2021年10月の記事一覧

よりよい人間関係を築くために(児童会の取組)

今秋から児童会の取組として、「よいところ探し」「感謝の気持ちを伝える」活動がスタートしました。約1か月間の取組です。

具体的には、

・「挨拶をしてくれてありがとう」

・「折り紙でいろんなものを作ってくれてありがとう」

・「体育帽子を忘れているよ、とおしえてくれてありがとう」

・「これからもいっぱい一緒に遊ぼうね」などが書かれています。

人間関係をよりよくすることがいじめ防止の大きな取組であると考えます。いじめは誰にでも起こることであり、そのことは被害者だけでなく加害者になる可能性もあります。このことは、意識していないところで起こりえるからこそ、常に考えなければなりません。

その中で、「いじめはダメ」ということは誰もがわかっていることなので、禁止的な指導や取組だけでは防止につながらず、「よりよい人間関係を築く」こととセットで取り組む必要があると考えます。

よいところを見つけたり感謝の気持ちを表したりすることは、その人をプラスに捉えようという意識を働かせることになります。これだけですべてがよくなるわけではありませんが、友達を大事にする意識を学校として育てていきます。

授業について考える(校内授業研)

本日、校内授業研がありました。

本校は複式学級が2つあります。複式の授業では、授業者が片方の学年に指導や学習活動の指示を出している間、もう片方の学年は自分の力で考えを整理したり友達と一緒にその考えをまとめたりする流れが一般的です。

子供たちにとっては、担任の先生が他の学年の対応をしている時間に何をしなければならないのかを理解し、自分たちで学習を進めることも時には求められます。

本校の子供たちは、友達と考えたり話し合ったりしながらその時間の課題を解決していくことがとても上手です。