2022年5月の記事一覧
一人一台端末の活用
一人一台端末を日常授業の中でたくさん活用しています。
端末にインストールされているアプリケーションを活用するだけではありません。
この活動は国語の時間で、古典の学習でした。
国語の教科書はQRコードが付いており、それを端末で読み込むと、音声が聞こえてくる仕組みになっています。
音で古典を親しむことができるようになっているように、今の教科書は進化しています。
様々な活用を通して、子供たちに確かな力を身に付けさせていきます。
先生たちも学ぶ(実技研修)
本日紋別消防署のみなさまを講師にお招きし、心肺蘇生(AED)やエピペン(アレルギー対応)、止血の仕方について教えていただきました。
AEDについては今までも学ぶ機会はありましたが、「新型コロナウイルス感染防止対策」を講じたやり方を改めて確認しました。
(違いは、呼吸しているかどうかを確かめるため、倒れている方の口元に自分の顔を近づけず、お腹の状態で確認する。また、マウスツーマウス法は行わない。)
止血についても、感染予防のための配慮が必要なこと、エピペンについては、操作自体は難しくないのですが、配慮しなければならないこともわかりました。
年に一度確認し、改めて自らの情報を更新すること、緊張感を持つことの大切さを学びました。
中学校と「つながる」(運動会合同練習)
第1回目の運動会合同練習がありました。
運動会・学芸会(学校祭)は中学校との合同開催となります。
小学校1年生から中学校3年生までの子たちの「つながり」を大事にしていきたいと思います。
同じ種目を小中でやることだけでなく、係の取組も含め、その空間に一緒にいられるということ自体が大きな「学び」だと思っています。
本日は、シルバー人材センターのみなさまに校舎周辺の草刈りをしていただきました。
ありがとうございました。
自分自身と「つながる」(運動会の目標設定)
2週間後に控えた運動会に向け、一人一人が力いっぱい取り組んでいます。
いよいよ本格的に取り組む時期になってきたことを受け、運動会の個人目標を立てていました。
※係の取組を考えることを通して、協力することや応援することまで視野を広げていることがわかります。
※間違いを気にしない、心の応援という言葉がとても素敵です。応援も大事にしようとする心が伝わってきます。
・協議の結果やレベルアップを目標にする
・応援の仕方を目標にする
・係の取組方を目標にする
どのような目標であってもよいです。自分自身で考え(自己決定)、それに向かって取り組もうとする経験の積み重ねが大人になったときに生かされます。このことが自分自身と「つながる」一つです。
また、そのことが達成されたかどうかは「見える」目標であれば振り返りやすいのですが、「見えにくい」目標であれば自分自身がどう考えるかで決まる場合もあります。
いずれにしても、どんな目標にするのかを考え、そのためにどのように取り組めばよいのか、このことを繰り返し経験することが、もっともっと大きくなったときの夢や目標を考える素地になると考えます。
自己決定の場を増やす(運動会の取組を通して)
今週から運動会の取組が本格的になってきました。
教育活動を通して子供たちがより成長する場として、運動会はとても貴重な場です。
運動会の在り方が問われたり新型コロナウイルス感染症対応を考えたりしなければならないとしても、運動会を通して学ぶことは多いです。
今年度の重点「つながる子」の育成にも大きな意味をもちます。
「つながる子」の視点の一つ、【自己決定】について、
・相手の考えを踏まえた上で自分の考えをもつ
・頑張りや成長を実感する
・次への意欲をもつ
このようなことを大切にしながら取り組んでいます。
綱引きの作戦を考えている場面です。
・高学年が下級生に教え、伝えること(人との「つながり」)
だけではなく、
・作戦を踏まえ、自分はどこでやりたいのかを伝える
このようなことから【自己決定】が始まっています(自分自身との「つながり」の一つ)
当日以上にこのような取組の過程を大事にしていることを御理解いただきたいです。
対象と「つながる」(日常授業の一コマから)
日常授業から見える「つながり」を紹介します。
子供たちの力を身に付けさせるためには、授業が最も重要です。
3学級の授業を通して「対象とのつながり」が見られる場面がたくさんありました。
1・2年生、3・4年生は図工の時間でした。
1・2年生は「折り紙」という対象に、3・4年生は「粘土」という対象に向き合っています。
・作ったものを他者に一生懸命説明している姿(これは人との「つながり」)。
・自分のペースで黙々と素材に向き合っている姿。
どれも大切な「つながる姿」です。
5年生は家庭科の時間でした。
5年生の家庭科の時間では、
・食材や調理器具に向き合う姿
・友達同士相談しながら活動する姿(これは人との「つながり」)。
など、たくさん見られます。
このような「つながり」こそ、学校で行う教育活動、学校でしかできない教育活動の一つと押さえています。
なお、家庭科の感染症対策として、
・できるだけ個人の教材教具を使用し、児童生徒同士の貸し借りはしない
・器具や用具を共用で使用する場合は、使用前後の手洗いを行う
(学校における新型コロナウイルス感染症対策について(道教委通知)の「感染リスクの高い教育活動等に関する留意事項・チェックリスト」)
以上のことを踏まえながら実習を行っております。
「つながる子」で最も大切な場面(授業を大事にすること)
「つながる」力を獲得するためには、授業を大事にすることです。なぜなら、学校生活の中で子供たちが一番時間を使っているのは授業だからです。
授業(人との「つながり」)では、教師-子供、子供-子供の「つながり」が大切です。
算数の場面です。
算数の問題の解き方を考えたあと、教師や友達にその考えを伝えます。
どのような考えだったのかを聞き、自分の考えと比較したりその考えに対しての自分の考えをもったりします。
他の考え方や伝え方を変えて考えを整理していきます。
あくまでも一例ですが、このような営みの繰り返しによって、「つながる」力を獲得していきます。
「だれ」と「どんな」つながりを見せるか(遠足)
本日遠足がありました。今年度は道の駅から流氷公園まで歩きました。
1週間前の予報では雨が心配でしたが、涼しい中での遠足でしたので熱中症のリスクがかなり軽減されました。
4年生以上の子たちが考えた全校遊びや遊具での遊びなど、子供たちは屋外での活動を楽しんでいました。
遠足は子供たちの「つながる姿」を見取る貴重な教育活動です。
「だれ」と「どんな」つながりを見せるか。
私たち指導者サイドは子供たちといっぱい関わり、遊びながら見取っています。
また、今回の遠足で見えたよさと課題を普段の授業や次の大きな学校行事にどのように「つなげて」いったらよいかを考えます。
その一連の流れが学校の教育活動であり、私たちの大きな仕事でもあります。
教育機器の効果的な活用(運動会表現運動の取組)
運動会でよさこい(よっちゃれ)を披露するための取組です。
これまではビデオに録りそれを再生することで動きのイメージを子供たちにつかませてきました。
今は、PCに動画をデータ保存し、それを再生しています。
ビデオよりもPCやタブレット端末の方がよい点として、
・スクリーンに投影しやすい(PCとプロジェクターを)
・止めたり巻き戻したり、ピンポイントの場所での動きを示したりしやすい。
が挙げられます。
言葉だけで説明することは難しいとともに、教師が動いて見せると、リアルタイムでの指導や支援が大変になります。
効果的な教育機器の活用を通して、子供たちが少しでもわかり、楽しく活動できるように進めています。
よりよい教育活動にするための「つながり方」(全校学活)
本日、全校で学活の時間を活用し、金曜日に予定されている遠足について話し合いました。
1 みんなで遊んで楽しもう
2 自然を感じよう
3 ルールやマナーを守ろう
どのようにすればこの3つが達成できるのか、一人一人が考え、みんなでわかるようにしていく活動です。
例えば、3「ルールやマナーを守ろう」では、
・車に気を付ける
・ごみのポイ捨てはしない
など、自分で考え、伝えることによって改めて心に残すことができます。
環境や人などとの適切な「つながり方」について、一つ一つを丁寧に学んでいます。