体力向上だけではない「何か」(縄跳び記録会)
本日、全校で縄跳び記録会を行いました。先週から縄跳びの取組をスタートさせていました。全校で取り組む場と個々人の自由な裁量で取り組む時間と分け、それぞれの目標に向かって取り組んできました。
全ての教育活動に言えることですが、一人一人の目標とするところが異なってよいのです。
今回の縄跳びについては、「回数」という記録にこだわる場合もあれば、「技の難易度」というところにこだわる場合もあります。もしかすると、「この時間だけでもいいから頑張る」という目標があってもよいのです。
自分の記録にチャレンジしている子に聞いてみました。「あきらめず頑張る」という反応が返ってきました。その考え方にとてもうれしくなりました。
縄跳びという場は人(特に好きではない人)によってはこの期間限りのものです。しかし、「あきらめずに頑張る」という価値観はどの場でも必要なことです。この活動(または体験)を通して縄跳びという技能以外の場面でこのような心を生かすことも教育活動です(もちろん、縄跳びが少しでもできるように進めていくのも学校の役割です)。