11月の自分を

 11月の生活目標は、「新しいことにチャレンジしよう」でした。

今月初めの全校朝会で、私は、

「チャレンジするっていうけど、失敗するのこわいでしょ…。

 校長先生も、小学生の時、少年団の試合で監督に、

『代打、いけるか?』

 って言われたとき、打てる自信がなくて、断ったんだ。

 

 その時のコーチに、『なぜ、代打を断ったんだ? 失敗してもいいじゃないか!』

って、叱られた…。

 でもさ、やっぱり失敗するのが怖くてね…。

 挑戦するって難しいと思わないかい?」

 

 そう尋ねると、子供たちはうなずいていました。

 

「ただね…、成功するかどうかは分からないけど、やったぞ!って思える人は、

絶対に挑戦した人だと思う。

 みなさん、今月は、何かに挑戦してみてください。」

 

 と、声を掛けました。

 

…さて、一か月が経ちました。

苦手な野菜を食べることにチャレンジした子。

跳び箱に挑戦して結果を出した子。

朝学習を始めた子。

など、ボードにはたくさんの言葉が書かれています。

その言葉に返信する子もいて、仲間で価値付けています。

 

来月は生活目標が変わります。

「もうチャレンジすることは止める?」

という声を掛けたとしたら、子供たちは何と答えるでしょう。