渚滑からのつぶやき

本日5月21日、5・6年生を対象に紋別税務署の方を講師にお招きし、「租税教室」を実施いたしました。
 
授業では、税金とは何か、みんなの身近な物でいうと何に使われているかなどを、クイズ形式で楽しみながら教えていただきました。
何に使われているのかを考えるコーナーでは、医療や除雪にも税金が使われていることに驚きの声が挙がっていましたが、中でも「学校の机、跳びばこ、図書室」など、自分たちの学校生活にも使われていると知ると、さらに大きな驚きの声が挙がりました。
また、「小学生が学校で勉強するために1年間で使われる税金は、一人当たりいくらでしょう」という難問クイズでは、3択で意見が大きく割れましたが、正解が「約94万円」であると知り、子どもたちは大変驚いていました。
 
最後には、1億円の見本が入っているアタッシュケースを実際に持たせていただく体験がありました。「重い!」「すごい!」「欲しい!」といろいろな歓声が上がり、楽しみながらお金や税金の仕組みを知る、とても良い勉強になりました。
学校での学びが社会のどのような仕組みと結びついているのかを知り、学びを社会と往還させる経験は、本校が重点目標として掲げる「日常生活につなげる力」を育む上で非常に重要です。
 
これからも、専門家の方々や社会と関わる経験を大切にしながら、豊かな教育活動を展開してまいります。
 
本日5月20日、長く続いた曇りや雨、そして寒さが和らぎ、久しぶりに眩しい晴れ間が広がりました。
登校してくる子どもたちの表情も、お日様に負けないくらいの笑顔で溢れていました。
 
 
そんな絶好のコンディションの中、今日は中学生との初顔合わせとなる「運動会合同練習」が行われました。
本校は、来年度の義務教育学校開校を見据え、小学校と中学校が一体となって教育活動を展開しています。
 
練習の冒頭では、中学生も交えた紅白のグループで輪になり「自己紹介」を行いました。今春卒業し、中学1年生になったばかりの先輩たちとの再会に、小学生たちはにっこりと嬉しそうな表情を見せていました。
 
 
リレーの練習では、走る前に中学生が紅白それぞれの組で「ルールや気を付けること」を説明してくれました。
小学生の目線に立ち、ゆっくりと分かりやすい言葉で説明する中学生の姿は、まさに下級生を思いやるリーダーそのものでした。
 
 
こうした異年齢での交流や協働は、社会性を育むとともに、子どもたちが「自分もあんな風になりたい」と未来の自分を描く貴重な機会となります。
 
 
 
中学生との接続を深めながら、互いの良さに気付き、高め合っていく。
そんな「夢に向かって学び続ける子」の姿が、グラウンドのあちこちで見られた素晴らしい一日となりました。
 
 
本日5月15日、学校の表にある畑で、子どもたちによる苗植えと種まきを行いました。
この活動を迎えるにあたり、事前に地域の方々が土起こしや肥料入れにご協力くださいました。
学校を支えてくださる地域の皆様に、心より感謝申し上げます。
 
今日は、その土に、子どもたち自身で畝(うね)を作り、地域の「畑の先生」に分からないことを積極的に聞きながら作業を進めました。
 
 
 
 
畑の先生から「にんじんは、お日様が大好きだから、種の上に掛ける土は薄くしてね」と教わると、子どもたちはその言葉をしっかりと受け止め、仲間と協力しながらとても丁寧に種をまき、そっと土をかけていました。
 
 
また、作業の初めには、子どもたちが一生懸命に石拾いをしていました。
そこで私が「なぜ、石をとっているの?」と尋ねてみると、
高学年の子は「だって、石に根が当たると、それ以上伸びなくなってしまいますよね。だからですよ」と答えてくれました。
試しに中学年の子にも同じ質問をしてみましたが、全く同じ答えが返ってきました。
 「先生に言われたからやる」のではなく、「なぜやるのか」という行動の目的や意味をしっかりと理解して作業する姿は、まさに本校が重点目標に掲げている「日常生活につなげる力」や「問いをもって学び続ける力」の表れであり、自ら考えて行動する姿を大変立派に感じました。
 
低学年はあさがおのたね植え。
「早く咲かないかな」と植えたばかりなのに、うきうきして鉢をのぞき込みます。
 
 
さらに嬉しかったのは、作業が終わった後の姿です。
全員で畑の先生にお礼を言ったのはもちろんですが、解散した後にも、個別に畑の先生のところへ行き、「ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えている子どもたちがいました。
本校が大切にしてきた「優しさ」や「挨拶」の伝統が子どもたちの中にしっかりと根付いており、これが他者を思いやる「仲間と語り合う力」に繋がっていると嬉しく思いました。
 
地域の皆様の温かいご支援と、子どもたちの「自分を伸ばし 明日を創る」頼もしい姿が交差した、とても素晴らしい時間となりました。どのように育っていくのか、子どもたちと一緒に見守っていきたいと思います。
 
 
 

今日は、学校で「避難生活訓練」がありました。紋別市役所の方を講師に迎え、いつ起こるかわからない災害に備えて、みんなで真剣に、そして温かく学び合った一日となりました。

 

訓練の中では、子どもたちのキラリと光る姿がたくさん見られました。

段ボールベッド作りでは、「せーの!」と元気な声を合わせて段ボールの切れ込みに部品を組み合わせる姿。

 

大きな毛布を片付けるときには、二人で端と端をしっかり持って、息をぴったり合わせて丁寧にたたむ姿。そしてそれを見守り応援する姿。

 

どの場面でも、自分たちで考えて動こうとする一生懸命さが伝わってきました。

 

特に心に響いたのは、縦割りグループでの相談タイムです。

 

 「避難するとき、何を持っていこうか?」という問いかけに

上級生たちが頼もしいリーダーシップを発揮してくれました。

後輩の意見を決して否定せず

「そうだね」「それ、持っていけるかな?」

と、優しく包み込むような「ふわふわ言葉」でやり取りを進めていたのです。

 

「そんなのだめだよ」といった言葉は一つも聞こえてきませんでした。

 

相手を思いやりながら対話する姿は、本当に素晴らしかったです。

 

避難生活という不慣れな環境で一番の力になるのは、こうした「仲間と語り合う力」と「助け合いの心」です。

 

これは私たちが目標にしている「自分を伸ばし 明日を創る子」の姿そのものでした。

本日から5月です。月初めの全校朝会では、先生方による「朝のお話」が行われました。

今回の担当の先生。手元に一枚の画像を用意して、子供たちに問いかけました。

 

コップの中のジュース、あなたならどう言う?

画面に映し出されたのは、ちょうど半分までジュースが入ったコップの写真です。 先生が「これを見て、なんて思う?」と聞くと、子供たちからは元気な声が返ってきました。

  • 「まだ半分もある!」

  • 「もう半分しかない…」

見事に意見は半分に分かれました。 先生はにっこり笑って、こう続けました。

「どちらが正解、ということはありません。でも、先生は『まだ半分もある!』と思えるような毎日を過ごしたいな、と思っています」

 

 「ふわふわ言葉」で心にゆとりを

同じ「半分」という状況でも、捉え方ひとつで心の持ちようは変わります。 「もうダメだ」と思うより、「まだいける!」と考える。 そうすることで、不思議と次に踏み出す勇気が湧いてくるものです。

また、自分の心だけでなく、周りの友達の心も温かくするために、「ふわふわ言葉(ポジティブな言葉)」をたくさん使っていこう、というお話もありました。

 

  • 「ありがとう」

  • 「すごいね」

  • 「大丈夫だよ」

こうした言葉が飛び交う学校は、きっと笑顔でいっぱいになりますね。

 

4月24日、「1年生を迎える会」が開催されました。

 入学から約3週間。少しずつ学校に慣れてきた1年生を、全校であたたかく迎え入れる素敵な会となりました。

「よろしくおねがいします鬼ごっこ」、「ダジャレクイズ」、「色かくれんぼ」でみんなで楽しみました。

 

笑顔の「ひみつ」

会の終了時、校長から、全校に話しました。

『今日、皆さんが心から楽しめたのには、ある「ひみつ」があります。それは、お兄さん・お姉さんたちが、「1年生の喜ぶ顔が見たい!」と、自分たちで何度も相談し、出し物やルールを決めてくれたからです。』

 

「どうしたら1年生が安心して楽しめるかな?」 そうやって、相手の立場に立って一生懸命に考えた時間は、子供たちを大きく成長させてくれました。誰かに言われたからやるのではなく、「自分たちで考え、決めた」。 その主体性こそが、本校が大切にしている「自分を伸ばす」姿です。

 

 響き合う「ありがとう」

そんなお兄さん・お姉さんの姿に応えるように、1年生もとっても素敵でした。 「ありがとうございました!」と、お礼を伝える姿や、お礼の歌とダンス「一年生になったら」、最後は素敵な決めポーズ!に、会場中が優しい空気に包まれました。

 

 伝統が息づく「つぶやき」

校長として、何より印象に残った場面があります。 会が終わった後、ある高学年の子が、

 

「本当に良かった。楽しんでもらえてた……」 と、ホッとした表情でつぶやいたのです。

 

自分の役割をやり遂げた安堵感、そして誰かの役に立てた喜び。

この学校が大切にしてきた「優しさ」の伝統が、確かに子供たちの中に息づいていることを感じ、胸が熱くなりました。

 

 

 

今日からいよいよ1年生の5時間授業がスタートしました。
朝の会では、担任の先生から「今日から5時間だね。最後まで元気に頑張ろう!」と温かい声掛けがあり、子どもたちは少しドキドキしながらも、やる気に満ちた表情を見せていました。
 
そして迎えた、初めての5時間目。科目は図工で、「えをかく」時間でした。 実はこの授業、ただ絵を描くだけではありません。今年度、渚滑小学校が重点教育目標に掲げている「自分を伸ばし 明日を創る子 ~自己決定しながら、未来の自分を創る~につながる大切なテーマが隠されていました。
 
それは、「自分で決めて、やってみる」ということです。
 
今日の図工では、先生から「こうしなさい」という指示はありません。 「クレヨンで描くのか、色鉛筆で描くのか」 「絵を描いてから切り抜くのか、切り抜いてから色をつけるのか」 「小さい紙に描きたいのか、大きな紙に描きたいのか」
子どもたちは、たくさんの選択肢の中から、「自分はどうしたいか」を自由に選び、自己決定しながら思い思いの作品づくりに没頭していました。自分で決めたからこそ、子どもたちの表情は真剣そのもので、まさに「夢中で学ぶ」姿がありました。
 
帰りの時間には、「5時間勉強だったけど、最後までがんばれた!」「図工、すっごく楽しかった!」と、満足そうな笑顔を見せて帰っていく1年生たち。初めての5時間授業は大成功だったようです。
 

風が強くて肌寒い朝も、子ども達は元気に登校してきます。

玄関でお出迎えをしていると、笑顔でハイタッチをしながら
「おはようございます!」と元気よく挨拶してくれる子もいて、
私たちも朝からたくさんの元気をもらっています。 素敵なのは朝の挨拶だけではありません。
先日、私が会議に向かうため、職員室で「行ってきます」と声をかけて部屋を出た時のことです。
それを聞いていた近くの子どもが、自然に
「校長先生、行ってらっしゃい!」と声をかけてくれました。
その温かい気遣いが嬉しく、私も「いってきます!」と笑顔で応えました。 入学式や始業式でも「挨拶ができるこの伝統を大切にしよう」と話しましたが、
本校が目指す姿である「渚滑の伝統(優しさ・挨拶・返事、整理整頓)」が、
子ども達の日常にしっかり根付いていることを実感した嬉しい出来事でした。 これからも、この温かい挨拶が飛び交う学校の良さを、
子ども達と共に伸ばしていきたいと思います。

4月6日、令和8年度の教育活動がスタートしました。

本日は、着任式、始業式、そして1年生を迎える入学式が行われました。

 

「夢」は学びのエネルギー

始業式では、新しい学校教育目標「夢に向かって学び続けること」について話をしました。

「夢」って何かな?」と問いかけると、子どもたちからは 「アイス屋さん!」「消防士さん!」 といった元気な声が返ってきました。「漢字を覚えたい」「友達と笑顔で遊びたい」も立派な夢ですよ、と伝えました。

夢をもつことは、学びのエンジンになります。その夢に向かって、一歩ずつ、自分を磨き続ける一年にしてほしいというメッセージを伝えました。

 

「なぜ」を考えることが、夢への近道

また、今年度は「自分で考えて行動する子」「なぜそうするのかを考えられる子」の育成にも力を入れていきます。

入学式前の時間、教師が指示を出さずとも、子どもたちは自ら姿勢を正し、立派な態度で整列していました。その姿があまりに素晴らしかったので、私はこう問いかけました。

 

「どうして、そんなにしっかりとした姿勢でいるの?」 子どもたちは答えます。 「始業式入学式だからです」 「では、どうして入学式だと姿勢を正す必要があるのかな?」 しばらく考えた後、一人の児童が言いました。 「だって、ちゃんとした姿で迎えたら、1年生が安心するから」

 

「言われたからやる」のではなく、「新入生のために」という目的=「なぜ」を自分たちで考え、行動に移す。この思考のプロセスこそが、夢を実現するために必要な力です。

 

響き合う「優しさ」

入学式では、児童会長から1年生へ 「何でも聞いてほしい。優しいお兄さん、お姉さんばかりだよ」 という、温かな歓迎の言葉が贈られました。

その言葉に、緊張していた1年生の顔がふわっとほころび、安心した表情に変わった瞬間、学校が大きな優しさに包まれた気がしました。

高学年が見せてくれた主体的な行動と、下級生を思いやる心。 この素敵な芽を大切に育てながら、全校児童が「夢に向かって」力強く歩んでいけるよう、教職員一同、全力で伴走してまいります。

今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

本日、渚滑小学校は卒業式でした。

 

2年間続けた朝の出迎え挨拶。

登校する卒業生は、大人っぽく感じました。

 

玄関で仲間たちの制服姿を初めて見合った卒業生は、

「うわぁ!!! 」

と興奮気味です。

 

卒業証書を授与する姿も立派でした。

お辞儀、歩き方、返事、

どれも6年間の成長を表す一つの所作です。

 

 

 

全員、目線をしっかりと合わせてお辞儀をしていました。

日常から意識して生活してきた証拠。

 

 

涙、涙、涙の式。

保護者も、教員も、在校生も・・・。

 

 

最後の学級活動では、サプライズの歌を送られた担任団も涙・・・。

 

 

いい卒業式でした。

 

玄関で見送ってくれた在校生。

 

 

 

「もっと何かできたかもしれないけれど、がんばりました。」

そう報告する担任団。

 

今日は、みんなで支え補い合った6年間の集大成だった感じです。

 

私も渚滑で生活した2年間に終止符を打ち、

4月から新たな出会いが待っています。

 

「渚滑からのつぶやき」として、2年間、主観も含めながら学校に携わる人間の様子をご紹介してきました。

 

言葉は人を傷付ける武器になってしまうこともあるけれど、

人の思考を豊かにしたり、温かくしてくれたりするものでもあります。

私のつぶやきが、後者になるように読者の皆様の時間を頂戴してきました。

 

また、どこかでお会いできる日を楽しみにしています。

渚滑小学校を支えてくださり、感謝いたします。

そして、これからもよろしくお願いします。

 

渚滑小学校でお会いしたすべての方々に

感謝の気持ちを込めて

お元気で。

さようなら。

 

紋別市立渚滑小学校

校長 木村 智史

 

 

本日5月21日、5・6年生を対象に紋別税務署の方を講師にお招きし、「租税教室」を実施いたしました。   授業では、税金とは何か、みんなの身近な物でいうと何に使われているかなどを、クイズ形式で楽しみながら教えていただきました。 何に使われているのかを考えるコーナーでは、医療や除雪にも税金が使われていることに驚きの声が挙がっていましたが、中でも「学校の机、跳びばこ、図書室」など、自分たちの学校生活にも使われていると知ると、さらに大きな驚きの声が挙がりました。 また、「小学生が学校で勉強するために1年間で使われる税金は、一人当たりいくらでしょう」という難問クイズでは、3択で意見が大きく割れましたが、正解が「約94万円」であると知り、子どもたちは大変驚いていました。   最後には、1億円の見本が入っているアタッシュケースを実際に持たせていただく体験がありました。「重い!」「すごい!」「欲しい!」といろいろな歓声が上がり、楽しみながらお金や税金の仕組みを知る、とても良い勉強になりました。 学校での学びが社会のどのような仕組みと結びついているのかを知り、学びを社会と往還させる経験は、本校が重点目標として掲げる「日常生活につなげる力」を育む上で非常に重要です。   これからも、専門家の方々や社会と関わる経験を大切にしながら、豊かな教育活動を展開してまいります。
本日5月20日、長く続いた曇りや雨、そして寒さが和らぎ、久しぶりに眩しい晴れ間が広がりました。 登校してくる子どもたちの表情も、お日様に負けないくらいの笑顔で溢れていました。     そんな絶好のコンディションの中、今日は中学生との初顔合わせとなる「運動会合同練習」が行われました。 本校は、来年度の義務教育学校開校を見据え、小学校と中学校が一体となって教育活動を展開しています。   練習の冒頭では、中学生も交えた紅白のグループで輪になり「自己紹介」を行いました。今春卒業し、中学1年生になったばかりの先輩たちとの再会に、小学生たちはにっこりと嬉しそうな表情を見せていました。     リレーの練習では、走る前に中学生が紅白それぞれの組で「ルールや気を付けること」を説明してくれました。 小学生の目線に立ち、ゆっくりと分かりやすい言葉で説明する中学生の姿は、まさに下級生を思いやるリーダーそのものでした。     こうした異年齢での交流や協働は、社会性を育むとともに、子どもたちが「自分もあんな風になりたい」と未来の自分を描く貴重な機会となります。       中学生との接続を深めながら、互いの良さに気付き、高め合っていく。 そんな「夢に向かって学び続ける子」の姿が、グラウンドのあちこちで見られた素晴らしい一日となりました。
本日5月15日、学校の表にある畑で、子どもたちによる苗植えと種まきを行いました。 この活動を迎えるにあたり、事前に地域の方々が土起こしや肥料入れにご協力くださいました。 学校を支えてくださる地域の皆様に、心より感謝申し上げます。   今日は、その土に、子どもたち自身で畝(うね)を作り、地域の「畑の先生」に分からないことを積極的に聞きながら作業を進めました。         畑の先生から「にんじんは、お日様が大好きだから、種の上に掛ける土は薄くしてね」と教わると、子どもたちはその言葉をしっかりと受け止め、仲間と協力しながらとても丁寧に種をまき、そっと土をかけていました。     また、作業の初めには、子どもたちが一生懸命に石拾いをしていました。 そこで私が「なぜ、石をとっているの?」と尋ねてみると、 高学年の子は「だって、石に根が当たると、それ以上伸びなくなってしまいますよね。だからですよ」と答えてくれました。 試しに中学年の子にも同じ質問をしてみましたが、全く同じ答えが返ってきました。  「先生に言われたからやる」のではなく、「なぜやるのか」という行動の目的や意味をしっかりと理解して作業する姿は、まさに本校が重点目標に掲げている「日常生活につなげる力」や「問いをもって学び続ける力」の表れであり、自ら考えて行動する姿を大変立派に感じました。   低学年はあさがおのたね植え。 「早く咲かないかな」と植えたばかりなのに、うきうきして鉢をのぞき込みます。     さらに嬉しかったのは、作業が終わった後の姿です。 全員で畑の先生にお礼を言ったのはもちろんですが、解散した後にも、個別に畑の先生のところへ行き、「ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えている子どもたちがいました。 本校が大切にしてきた「優しさ」や「挨拶」の伝統が子どもたちの中にしっかりと根付いており、これが他者を思いやる「仲間と語り合う力」に繋がっていると嬉しく思いました。   地域の皆様の温かいご支援と、子どもたちの「自分を伸ばし 明日を創る」頼もしい姿が交差した、とても素晴らしい時間となりました。どのように育っていくのか、子どもたちと一緒に見守っていきたいと思います。
今日は、学校で「避難生活訓練」がありました。紋別市役所の方を講師に迎え、いつ起こるかわからない災害に備えて、みんなで真剣に、そして温かく学び合った一日となりました。   訓練の中では、子どもたちのキラリと光る姿がたくさん見られました。 段ボールベッド作りでは、「せーの!」と元気な声を合わせて段ボールの切れ込みに部品を組み合わせる姿。   大きな毛布を片付けるときには、二人で端と端をしっかり持って、息をぴったり合わせて丁寧にたたむ姿。そしてそれを見守り応援する姿。   どの場面でも、自分たちで考えて動こうとする一生懸命さが伝わってきました。   特に心に響いたのは、縦割りグループでの相談タイムです。    「避難するとき、何を持っていこうか?」という問いかけに 上級生たちが頼もしいリーダーシップを発揮してくれました。 後輩の意見を決して否定せず 「そうだね」「それ、持っていけるかな?」 と、優しく包み込むような「ふわふわ言葉」でやり取りを進めていたのです。   「そんなのだめだよ」といった言葉は一つも聞こえてきませんでした。   相手を思いやりながら対話する姿は、本当に素晴らしかったです。   避難生活という不慣れな環境で一番の力になるのは、こうした「仲間と語り合う力」と「助け合いの心」です。   これは私たちが目標にしている「自分を伸ばし 明日を創る子」の姿そのものでした。
本日から5月です。月初めの全校朝会では、先生方による「朝のお話」が行われました。 今回の担当の先生。手元に一枚の画像を用意して、子供たちに問いかけました。   コップの中のジュース、あなたならどう言う? 画面に映し出されたのは、ちょうど半分までジュースが入ったコップの写真です。 先生が「これを見て、なんて思う?」と聞くと、子供たちからは元気な声が返ってきました。 「まだ半分もある!」 「もう半分しかない…」 見事に意見は半分に分かれました。 先生はにっこり笑って、こう続けました。 「どちらが正解、ということはありません。でも、先生は『まだ半分もある!』と思えるような毎日を過ごしたいな、と思っています」    「ふわふわ言葉」で心にゆとりを 同じ「半分」という状況でも、捉え方ひとつで心の持ちようは変わります。 「もうダメだ」と思うより、「まだいける!」と考える。 そうすることで、不思議と次に踏み出す勇気が湧いてくるものです。 また、自分の心だけでなく、周りの友達の心も温かくするために、「ふわふわ言葉(ポジティブな言葉)」をたくさん使っていこう、というお話もありました。   「ありがとう」 「すごいね」 「大丈夫だよ」 こうした言葉が飛び交う学校は、きっと笑顔でいっぱいになりますね。
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