目的と意図をもって取り組む、振り返る
来週、マラソン記録会があります。
今日は、中間記録会をしました。
マラソン記録会という取組がなくなっていく学校が多いのですが、そこに意図がなくなってしまった理由からでしょう。
ただ、本校では、「気付きをつなげる子」の育成を目指し、自分の体に気付く、走り方を知る、こんな時に頑張れる自分を次の活動につなげることを意図としているため、この教育活動を続けているわけです。
「走るの嫌だな…。」
と思うのは当然です。
でも、そんな中でも、こんな工夫をしてみたらどうだろう?
と考えたり、周りの友達や先生からアドバイスをもらって取り組むことができたら、
そこに価値が生まれるはずです。
渚滑小の教員は、そういう見方をしながらマラソン記録会の準備をしているわけです。
今日の中間記録会を見ていると、先生たちも汗を流していました。
子ども達は、マラソン記録会を終えたときのゴールの自分を設定して、
取り組んでいます。
話は変わりますが、今日は寒い1日でした。
外を見ると、畑が秋の姿に変わっていました。
今年度、場所とサイズを変えて取り組んだ活動です。
担当の職員から畑にかかわる振り返りの視点が提示されていました。
「畑のサイズは活動に合っていたか。」
「ビニルハウスのサイズは…。」
などの数点ですが、来年度につなげるための視点であり、
目的が明確なものでした。
「何かあれば記入してください。」
これほどぼやけてしまう訊ね方はないとはないと思います。
そういう振り返りをしていない組織は、みんなでスキルが向上していきます。
「意図と目的を明確に」と、
職員みんなで確認していることが、形として見られる場面でした。
「学び続ける学校か?」とは、そういうところでも評価できます。