学習するチャンスをいただいた(稲作を通して)
今日は西部耕地の方々とまとめの学習「もちつき」でした。
うすと杵を使って餅をつく体験は、なかなかできることではありません。
蒸かしたもち米をうすに入れる瞬間、沸き立つ湯気をみて、
「うわぁ!!」
という歓声も沸きました。
しばらく、もち米をこねてから、全員で餅つき体験です。
大きさの違う杵を自分で選んで、餅をつきます。
ついた餅を、一口大にちぎっていきました。
ちぎった餅を、砂糖醤油でいただきます。
給食を食べた後なのに、20個近くたいらげた子もいました。
「おいしいね。」
という声があちこちで聞こえます。
最後に、学校代表者がお礼の言葉を述べました。
自分たちのこれまでの体験を踏まえて、素敵なお礼ができました。
私も最後に挨拶をする機会をいただきました。
「お米の生産量日本一はどこ?」
『新潟!』
「では、もち米の生産量日本一はどこ?」
『えっ!?』
「北海道なんです。でも、同じお米なのに、どうして違うのかな?」
『そうだなぁ…?』
「『おいしい』とか『楽しい!』っていう思いも大切だけど、
お米を通して、『どうしてだろう?』っていう「はてな」を見付けたり、
調べたりすることも学んでほしいです。
西部耕地のみなさんには、そいういうチャンスをいただいたと思っています。」
さすがの西部耕地のみなさんは、子供たちがもちをちぎっている時間を利用して、
後片付けを開始しています。
今月の学校だよりにも掲載した、「対の行動」がなされているので、
準備から片付けまでに無駄がないのです。
あっという間の6か月間でしたが、何度も体験している高学年も、
新たな学びをいただける、貴重な学習だと思います。
また来年、お世話になります。