2022年9月の記事一覧

自分自身・相手と「つながる」(マラソンの取組がスタート!)

本日からマラソンの取組が始まりました。
人によっては「疲れた」という気持ちだけが残る運動かもしれませんが、日常的に体を動かしていないのであれば、「大きくなって自分の体を動かすのに困らない体力を備える」くらいの気持ちで臨んでほしいです。
もちろん、マラソン=体力と単純に捉えることはできませんが、その子なりの意味を見いだしてほしいです。
その子なりの意味(=自分自身と「つながる」)とは、
・自分の目標を決め、達成できるように取り組む
 その目標がタイムでも順位でもよい
・順位であれば相手を意識することになり、それは他者との「つながり」でもある
・歩かずに走り切る
・完走する
・走ることそのものを楽しむ(自分の価値観を変えることにもつながる=自分自身との「つながり」)
何か一つ、この取組を通して体育的な知識・技能以外の「何か」をつかんでほしいです。

「みんなで協力して、自信をもっておもいを伝える」(学芸会)

本日は小中合同学芸会・学校祭でした。

それぞれの目標に向かい、今までの学びを力いっぱい表現していました。
市内唯一、学校行事を小中合同で行っている学校ですので、小中連携で何ができるのかを模索しながら進めています。
それぞれの発達の段階もありますので、演目をそろえる(同じものに出演する)という形ではなく、お互いの成果を見合うだけでも大きな連携と押さえています。
・お互いの発表を見て感動する、楽しむ、心を動かされる。
・小学生の頑張りを中学生に感じてもらう。中学生のすごさを見て小学生が憧れる。
こういったことも大事にしています。

このような学びを大事にしながら次の教育活動に向け、成果と課題を次に「つなげて」いきます。

御参観いただきましたみなさまには改めてお礼申し上げます。

 

テーマ「みんなで協力して、自信をもっておもいを伝えられる学芸会」に向けて(総練習)

本日は学芸会総練習でした。
今年度の学芸会のテーマ「みんなで協力して、自信をもっておもいを伝えられる学芸会」を達成するために、
・(みんなで)協力
・自信
・(おもいを)伝える
ことを意識しながら臨みました。
この目標(テーマ)には
・自分たちも楽しむ
 それがないとお客様は楽しめない
 楽しんでいる姿を見るとお客様もうれしい
という思いも込められています。

各学級、今日の取組について振り返り、残り1日で何ができるのかを考えています。

南極と「つながる」

本日は、市内小学校対象の南極教室がありました。
本校から5・6年生が参加しました。南極とオンラインでつなぎ、極地研(国立極地研究所)の隊員のみなさまの説明を聞いたり質問に答えたりして交流しました。


説明には、
・約6時間の時差がある(この日の教室開始時刻は14:30、南極は8:30)
・この日の気温はマイナス14度(寒いときはマイナス45度くらい、世界で最も低い気温を観測したのは、マイナス89度くらい)
・日本から約14,000キロメートル離れている。
など、子どもたちが驚く情報ばかりでした。

学校から一つ質問をしました。
「地球温暖化の影響を感じますか」
回答
「雪が増えている」
とのことでした。
今、大雪が多くなっていることを踏まえると、南極も同じ状況かもしれないと思います。

一生懸命話を聞いたりメモを取ったり、「すごい!」「オーロラがきれい!」と言葉を発せられる5・6年生がとても素敵でした。
貴重な経験をさせていただきました。オンラインで「つながる」よさを感じたひと時でした。

学芸会の取組は、これまでの教育活動の成果を生かす場

本校の学芸会は9月25日に行います。
中学校と合同開催ということもあり、会場を中学校をお借りし、取り組んでいます。


昨年度も地域・保護者のみなさまにお伝えしてきましたが、学芸会では完成度を求めることはしておりません。
特に大事にしていることは、
(1)4月からの教育活動で学んだことを生かす場となっているか
(2)取組の過程を大事にし、特に人と人との「つながり」を意識できているか

(1)(2)については、子どもたちにどんな力を身に付けさせたのかを踏まえた曲選びや表現選びとしております。また、この学芸会でねらいたい子どもの姿について、指導部(学芸会を中心に進める学校の担当)から以下のことが示されています。
1…学芸会の取組でわからなかったり困ったりしたときには友達や先生に相談してほしい。
2…できなくても粘り強く取り組み、努力したり協力したりすることの大切さを知ってほしい。
3…友達の考えを受け入れたり自分の考えを伝えたりしながら決めていってほしい。
いずれも今年度の重点「つながる子」からきております。

このことを達成できるように教職員や子どもたちが意識して取り組むことの方が、完成度を求めることよりも大切であると押さえております。
ぜひともそのような姿を取組の具体や子どもたちのおうちでの話から感じ取っていただければうれしいです。

学んだことを「経験」に(3・4年生見学学習)

本日、3・4年生が北海道立オホーツク流氷科学センターに見学学習に行ってきました。
職員の方の説明を真剣に聞いたり大事なところをメモしたりと学校での学びを活用した学びとなりました。
このような学びのを繰り返し、経験を積むことで、5・6年生で経験する見学・修学旅行に生きてきます。

・説明を聞く力(教師だけではない色々な人の説明などを聞き取り、理解する)
・メモを取る力(個人的にはノートよりも大事だと思っています)
・挨拶や公共物の仕様の仕方
これらは、学校の中にいるだけでは身に付きません。説明だけでは「わかったこと」にならないからです。
これからも貴重な経験をたくさんさせていきたいです。

物事を「よく」捉える

現在、保健室に掲示されているものを紹介します。


「見方を変えれば いいところ いっぱい!」
人(自分)を表す気質や行動について、ともすると、「よくないこと」とだけ捉えがちになります。
しかし、タイトル通り、見方を変えると、必ずしもマイナスの側面だけでなく、プラスの側面があることに気付かされます。

例えば、「気が弱い」も、見方を変えると「我慢ができる・人を大切にする」ということができます。
このことは、他者を見る価値観のひとつになってほしいこと、もう少し欲を言うと、自分自身を捉えるときに感じてほしいことでもあります。つまり、自己肯定感・自尊感情を高めてほしいという願いも込めています。

「自分を変えることができるのは自分自身」

その一助になってほしいと思います。


今日、明日と暑い日が続きます。
教室では大きな扇風機を回し、換気も含めて新型コロナウイルス感染症対策と熱中症対策を両立させています。
また、こまめな水分補給を取るよう、ことあるごとに声をかけています。

「意味」をもたせる(全校朝会)

本日、全校朝会がありました。

先生方から今月の生活目標についてのお話がありました。
今月は「ものをたいせつにする」です。
公共物・学習用具の扱いや整理整頓の大切さを伝えました。

今月から学芸会の取組がスタートします。
学芸会で落ち着かない状態にならないよう、普段を大事にしていきたいです。
ものを大事に扱ったりしっかり片付けをしたりする…直接的ではないかもしれませんが、一呼吸入れたりそこに意識をもっていったりできる余裕をつくることも慌ただしくならない環境づくりであると押さえます。
一見関係ないような取組も、「意味をもたせる」ことで、巡り巡ってよい取組につながるよう、学校として進めていきます。