6か月の変容

 しばらくブログ更新がおこたり、申し訳ありませんでした。

 

さて、公開研を終え、1年の折り返しをして、まもなく、1年間のまとめを意識した教育を進めることになります。

 今日は、6か月の変容を見てみようと思います。

 

これは、4月の1年なぎさ組の様子です。

机に座って学習を進めることに慣れていない子たちは、担任と支援員がマンツーマンで指導しています。

あれから、6か月が経ちました。

担任と支援員の立ち位置にあきらかな変容があります。

子供たちが、学習を進めています。とても楽しそうです。

 

次の写真。

先生の指導法にも変容があります。

紋別市が今年度導入した「電子黒板」です。

画面をなぞって文字を書くこともできます。

切り取って移動することもできます。

子供たちの思考の跡を残しておくこともできます。

1年生の「生活科」では、自分たちの生活の様子を振り返るために、

いくつかの朝の行動が示された端末の画面を操作して、自分の朝の様子を全体で見合っています。

 

目まぐるしく変化する時代で、自分の力となる大元は、「習慣」です。

 

この写真をご覧ください。

先週、「PTAレク」を中学校体育館で開催しました。

「ボッチャ」をして交流しました。

2時間弱の活動を終え、閉会式を行う前にある行動をする子たちがいたのです。

 

活動した後には、誰かが掃除するものです。

モップ掛けをする姿がありました。

私は感心しました。

「使った後の場は、片付け、掃除をするものだ。」

ということを理解しているのです。

そして、その様子をみた保護者の方が、

「並んでモップを掛けなさい。」

とおっしゃいました。

 「言われなくても進んで掃除する」こと以上の指導をしていることに、

私は、渚滑地区の教育の強さを感じたのです。

 

 本校の職員の中でも、

「学ぶ態度だけでなく、学ぶ内容、考え方のレベルをアップすべきだ。」

という声が挙がっています。

 

 どんな人間も、常に学び、変容していく必要があります。

年齢や立場によって、その考え方や価値観は同じではありませんが、

そういう人が集まって仕事をしたり、学んだりすることに意味があり、

自分たちの足跡を分析しながら前に進んでいくことが大切だと感じています。

 

鹿が出没する裏庭も、

白く変容しました。

寒い冬がやってきました。