2023年3月の記事一覧
意識して取り組む(卒業式の取組)
本日、全校で卒業式に向けた取組を行いました。
式ですから、その式に合った振舞い方はあります。
しかし、そのことが「間違えないようにする」ことを意味するものではありません。
間違うことは全然問題ありません。
そのことよりも、
・卒業式ってなんだろう?
・そのときに必要な気持ちって何だろう?
と一つ一つを意識して臨めるだけで十分です。
出来を求めるのではなく、意識することで自然と行動に見えてきます。
在校生全員が式のことを考えて臨める渚滑っ子は大変すばらしいです。
自分で決める・中身で決める(児童会役員選挙)
本日、児童会の役員選挙がありました。
立候補者の公約を聞き、自分の考えに合う候補者を選ぶ時間です。
・人と相談して決めるのではなく、自分で選択する力(自分で決める)
・候補者が実現したい公約が何かを聞き、受け止める力(中身で決める)
どの候補者も素敵な公約を伝えていましたので、投票をする人がどう判断するかが選挙です。選挙の流れを知る学習でもありました。
卒業生と「つながる」ために(卒業式在校生の取組)
1~5年生で卒業式の呼びかけ練習を行いました。
6年生に感謝の気持ちと中学校で頑張ってほしいという想いを込めた呼びかけです。
練習を通してお互いのよさを感じたり、卒業式までに何ができるかを確認し合ったりするなど、これまでの「つながる」力が試されます。
卒業式も大切な授業の一つです。
そのことを意識しながら一人一人が真剣に練習に臨んでいました。
資料を活用し、効果的に説明(提案)する(全校朝会の一場面)
1日の全校朝会のときのお話です。
この日は、5年生が国語で学んだ「提案の仕方」を活用し、内容的に全体に係るものだったことから、全校朝会で提案しました。
資料を活用し、効果的な提案をする際に、
・どんな資料を用いればよいのか。
・話し方にどんな工夫や技能を盛り込めばよいのか。
など、国語の時間に学びました。
どのような提案をしたのか、その原稿を紹介します。
【以下、原稿の内容】
みなさんは、ふだん人に何かを教えてもらったり、注意をされたときなど返事を返していますか。私は返事をすることは当たり前だと思っています。しかし、してるかどうかわからないような中途半端な返事をしてしまうことがあります。返事をしなかったら教えてくれた相手は、「私のこと嫌いなのかな」や「変なこといったかな」など不安な気持ちになったり、目上の人に対して失礼になってしまったりするので返事をすることはとても大切だと思います。
そこで私は「いつでも、誰にでも、元気に返事をしよう」を提案します。
これは、忙しいからや同じ学年だからなど人や自分の都合で相手を嫌な気持ちにさせないための方法としていつも返事をいうようにしようと言うものです。
例えば、多くの人が使っているLINEでは、返事が来ないとき、どう思うかについてインターネットで調べてみました。一番多かったのは忙しいのだと思うでした。
ですが、実際には相手はただスマホを見ていなかった、買い物に行っていたなどたまたま見れていなかっただけかもしれません。それでも返事がこなかったひとからしてみれば不安な気持ちになりますよね。
私が一番印象に残ったのは嫌われたかと心配になるが20%以上を示しているということです
この結果から返事をしないだけで相手によっぽどの影響を与えることもあるのだと気づきました。
でもみなさんが返事をされたときのことを思い出してみてください
教えてよかった、今度も教えてあげようという気持ちになりますよね
私達は様々な人から教わり、まなんでいっています。
教えてくれた人も自分も気持ちよくなるように日々の生活をより良くするためのスタートだと思っていつでも誰でも元気に返事をしませんか。
これで私の提案を終わります。
「そこで私は~」の提案では、以下の表示を活用し、相手により強く伝わるように工夫していました。
「例えば、~」の説明で活用したのは、以下の資料です。
今こそ、人との「つながり」、次年度の「関わり合える」ために、このようなところからも大事にしていきたいです。
とても意義ある提案でした。ありがとうございました。
「つながる子」を見ていただきました(全校参観日)
本日、全校参観日がありました。
1年間の最後の参観日でした。
これまで培ってきた「つながる力」をフルに活用して、課題に真剣に取り組んでいる姿を見ていただけたのではないか、と思っています。
改めて、「つながる力」をおさらいすると、
人への好意的な関心をもち、人とつながろうとする。【自己存在感】
良好な人間関係の中で、人と力をつなぎ合わせ問題解決する。【共感的人間関係】
人とつながるための習慣・行動を身に付ける。【自己決定】
の3つが挙げられます。
課題に向き合う姿
先生との関わり、友達との関わり
粘り強く考える姿
自分で考える姿
など、全てが「つながる力」に含まれています。
保護者のみなさまに今年度1年間で成長した姿や力を感じ取っていただければ幸いです。