昨日、11月の全校朝会の場で、Y先生がおもしろい仕掛けをしていました。
本人も過去に陸上競技に携わっていた経験を活かし、
「スポーツってするだけじゃなく、知る楽しさもあるよ。」
という主張です。
そこで、日本記録、世界記録を知ることに視点を当て、
日本記録保持者の記録を再現していました。
「2m35cm」といっても、ピンときません。
子供たちが授業で使っている走り高跳びの道具じゃ足りません。
その高さに驚きです。
実際に、跳んでいるところの動画を視聴したところ、
「おおおおおおおお!!」
という反応。
続いて、
走り幅跳び。
動画をみて驚く様子に、追い打ちをかけるかのように、
「みんなの横にあるコーンが、その記録なんですよ。」
と振りました。
「すげぇえええ!!」
といった後、
「やってみたいですか?」
と投げかけると、
はい!!!
ハイ!!!
という子供たち。
走り出して実際に跳んでみました。
「3回分ですね。」
日本記録のすごさを知ることができます。
そして、砲丸投げ。
砲丸投げの際、砲丸の重さに視点を変えて、7Kgの荷物を持ってみました。
「この重さを20m以上投げるんですね。」
そのすごさを改めて価値付けていました。
体育というと、すること(技能)面だけに着目されがちですが、
体育嫌いが増えてきている要因の一つに、できるかできないかだけを重要視してしまうことが挙げられます。
走ることが苦手な子に、「速く走りなさい。」という訳の分からない押しつけをされ、
走れないことをまざまざとみんなに見せつけてしまう苦悩の表れなのかもしれません。
私は、バスケットはしないけれど、観戦は大好きです。
野球は指導するより実際にすることが好きです。
オリンピックの記録を知って、人間の能力の凄さを共有することもすきです。
こういう体育とのかかわり方があっていい
と思う私と、Y先生は同じ視点で主張していたようです。
そして、「やってみよう。」とは言わなくても、
子供たちが勝手に動き出す仕掛けをしていたことに、
私は感心して観ていました。