すっかりブログの更新を怠ってしまいました。
昨日、餅つきがあり、これまでお世話になっていた「西部耕地」の職員の方に、
「校長先生ったら…、ブログもアップしてくれないし…。」
とご指摘を受けてしまいました。
「申し訳ありません、今日の餅つきも、会議があって参加できないんです…。」
そんな言い訳にも、あったかい職員の方々。
笑顔で対応してくれました。
子ども達の様子は、写真で確認しました。
みんないい顔でした。
今年も大変お世話になりました。
さて、標題に戻りますと…、
最近、私は子ども達や職員と、「本質」について語るのが面白いと思っています。
本質って難しい感じがしますが、簡単に言うと、
言動の「意図・根拠」だと定義します。
「どうして勉強しているの?」
「そのように行動したのはなぜ?」
といった感じです。
理屈っぽく感じるかもしれませんが、相手を理解するときに、「どうしてなの?」
という本質の視点が必要だと思うのです。
先日、登校したこの子に、こんな質問をしてみました。
「昨日ね、算数の授業を見てたんだけど、あなただけみんなと考えが違ったよね。
でも、あなたは自分の意見を発表したじゃない?
どういう思いがあったの?」
すると、
「いやぁ…、みんなと違うと分かったから、発表するにも勇気が必要だったんだけど…、
でも、みんなとの違いをはっきりさせたくて。」
と答えてくれました。
そこにこの子の必要感があったのでしょう。
先日、職員の打ち合わせの際、生徒指導(持ち物)について、協議しました。
職員全員がそれぞれの考えをもっているので、そのメッセージを聞いていると、
「なるほどなぁ…。」
と私は心の中でつぶやいていました。
正解を話し合うのではなくて、主張を支える根拠を共有し合うのです。
結局、「こうしよう!」と、焦点化できたのですが、こうした議論を続けることで、
相手理解だけでなく、自分も理解できると思いました。
昨日、小中学校の10名で、「ゆうべつ学園」の視察に出掛けました。
義務教育学校化した学校です。
様々な視点で観察してきましたが、
随所にこだわりを拝見しました。
付箋いっぱいに文字が書かれた掲示物。
「書くこと」を大切にしているとのこと。
その根拠も分かりました。
鞄や靴のしまい方も徹底していました。
「こういうところに学校の様子が出ますよね。」
と話した私に、
「そうですよね。」
と共感してくれた学園の校長でした。
もう11月が終わります。
インフルエンザ流行の話が聴こえますが、本校はまだその波には乗っていません。
どうかみなさんもご自愛ください。
今回も私のつぶやきにおつきあいいただき、
ありがとうございました。