの準備です。

 

さぁ、はじまりはじまり!

「いらっしゃいませぇ!!!」

 

 

この日のために接客の練習をしてきたものの、声が届きません。

ゲームのルールを分かるように説明しています。

ここでは、担任団は手を貸しません。

練習では手を貸して、本番は見守る。

練習で得た「知識」を本番で「思考・判断・表現」する。

といったかかわり方です。

 

時間が経つにつれ、だんだんお互い慣れてきたようです。

笑い声が増えてきました。

説明する声にも張りが出てきました。

 

 

 

 

 

 

帰りに、

「どうだった?」

とたずねると、

「すっごい楽しかった!」

と返答してくれました。

 

準備した低学年の子ども達も、いい眼をしていました。

練習した通りにいかないとき、その時にその子の踏ん張りが現れます。

踏ん張ることができるように、担任達は事前に知識を与えます。

何もなしに踏ん張ることはできないからです。

 

私は、保護者の方々に一枚の写真を見せ、一つお願いをしました。

「この子の眼、生き生きとしていると思いませんか?

 何か行動しようとしているとき、行動しているときの勢いは「眼」に現れると思っています。

  こういう眼をした子ども達であるために、学校では様々な支援や指導をしています。

 

  ただ、学校だけではこうした眼を創ることはできません。

 

  保護者の皆様にお願いしたいこと、

  それは、「睡眠時間をしっかりとること」「朝ご飯を食べてくること」

   最後に踏ん張れる子は、これをしている子に尽きます。

  どうか、お子様をしつけていただきたい。」

 

保護者の方々は、熱心に耳を傾け、うなづいたり、メモを取ってくださいました。

 

4月の入学式、待ってるからね!

 

(※本日の写真掲載の了承ありがとうございます。)

 紋別市も氷点下10度になる日がやってきました。

流氷も近付いていることが分かります。

 

さて、今日も校内を歩いていると、楽しい学びをしている風景を観ました。

 

まず、外を眺めていると低学年がグラウンドを走り回っていました。

よく見ると、グラウンドに山がいくつもできていたり、走るコースが作られていたり…。

 

そう、校務補さんが、寒い中、除雪してくれていました。

こうした手が加わらなければ、これから始まるスキー学習の準備もできないはず。

ありがたいことです。

 

中学年では、道徳の授業をしていました。

内容項目は「感謝」

担任と、話し合っています。

 

中学年道徳の「感謝」のねらいは、

「家族だけでなく、自分を支えてくれている人に感謝する心を」

というもの。

 

教科書の教材に触れた後、担任は「学校だより」を用意していました。

今月号の学校だよりは、渚滑小学校評価アンケートの分析を掲載したものでした。

その中に、子ども達の自由記述があり、

「渚滑小のよいところ、こうしてほしいところ」

について子ども達の記載内容を掲載しています。

 

「過ごしやすい・先生たちが優しい(校長先生も)」

わたしを見つめる子も。

 

 

「これ以外にすべての人が良すぎて文句が一つもない。」

『へぇ!!!』

 

「こう書いた人の気持ち、分かる?」

 

身近な題材を用いて、自分を支えている人や物に目を向けさせていました。

子ども達は、学校が大好き、先生たちも大好きなことが、このアンケートから分かります。

でも、「自分を支えてくれる人に感謝しなさい。」

と伝えて終わりでは、道徳はつまらない学習で終わります。

感謝の押しつけだからです。

そうならないために、子ども達の心を揺さぶる「発問」を先生たちは考えるのです。

 

(学校だより1月号)をご覧ください。

 

下校の時刻になりました。

校長室のドアをノックする音が聴こえます。

「失礼します。 さようなら!」

 

かわいい顔がひょっこり見えました。

毎日、このように一言挨拶を続ける子が何人もいます。

 

放課後になりました。

本日は、職員研修の日。

内容は、「特別支援教育について」です。

 

後日、管内の教職員を相手に、講義をする講師の職員がいて、

その教員が研修をかって出てくれました。

たくましく成長するために大切にしたい内容を、ビシビシ話してくれました。

渚滑小学校には、教職員相手に講師できる人がたくさんいます。

 

学び続ける人が集う場所が「学校」であり、それは子どもだけではありません。

 

7年度もあと2か月です。

学びの集大成として、子ども達、先生たちの目に見える変容がたくさん表出しています。

 

本日の流氷情報を紹介して終わります。(※気象庁HPより)

よい週末を…。

 

冬休み明け、恒例の自由研究発表会を行いました。

渚滑小では、学んだことをいかして日常につなげることを意識して学習を進めています。

今回の発表会は、冬休みの作品を相手意識をもって伝える目的があります。

 

各学年の国語では、「話す・聞く」教材があり、ここで学んだ内容と作品発表をリンクさせているわけです。

聞き手がイメージしやすい発表とは?

モニターを使うのも有効です。

発表の言葉を選び、プレゼンしていました。

 

プレゼンが終わった後、感想や質問が飛び交います。

 

質問を聞いて、その場で答えることもいい学びです。

端末を使って、スライドにまとめた作品も増えてきました。

 

「回転ずし」を作った子の作品を、実際に触って動かしてみると、「へぇ!!」

という声が挙がりました。

 

私はこの会で、

「夏休み発表会では、自分の作品を(恥ずかしくて)紹介できなかった子が、

 今回の発表会では見事に変わっていました。

  感動しました。」

と話しました。

 

 参観していた保護者の方も、感動していたと思います。

 

ちょっとした変化、変容を価値付けると、子ども達たちの「学び」に向かう姿勢は変わります。

20名を超える保護者の方の優しいまなざし、拍手も子ども達には貴重な価値付けです。

 

質問や感想を考えながら聞き、発表者もその場で対応する学習は大切だと、

あらためて感じた時間でした。

 冬休みが終わり、子ども達と再会しました。

両手に大きな袋をぶら下げて、「おはようございます!」

と元気な声が響いていました。

友達と再会する子ども達の声は甲高く、

「ひさしぶりぃ!!!」

と言った感じです。

 

始業式で私は、こんな話をしました。

 

「今朝、玄関で皆さんと出会ったとき、元気な挨拶が嬉しかったです。

 気付いたことがあります。

 

 おはようございます。という挨拶だけでなく、「今年もよろしくお願いします。」とか、

「あけましておめでとうございます。」という言葉があったこと。

 「おはようございます。」という挨拶は間違いじゃないけど、

今年初めて出会う人には、その人に合った挨拶があるはずです。

 その時、その人、その場所にあった言葉を考えて使える人が増えたなって思うんです。

 挨拶のレベルを上げたなって。

 

 どうぞ、残りの3か月間で、「気付きをつなげる子」になってください。

 期待しています。」

 

 その後、子ども達を集めて、「義務教育学校のぎもん」について答えました。

  学校評価の児童アンケートに、きいてみたいことを募っていたので、その疑問に答える形です。

 

・先生たちは、変わってしまうのですか?

・勉強時間は長くなってしまうのですか?

 

 など、子ども達にとって、義務教育学校とは分からないことばかりで、怖いものにならないように、

安心してほしかったのです。

 

 「どうして、中学校と一緒になるんですか?」

 

 するどい質問です。

 

「あなたたちは、渚滑小学校が大好きです。

 渚滑小学校の先生たちのことも大好きです。

  そして、周りにいる友達のことも大好きです。

 

 そのことがアンケートの結果から分かりました。

  校長先生はこう思うんです。

 

 大好き! を15歳になっても続けられるように、中学校と一緒になるんです。

 そのために、先生たちもたくさん話し合って、9年度の準備をしています。」

 

 その後、廊下を歩いてみると、作品が並んでいました。

 

コメントも興味を引くように書かれています。

 

各学級では、自作カルタをしていたり、

カルタを使って歴史の学習をしたりしています。

 

 

 

 

カルタって、学習するアイテムとして強い味方です。

 

絵日記を書いている学級もありました。

 

廊下には、スキー学習をする準備も始まっています。

 

さぁ、3学期が始まりました。

元気な子供たち、優しく、厳しい先生、学校が大好き! を強みに、

たくましく成長してほしいと願わずにいられません。

 

みなさま、今後もよろしくお願いします。

 お久しぶりでございます。

閲覧件数が、5万件を超えていたのですね。

 渚滑のつぶやきをご覧いただきありがとうございます。

 

 さて、本日をもって二学期が終了しました。

今の気持ちは、学校だよりの今月号をダウンロードしてご覧ください。

 

 先日の暴風雪により、臨時休業の措置を取りました。当日、出勤する途中に、

「バリバリバリ!!!」

という音と共に、駐車場横の大木が倒れました。

「ひぁ!! 危ない!」

と冷や汗をかいたものです。

 

 そんな話も、終業式で話し、冬休み中の生活について、特に軒下へは行かないことを学級指導するように

指示しました。

 

 そして、最後に児童代表の言葉として、2年生、5,6年生代表の振り返り作文を発表しました。

 

 

この場面への準備の時間も見に行きました。

自分の感じたこと、思い出を形にすることはとても大切な学習で、

計画的に指導しなければ、文章表現力は身に付きません。

 

作文用紙を見ると、何度も推敲して書き直したのか、消しゴムの後が残っています。

 

発表者が縦に並んで待つ斬新な発表でしたが、5名の発表です。

 

名前は伏せますが、発表者の作品を紹介します。

 

クラスの思いで
紋別市しょこつ小学校 2年1組 〇〇 〇〇
 1番楽しかったことは、みんなで給食を食べたことです。ドラえもん九九の歌を流した時、みんなが笑ったのがちょっと面白かったです。これからももっとドラえもんの九九の歌を聞きたいです。
 2番目に楽しかったことは、授業です。特に道徳や国語、算数でみんなと協力して考えたり、計算したりしたことが楽しかったです。
 3番目に楽しかったことは、フラフープです。友だちとどっちが長く回せるかバトルして楽しかったからです。これからもっと上手くなりたいです。冬休みが終わったらもっとフラフープをしたいです。
 冬休みにがんばりたいことは、魚について知ることです。りゆうは、魚が好きだからです。
 これが私の思い出と冬休みにがんばりたいことです。

 

二学きの思いで
 〇〇 〇〇
 ぼくの二学きの思い出はまちたんけんに行ったことです。とくにおもしろかったことは、かまぼここうじょうのきかいのうごきが早かったことです。
 ぼくの冬休みの楽しみは、やすなりの家におとまりすることです。
 とくに楽しみなことは、やすなりの家でぬいぐるみであそぶことです。

 

二学きのおもい出

 〇〇 〇〇

 ぼくの二学きの想い出は、じりつでハロウィンお楽しみ会をしたことです。ぼくがいちばん楽しかったことは、トリックアトリートをあいかさんにいえたことです。プレゼントはカップケーキとあめでした。プレゼントをもらったらうれしかったです。
 冬休みに楽しみなことは、クリスマスプレゼントをもらうことです。ハイパーレスキューブレイバDXセットがほしいです。

 

2がっきのおもいで

 〇〇 〇〇

 ぼくの二がっ期のおもい出は、かけざんのがくしゅうです。
 ぜんぶで、なんこずつのことばがあると、かけざんだとわかりました。
また、べんきょうしたいです。
 ぼくのふゆやすみにたのしみなことは、くりすますぎょうじです。プレゼントをもらうことです。ぽりすブレイバーパトカー&白ばい合体せっとがほしいです。これで、はっぴょうをおわります。

 

二がっきのおもい出

 〇〇 〇〇
 ぼくの二がっきのおもい出は、まちたんけんです。まちたんけんでは、ヤマイチ水さんがおもいでにのこりました。魚をたくさんみして(見せて)もらってたのしかったです。カニをみれてたのしかったです。
 ふゆやすみにたのしみなことは、きたみにいくのです。ともだちのいっておとまりするのがたのしみです。

 

 子ども達の作文、日記はきっかけをつかむと読み手を引き付ける文章表現をするものです。

書き出しを工夫して、

 

 「ガガガガガガ!!!」

 機械の音が耳を貫く。

 そう、ぼくは水産加工場に来ている。

 

 なんていう書き出しにしたら面白いですよね。

 

そういった、アウトプットする能力も身に付けさせたいものです。

 

 1月15日に再会しましょう。

皆様、よいお年を…。

すっかりブログの更新を怠ってしまいました。

 

昨日、餅つきがあり、これまでお世話になっていた「西部耕地」の職員の方に、

「校長先生ったら…、ブログもアップしてくれないし…。」

とご指摘を受けてしまいました。

 

「申し訳ありません、今日の餅つきも、会議があって参加できないんです…。」

そんな言い訳にも、あったかい職員の方々。

笑顔で対応してくれました。

 

子ども達の様子は、写真で確認しました。

みんないい顔でした。

 

今年も大変お世話になりました。

 

さて、標題に戻りますと…、

 

最近、私は子ども達や職員と、「本質」について語るのが面白いと思っています。

本質って難しい感じがしますが、簡単に言うと、

言動の「意図・根拠」だと定義します。

 

「どうして勉強しているの?」

「そのように行動したのはなぜ?」

 

といった感じです。

理屈っぽく感じるかもしれませんが、相手を理解するときに、「どうしてなの?」

という本質の視点が必要だと思うのです。

 

先日、登校したこの子に、こんな質問をしてみました。

「昨日ね、算数の授業を見てたんだけど、あなただけみんなと考えが違ったよね。

 でも、あなたは自分の意見を発表したじゃない?

  どういう思いがあったの?」

 

すると、

「いやぁ…、みんなと違うと分かったから、発表するにも勇気が必要だったんだけど…、

 でも、みんなとの違いをはっきりさせたくて。」

と答えてくれました。

そこにこの子の必要感があったのでしょう。

 

先日、職員の打ち合わせの際、生徒指導(持ち物)について、協議しました。

職員全員がそれぞれの考えをもっているので、そのメッセージを聞いていると、

「なるほどなぁ…。」

と私は心の中でつぶやいていました。

正解を話し合うのではなくて、主張を支える根拠を共有し合うのです。

結局、「こうしよう!」と、焦点化できたのですが、こうした議論を続けることで、

相手理解だけでなく、自分も理解できると思いました。

 

昨日、小中学校の10名で、「ゆうべつ学園」の視察に出掛けました。

義務教育学校化した学校です。

 

様々な視点で観察してきましたが、

随所にこだわりを拝見しました。

付箋いっぱいに文字が書かれた掲示物。

「書くこと」を大切にしているとのこと。

その根拠も分かりました。

 

鞄や靴のしまい方も徹底していました。

「こういうところに学校の様子が出ますよね。」

と話した私に、

「そうですよね。」

と共感してくれた学園の校長でした。

 

もう11月が終わります。

インフルエンザ流行の話が聴こえますが、本校はまだその波には乗っていません。

どうかみなさんもご自愛ください。

 

今回も私のつぶやきにおつきあいいただき、

ありがとうございました。

昨日、11月の全校朝会の場で、Y先生がおもしろい仕掛けをしていました。

 

本人も過去に陸上競技に携わっていた経験を活かし、

「スポーツってするだけじゃなく、知る楽しさもあるよ。」

という主張です。

 

そこで、日本記録、世界記録を知ることに視点を当て、

日本記録保持者の記録を再現していました。

「2m35cm」といっても、ピンときません。

子供たちが授業で使っている走り高跳びの道具じゃ足りません。

その高さに驚きです。

実際に、跳んでいるところの動画を視聴したところ、

「おおおおおおおお!!」

という反応。

 

続いて、

走り幅跳び。

動画をみて驚く様子に、追い打ちをかけるかのように、

「みんなの横にあるコーンが、その記録なんですよ。」

と振りました。

「すげぇえええ!!」

といった後、

「やってみたいですか?」

と投げかけると、

はい!!!

ハイ!!!

 

という子供たち。

走り出して実際に跳んでみました。

「3回分ですね。」

 

日本記録のすごさを知ることができます。

 

そして、砲丸投げ。

砲丸投げの際、砲丸の重さに視点を変えて、7Kgの荷物を持ってみました。

「この重さを20m以上投げるんですね。」

 

そのすごさを改めて価値付けていました。

 

体育というと、すること(技能)面だけに着目されがちですが、

体育嫌いが増えてきている要因の一つに、できるかできないかだけを重要視してしまうことが挙げられます。

走ることが苦手な子に、「速く走りなさい。」という訳の分からない押しつけをされ、

走れないことをまざまざとみんなに見せつけてしまう苦悩の表れなのかもしれません。

 

私は、バスケットはしないけれど、観戦は大好きです。

野球は指導するより実際にすることが好きです。

オリンピックの記録を知って、人間の能力の凄さを共有することもすきです。

 

こういう体育とのかかわり方があっていい

と思う私と、Y先生は同じ視点で主張していたようです。

 

そして、「やってみよう。」とは言わなくても、

子供たちが勝手に動き出す仕掛けをしていたことに、

私は感心して観ていました。

昨日、ダスキンの掃除授業について紹介しました。

一日過ぎた今日、本校の養護教諭と雑談していたことです。

 

「今日、低学年の掃除を観ていたんです。

 雑巾をしぼって拭き掃除をしようとしていた子が、

『そうだ! 手のひらの大きさだった!』

って、つぶやいてたんです。

 昨日の学びがつながってると思いました。」

 

と教えてくれました。

 

私は、子供の学びのつながりを知ることができたと同時に、

養護教諭に話したことがあります。

 

「その子が継続して意識できると本物になるね。

 それもそうだけど、わたしは、あなたのそういった子の見取りをしようとする、

アンテナに感心します。」

 

子ども達だけじゃなく、人は思いや感じたことを表出する手段は違うし、

表出しない場合だってあります。

そういう事実の中、相手を知ろうとするために、

話させたり、書かせたり、表情を観たりします。

前提として、相手を知ろうとするアンテナが大事だということです。

 

ある学級の担任が発行する学級通信に、こんなことが書いてありました。

 

「誰にでも得意なこと、苦手なことがある。その違いを認めることが大事。

〇〇さんが、◇◇さんに、

 『その音、苦手だから、出さないでね。』

 と自分の思いを柔らかく(表現)告げていた。

 自分のことは自分で伝える姿は立派だった。」

 

そのように担任が学級通信の中でメッセージを伝えることができるのも、

子供たちの様子を知ろうとするアンテナを高く張っているからです。

 

この他に、ある学級の廊下には、こんな掲示物もありました。

学び方を学習している高学年の「家庭学習(自主学習)」を紹介しています。

今月の学校だよりでも紹介していますが、

やらされる学びではなく、はてな?を生み出して解決する学びへの、

子供と担任のアプローチです。

 

このように、自分だけでなく、

周りの人、物、事に価値を見付けようと学び続ける学校でありたいです。

渚滑小の玄関にある温度計が、マイナス15度を下回っています。 頬がピンと張られるような感覚です。   毎朝、7時45分に玄関に行くと子ども達が玄関で待っています。 「おはようございます!」 そういってドアを開けると、ニコニコした子ども達が入ってきます。   外へ出ると、必ず除雪している子がいます。   スコップをもって、雪を移動させています。 私や公務補がお願いしているわけではないのですが、 毎日のルーティンとなっています。   この子たちは、除雪を使命としてしているようではなく、「雪」と「スコップ」と触れ合っている感じがします。   集会のあいさつで、私はよく「癖」について話をします。 「挨拶の癖」「整理整頓の癖」「早寝の癖」「食事の癖」…などです。   いい癖をつけると、いいことに出会ったり嬉しい体験をしたりする機会が増えるよ。 という原則的なことを、回りくどく話しているわけです。   毎朝、除雪している子たちを見ると、何だか心が和やかになっています。   雪が降ると、避難経路を確保するために、除雪してくれる公務補です。 こういう姿を見ると、ホッとします。
2月になりました。 本日の全校朝会の「先生から」のコーナーでは、 S先生の、「いろんな視点で物事を見ることは大切」というメッセージです。 これまで読んできた絵本の中から、お勧めの本を紹介しながら、子ども達に問い掛けていきます。     子ども達の想像力を深めたり、作者のメッセージを感じて自分の思いと比較する面白さ、学びは読書が最適です。   先生の話を聞いているときの子ども達は真剣です。   先生の話が終わり、子ども達から質問や感想をききます。   「先生がそのようなことを考えながら本を選んでいるのか…と思うとすごいなと思います。」     渚滑小学校では、相手意識をもって発表したり、 その場で質問する活動を通して、学びを深いものにしようと取り組んでいます。 実はとっても簡単な取組で、 何か活動した後、 「それ、どうして?」 「何を考えながら動いたの?」 「最初と最後で何か変わった?」 と問うだけで、その活動の質がぐっと深まります。   発表会では発表の練習をするけれど、そのほかの場面で発表(意見・質問)できなければ、 練習のための練習でしかありません。   「今の先生のメッセージ、何を感じた?」 とか、 「自分と似てなかった?」 と問うて発表させることが大切です。   その意見発表を聞いて、「僕と似てる。」 「私とここが違う。」 「もし、〇〇だったらどうだろう?」 といった、相手の活動に対するリアクション、レスポンスを考えながら聞くことを 意識付けたいものです。 つまり、「他人の話を自分事にする」一つの手立てです。   何か意図をもって活動すると、比例して成果が広がっていくものです。
新一年生の子を見送る小学校の子ども達が、名残惜しそうに言いました。 「待ってるからねぇ! バイバイ!!」   本日、一日入学をしました。 控室で待つ年長さんを呼びに来た1,2年生の先輩たち。 呼びに来た子も、呼ばれた子も緊張でぎくしゃくしてロボットのようです。 「おいで。」 「・・・。」 この間(ま)が緊張を一層大きくしています。   それでも、先輩たちは、後輩たちに名札を着け、教室へエスコートしています。   教室前で待機してもらい、お祭りの準備です。   さぁ、はじまりはじまり! 「いらっしゃいませぇ!!!」     この日のために接客の練習をしてきたものの、声が届きません。 ゲームのルールを分かるように説明しています。 ここでは、担任団は手を貸しません。 練習では手を貸して、本番は見守る。 練習で得た「知識」を本番で「思考・判断・表現」する。 といったかかわり方です。   時間が経つにつれ、だんだんお互い慣れてきたようです。 笑い声が増えてきました。 説明する声にも張りが出てきました。             帰りに、 「どうだった?」 とたずねると、 「すっごい楽しかった!」 と返答してくれました。   準備した低学年の子ども達も、いい眼をしていました。 練習した通りにいかないとき、その時にその子の踏ん張りが現れます。 踏ん張ることができるように、担任達は事前に知識を与えます。 何もなしに踏ん張ることはできないからです。   私は、保護者の方々に一枚の写真を見せ、一つお願いをしました。 「この子の眼、生き生きとしていると思いませんか? 何か行動しようとしているとき、行動しているときの勢いは「眼」に現れると思っています。 こういう眼をした子ども達であるために、学校では様々な支援や指導をしています。   ただ、学校だけではこうした眼を創ることはできません。 保護者の皆様にお願いしたいこと、 それは、「睡眠時間をしっかりとること」「朝ご飯を食べてくること」 最後に踏ん張れる子は、これをしている子に尽きます。 どうか、お子様をしつけていただきたい。」   保護者の方々は、熱心に耳を傾け、うなづいたり、メモを取ってくださいました。   4月の入学式、待ってるからね!   (※本日の写真掲載の了承ありがとうございます。)
紋別市も氷点下10度になる日がやってきました。 流氷も近付いていることが分かります。   さて、今日も校内を歩いていると、楽しい学びをしている風景を観ました。   まず、外を眺めていると低学年がグラウンドを走り回っていました。 よく見ると、グラウンドに山がいくつもできていたり、走るコースが作られていたり…。   そう、校務補さんが、寒い中、除雪してくれていました。 こうした手が加わらなければ、これから始まるスキー学習の準備もできないはず。 ありがたいことです。   中学年では、道徳の授業をしていました。 内容項目は「感謝」 担任と、話し合っています。   中学年道徳の「感謝」のねらいは、 「家族だけでなく、自分を支えてくれている人に感謝する心を」 というもの。   教科書の教材に触れた後、担任は「学校だより」を用意していました。 今月号の学校だよりは、渚滑小学校評価アンケートの分析を掲載したものでした。 その中に、子ども達の自由記述があり、 「渚滑小のよいところ、こうしてほしいところ」 について子ども達の記載内容を掲載しています。   「過ごしやすい・先生たちが優しい(校長先生も)」 わたしを見つめる子も。     「これ以外にすべての人が良すぎて文句が一つもない。」 『へぇ!!!』   「こう書いた人の気持ち、分かる?」   身近な題材を用いて、自分を支えている人や物に目を向けさせていました。 子ども達は、学校が大好き、先生たちも大好きなことが、このアンケートから分かります。 でも、「自分を支えてくれる人に感謝しなさい。」 と伝えて終わりでは、道徳はつまらない学習で終わります。 感謝の押しつけだからです。 そうならないために、子ども達の心を揺さぶる「発問」を先生たちは考えるのです。   (学校だより1月号)をご覧ください。   下校の時刻になりました。 校長室のドアをノックする音が聴こえます。 「失礼します。 さようなら!」   かわいい顔がひょっこり見えました。 毎日、このように一言挨拶を続ける子が何人もいます。   放課後になりました。 本日は、職員研修の日。 内容は、「特別支援教育について」です。   後日、管内の教職員を相手に、講義をする講師の職員がいて、 その教員が研修をかって出てくれました。 たくましく成長するために大切にしたい内容を、ビシビシ話してくれました。 渚滑小学校には、教職員相手に講師できる人がたくさんいます。   学び続ける人が集う場所が「学校」であり、それは子どもだけではありません。   7年度もあと2か月です。 学びの集大成として、子ども達、先生たちの目に見える変容がたくさん表出しています。   本日の流氷情報を紹介して終わります。(※気象庁HPより) よい週末を…。
冬休み明け、恒例の自由研究発表会を行いました。 渚滑小では、学んだことをいかして日常につなげることを意識して学習を進めています。 今回の発表会は、冬休みの作品を相手意識をもって伝える目的があります。   各学年の国語では、「話す・聞く」教材があり、ここで学んだ内容と作品発表をリンクさせているわけです。 聞き手がイメージしやすい発表とは? モニターを使うのも有効です。 発表の言葉を選び、プレゼンしていました。   プレゼンが終わった後、感想や質問が飛び交います。   質問を聞いて、その場で答えることもいい学びです。 端末を使って、スライドにまとめた作品も増えてきました。   「回転ずし」を作った子の作品を、実際に触って動かしてみると、「へぇ!!」 という声が挙がりました。   私はこの会で、 「夏休み発表会では、自分の作品を(恥ずかしくて)紹介できなかった子が、 今回の発表会では見事に変わっていました。 感動しました。」 と話しました。   参観していた保護者の方も、感動していたと思います。   ちょっとした変化、変容を価値付けると、子ども達たちの「学び」に向かう姿勢は変わります。 20名を超える保護者の方の優しいまなざし、拍手も子ども達には貴重な価値付けです。   質問や感想を考えながら聞き、発表者もその場で対応する学習は大切だと、 あらためて感じた時間でした。
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