2021年4月の記事一覧
書写(習字・書道)の世界の奥深さを学ぶ
今日の3・6年生の書写の時間は、地域の方にゲストティーチャーとして来ていただき、習字の魅力などについて教えていただきました。
習字の魅力の一つに、「一本の筆で太い線や細い線が表現できること。」が挙げられます。
また、墨の濃さ、薄さでも感情が表現できることも学びました。
また、筆の使い方や線の出し方についても教えていただきました。
子供たちは、普段学習する書写とはまた違った視点から文字を書くことの楽しさや奥深さを学ぶことができました。
御多用のところ、子供たちのためにありがとうございました。
1か月間の教育活動の成果(1年生を迎える会)
本日、1年生を迎える会が行われました。
先週、児童会活動で話し合いをしている姿をお伝えしました。
今回の1年生を迎える会で大事にしてきたこと(ねらい・目的)は、
・みんなで楽しく
・1年生を学校に慣れさせるです。
そのねらいを達成するために、2~6年生で考え、2つの出し物をしました。
一つ目は、フルーツバスケットです。
二つ目は、自己紹介鬼ごっこです。
フルーツバスケットでは、「赤色の服を着ている人」などの言葉かけが、その人のことを知るきっかけとなっていました(「算数好きな人」の問いかけに結構たくさんの子たちが動いていたのは驚きでした)。
自己紹介鬼ごっこでは、捕まった人同士で自己紹介することで、学校に慣れるというねらいに近づいていたと思いました。
1年生からはお礼の歌(さんぽ)と2~6年生一人一人にプレゼントを渡していました。
「発信」…歌で伝える、プレゼントで伝える…色々なかたちで示していました。
準備や運営を子供たちの手で行っていました。対話を重ねながら自分たちの力で行動する姿からも、この1か月間の教育活動の成果が見られましたし、今年度目標としている姿「受信」「発信」にせまっていました。
発信…相手意識を大切に(読み聞かせの練習)
低学年の人たちに読み聞かせをするために練習している場面です。
職員室で仕事をしている先生方に聞いてもらい、読み方や間の開け方、次のページの進み方などたくさんのアドバイスをもらっていました。
「発信」する相手がいるからこそ、活動の目的も明確になりますし、「発信」するためにたくさんの人と関われる…このことが、教育活動にとってとても大切なことであると押さえています。
まず、「ねらい」(目的)を大事にするところから
第1回の委員会活動がありました。
内容は、「1年生を迎える会」についての話し合いでした。
事前に考えてきたアイディアを発表する子、この場で考えたアイディアを発表する子、さまざまでしたが、色々なアイディアが出てきました。
色々なアイディアが出てきた中で、
「ねらいに合う活動にしていくことが大事」
という趣旨の発言をした子がいました。
今回の活動のねらいは、「みんなで楽しく、1年生を学校に慣れさせよう。」です。
このねらいには2つの要素があります。
・みんなで楽しく
・1年生を学校に慣れさせる
特に、後者が重要です。このことを色々出てきたアイディアと照らし合わせながら、一つのアイディアに収束していきます。
学校にとって、この「ねらい」(なぜ、それをするのか。それをする目的は何なのか。)を問うことはとても大事であり、どんな活動を行ったとしても、ここに立ち返ることが求められます。
話し合いによって、1年生を迎える会に何をするかは、当日のお楽しみにさせてください。
「発信」の色々なかたち
図工の時間に制作した作品と作品カードが掲示されていました。
どの作品もとても魅力的な作品でした。このように、作品を作ることも立派な「発信」のかたちの一つです。
図工の作品カードには、
・作品タイトル
・表しながら考えたこと
・自分の作品の見てほしいところ
・活動を終えて(考えたこと)
が書かれています。これだけの「発信」できる視点がこのカードに詰まっています。
・表しながら考えたこと
「立たせるといってもまっすぐではなくて、ななめにして、手で支えようと思いました。」
→このことから、「創意工夫」(思考)が見えます。
・活動を終えて考えたこと
「みんな、色々な考え方があって面白かった。年度はあまり使わないけど、たまに使うのもいいと思った。」
→このことから、自己評価がしっかりできていること、相手を認める心も感じることができそうです。
このように、作品や作品カードから、いろいろな「発信」「受信」の姿を感じることができます。