今日、廊下を歩いていると、ある子に呼び止められました。
「校長先生に聞きたい(訊ねたい)ことがあるんだけど…。」
『ん? 何だい?』
「渚滑小学校って、どうしてチャイムが鳴らなんだろう…。」
と話してきました。
『困ってるの?』
「いや、困ってはいないけど、どうしてかなと思って。」
『ノーチャイムにしているねらいがあるんだよ。なんだと思う?』
しばらく腕を組んで考えています。
『ノーチャイムで困りそうなことを考えてみて。』
「う~ん、時計を見ないと授業に遅れちゃう。」
『そうだよね。じつはそこをねらっているんだよ。
時計を見ながら次の行動に移すことができるようになってほしいってこと。
もう一つはね、これは校長先生の考え方なんだけど、
時計を見なくても、時間の感覚を身に付けてほしいってこと。
休み時間が5分なら、時計見なくてもだいたい5分経ったって分かるんじゃない?
つまり、5分とか、10分とか、感覚を学んでほしいなって思ってる。』
「へぇ、そうかぁ、僕も今、時計を見ながら動いてる。朝起きたり、朝、学校に来たり。」
『いいね。これからの人生、すべてチャイムが教えてくれるわけじゃないでしょ?
まぁ、チャイムを聞いてけじめをつけるってことができるかもしれないけど、
どちらにせよ、今の世の中、時計を気にしながら生きなきゃいけないからね。
今のうちに、時計を見る癖をつけると、役に立つと思うよ。』
「はいっ!」
子供の「?」を大切にしたいものです。