2021年12月の記事一覧

振り返る・次につなげる(2学期終業式)

本日で2学期終了です。地域・保護者のみなさまには子供たちの学びに力をお貸しいただき、本当にありがとうございました。4月と比較し、子供たちが着実に成長していることが感じられます。人によってできるようになったこと、楽しかったことは様々ですが、どのような道を通っても成長できる子供たちの力に驚かされます。

終業式では、2年生からの発表がありました。特に思い出に残っていることとして、

・学芸会、収穫祭、体育の授業でできるようになったこと

が挙げられていました。

学芸会では、99点の点数を自分にあげたこと、友達とのかかわりで楽しめたりしたこと、間違ってもくじけなかったことなど、「出来」にこだわらない考えが見られた子供たちがとても素晴らしく、素敵でした。

また、12月に子供たちにお願いしたこと2点ありましたが、子供たちの中にはそのことを覚えていたことに驚かされました。伝えることは無駄ではないことを改めて感じました。

何を伝えたのか…

1 振り返りをすること
「2学期、こんなことがよかったよ、できたよ」と語ってください。と言いました。御家庭でも「できるようになったこと」でお話しいただけると嬉しいです。

2 友達に、先生方に「ありがとう」を伝えてください。
御家庭の会話の中で、子供たちに「ありがとう」と伝えてほしいです。子供たちが元気よく登校でき、全員がそろった形で今日の日を迎えられたことに「ありがとう」でした。

冬休みは事故や怪我に気を付け、楽しい冬休みをお過ごしください。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

「かかわり」の場を創り、学ぶ(特別支援学級交流会)

本日、本校の特別支援学級の子供たち同士で交流会を行いました。

上の学年のお友達が企画・運営し、みんなで楽しむことができました。

紙飛行機を飛ばしている場面です。

学校は人との「かかわり」を通して学ぶことが多いです。時には価値観の違いでぶつかったり困ったりすることがあります。そのようなときにどのように考え、どのような行動や態度に出るのが望ましいかなど、体験を通して学びます。

そのための適切な指導ができるよう、本校職員は子供たちの「見取り」を大切にしながら教育活動を進めています。

活用のさらなる可能性を見い出す(6年生オンライン交流会)

本日、市内小向小学校のお友達とオンライン交流会を行いました。

それぞれが体験した修学旅行での学びをスライドにまとめ、お互い発表し合いました。

今回の交流会では、一人一台端末を活用しました。このような活用ができるようになったことが最も大きいことだと思いますし、遠くのお友達や場所、人と「つながる」ツールとしての可能性を見い出すことができました。

遠くのお友達や場所と「つながる」ことは今までできなかったことですが、ネット環境が整ったことにより実現可能となりました。今後さらなる活用が期待できます。

地域の方と「かかわる」(もちつき体験)

本日、西部耕地様の協力をいただき、もちつき体験を行いました。西部耕地様には打合せや前日の準備など、子供たちのためにいろいろと力を貸していただきました。ありがとうございました。

もちつき体験のもち米は、本校の子供たちが稲刈りや精米の体験をさせていただいたものです。子供たちはもち米の生長から刈り取り、もちになるまでの一連の流れで「食」を捉えることができました(残念だったのは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、苗植え体験だけはできませんでした)。

もちつき体験を通して、西部耕地のみなさま(教育的な言い方をすると「人」)と「かかわる」、命あるものをいただくという視点からは、食材(教育的な言い方ですが、「対象」)と「かかわる」ことを学んだ活動でした。

よいよい学校生活を送るために、みんなで考える(全校学活)

本日、学活の時間を1~6年生全員で行いました。

「よりよい学校生活を送るために」をテーマに、みんなで考える場を設定しました。

主に3つのことについて考えました。

①自分にとって「好き」なことは、必ずしも相手にとっても「好き」とは限らないこと(価値観の多様性)。

②書き言葉にすると、同じ言葉でも受け取り方が変わる可能性があること。(伝え方の配慮)

③学校は「みんなの学校」であり、相手のことを考えた学校生活を送ることが大切であること。(公共性)

子供たちなりに「対話」を重ね、よりよい学校生活を送るために大切なことを考えていました。

本校は人数が少ないからこそ、全員でできることがあり、そのことが学校の「特色」でもあります。

目指す子供の姿と教育活動(児童会活動)

本日、4~6年生の児童会活動がありました。

児童会活動では児童会で考えた取組やよりよい学校生活にするための話合いが行われました。

・休み時間の過ごし方

・今続けている取組を続けるかここでストップするか

・読書活動について

タイトルにある「目指す子供の姿と教育活動」ですが、児童会活動の充実をさせるのは、今年度の「目指す子供の姿(重点教育目標)」や学校経営方針にもつながります。

今年度の目指す子供の姿は「受信・発信・自尊心」であり、その姿に少しでも近づける一つの取組として、「豊かな心の育成」が挙げられます。

その「豊かな心の育成」を育むために、学級活動や異学年集団活動を通して温かい仲間意識に基づく人間関係を構築するとともに、主体的な態度や自尊心の醸成につなげます。

具体の活動の一つが、「学校行事や委員会活動等における主体的な取組と自他の成長を実感できる活動の工夫」であり、その評価は「全教育活動を通して子供の自ら取り組む態度や相手を認める心が育つよう活動を工夫できたか。」となります。

全てが意図をもち、つながりをもたせながら教育活動に取り組んでいます。

目標と計画(保健室経営)

保健室の前には、子供たちや来校者に少しでも保健に関心をもち、実践するように様々な形で情報発信されています。

今月は手の洗い方について、わかりやすくまとめられています。立体的な手の「つくり」伝わるでしょうか。

12月に「手の洗い方」についてお知らせしているのは、学校としての考えがあります。

学校は目標と計画によって教育活動が成り立っています。

今回の保健室経営については、年度はじめに出される「学校保健計画」に基づいて行われます。「学校保健計画」には、「学校保健目標」や「月ごとの重点」がまとめられています。

「月ごとの重点」や取組には、次のように記載されています。

・保健目標…冬を健康に過ごそう

・保健指導…冬に多い病気の予防、手洗い・うがい、防寒対策

これらの目標や指導の具体から上記のような取組につながっています。

学校は目標(意図)と計画によって成り立っていることを御理解いただけますと幸いです。

地域の力を借りて(学校支援地域本部事業)

今日の家庭科の時間に、ゲストティーチャーに家庭科の実習の補助をしていただきました。

教育委員会生涯学習課の方の力をお借りし、「学校支援地域本部事業」としてゲストティーチャーを派遣していただきました。「学校支援地域本部事業」とは、地域全体で学校の活動を支援し、地域ぐるみで子どもたちの教育を推進することを言います。

学校だけではすべてのことを網羅できませんので、できない部分を助けていただいたりより効果的に学習効果を高めたりするためにとても大事なつながりです。

今後、ミシンの実習や昔遊び、お琴の活動にゲストティーチャーを派遣していただく予定です。

 

また、本日、教育実習生が4週間の実習を終える最終日でした。子供たちとお別れの式も行いました。主に入っていた1・2年生学級の子供たちからお礼のお手紙などが渡されました。

子供の成長・学校の取組を「発信」(全校参観日)

本日、全校参観日がありました。学校行事を通した子供の成長を見る機会はありましたが、学習の様子や学校の取組(特に授業)については、7月以来となります。子供たちが進んで学ぶ姿、共に考える姿など、子供の姿からたくさんの成長を感じていただけたと思います。

今回は地域の方(学校運営協議会委員の方)にも声をかけ、御参観いただきました。