2021年5月の記事一覧

運動会で大切にしたいこと(人との関わり)

運動会の練習がありました。今日の内容は、団体種目の練習でした(写真は、準備体操の場面です)。

団体種目は、チーム内で作戦を考えたりやってみてどうだったのかを話し合ったりと、「受信」「発信」が発揮される場面がたくさん見られます。

1~6年生全員で取り組む種目ですから、上の学年の友達は下の学年の友達のことをいかに考えられるか、下の学年の友達は、上の学年の友達が伝えたいことを受け止められるかが大切です。

また、一人一人の違いに気づき、どう生かすことができるか、人とのかかわりを通して学んでいるところです。

人との関わりを通して学ぶ(外国語活動)

本日、外国語活動がありました。

学習した表現を使って、相手に尋ねる活動を行いました。

外国語活動だけではありませんが、特に、言語を通して相手とのコミュニケーションを図ることを大切にしていますので、尋ね方を繰り返し練習するよりも、実際に尋ねる「場面」があった方が、より効果的に身に付けることができます。

体験した本人しかわからない「心」(適度な緊張感や照れくささなど)があり、実際に体験したからこそ身に付くものと思います。また、こういうことこそ、学校で学習した方がよりよいものであると押さえております。

「受信・発信」は日常授業を基盤として育む

算数の時間の一場面です。この日の算数は、「2けた-2けた」の計算の仕方について考える時間でした。

学校では問題の「解き方」について考える場面を多く設定しています。「なぜそうなるのか」を自分の言葉で説明することで、より理解を確かなものにするためです。

この時間では、

・ある友達が説明した「解き方」を”他の友達が”説明する

・ある友達が説明した内容の「続き」を”他の友達が”説明する

活動を取り入れていました。そのことにより、説明する活動を通して「発信」を、友達の説明を聞くことで「受信」を行っています。この2つの活動が連続して行われることで、「思考力」(考える力)も高まります。

授業を基盤としてこれらの力を身に付けることで、他の教育活動でも活用できるように学校全体で取り組んでいます。

自ら考え、行動する力を(総合・運動会の活動)

本日の総合的な学習の時間(3~6年生)に、地域の先生に来ていただきました。土づくりから畑づくり、作物を育てる活動を進めているところです。

活動を進めていくうちに、子供たちが、「自分たちが調べたり考えたりした『作物の植え方』でよいのかどうか、植える前に畑の先生に聞いてみたい。」という思いをもち、体験活動の前に聞いてみる時間を設定しました。

・どのくらいの間隔で、種や苗を植えればよいのか

・苗や種を植える深さはどれくらいがよいのか

・(上記2つのことから)どれくらいの数を植えることができるのか

などを訪ねていました。

子供たちはインターネットや事典などで情報を集めていますが、調べるだけでは本物の学びにはなりません。実際に畑づくりに関わっている方の話を聞くことで、自分たちが調べたことがあっているかどうなのかを確かめることにもなります。このような活動を総合では大事にしています。

 

今週から運動会特別日課がスタートしました。

学校行事を通して子供たちの成長をより豊かにします。

・自分の限界にチャレンジする

・自分や相手の頑張りを認める

・協力して一つの目標を目指す

など、色々な力や心をはぐくみます。

価値ある学びになりました(遠足)

本日、遠足がありました。

先週の予報ではあまり気温が上がらず、降水確率が40%くらいだったのですが、晴天に恵まれ、とても暖かい中、遠足に行くことができました。

子供たちは自然に触れあい、団体行動をとりながら楽しむことができました。

【遠足の目標】

・自然と直に触れ合い、楽しみながら体力の向上と自然愛護の心情を養う。

・団体行動のきまりを守る等、校種道徳の実践の場とする。

久しぶりに体力を使う活動を行ったため、少し疲れている様子も見られましたが、お昼ご飯を食べた後は元気になりました。

 

 

 

 

 

 

全校遊びでは、3、4、6年生が企画した全校遊びを行いました。

遠足を通して

・お互い声をかけながら、かかわりを大切にできたこと

・最後まで粘り強く取り組みことができたこと(全員が自分の足で目的地に行けました)

など、大きな成果が見られました。

この成果や課題を日常の教育活動につなげ、次の運動会ではさらに成長した姿が見られるよう、指導・支援を続けていきます。