学校からのお知らせ

何を大事にするか(卒業式の取組)

今日ははじめての卒業式全体での取組(練習)がありました。
本校の卒業式の取組にはいくつか特徴があります。
1.いわゆる「呼びかけ」では、原稿を見ながら伝えてもよい(当日も同様)
2.うまくいかなくても流れを止めない

1.については、暗記して覚え、言えることが最も大事なことではないと思うからです。
それよりも、卒業生に向けて(または在校生に向けて)語れることが大事であり、語るために原稿が必要なのであれば手元にあってもよいと押さえています。
2.については、流れをつかむためにはうまくいかなかったたびに動作を止めていると、「長い時間かけてやること」(姿勢や時間感覚等)の体験ができなくなってしまう。また、うまくいかない中でもどうするかを考えられることが大事であることから、最初から最後まで通してやることを大事にしています。

日常の「関わり合える」姿を追い求めてきた子どもたちです。今日卒業式でも問題ないくらい素敵な姿がたくさん見られました。
卒業式も大事な「授業」です。

お話の世界に浸る(今年度最後の読み聞かせ)

今日は学校図書館司書が来校し、読み聞かせをしていただきました。
(今日が今年度最後の読み聞かせでした。)

今日は昔話の読み聞かせでした。
司書の語りに引き込まれながら、お話の世界に浸っていました。

(1年生から6年生まで網羅する内容を扱うのは難しいですが、どのお話でも聞ける子どもたちです。)

6年生を「安心」させて送り出す(6年生を送る会)

本日は6年生を送る会がありました。
6年生に「安心」してもらい、楽しんでもらうために在校生が企画した出し物やプレゼントの発表がありました。

1~5年生が(今回の教育活動を通して)自分たちで計画し、協力して取り組む姿が見られることが、6年生にとって「安心」すると言えます。
今日の姿を見て「安心」して卒業することができると6年生は話していました。

6年生は最高学年として1~5年生の先頭に立っていろいろなことを進めてきました。
特に「自分たちで考え、進んで行動する」ことができる姿は本校にとって大きな財産です。

1~5年生は6年生の背中を見て、自分たちに生かそうと今取り組んでいます。

1年間の「関わり合える子」の集大成(全校参観日)

本日は全校参観日でした。ご多用のところご参観いただきありがとうございました。
本日の授業を「1年間の関わり合える子」の集大成として位置付けております。

・自己評価能力…自分のことを振り返ったり見つめたり考えたりする
・自己調整能力…自分なりのめあてをもったり学習を進めたりする
・望ましい人間関係の形成…友達や先生、(今日の体育の時間は保護者のみなさま)と関わり、お互いを知る

どの授業からもそのことが伝わってきました。
今日の授業の姿から子どもたちの成長を感じ取っていただけたらうれしいです。

異学年と「関わり合える」場として(クラブ活動終了)

本日で今年度のクラブ活動が終了しました。

本校のクラブ活動の特長として、色々な内容のものを体験できるところにあります。
・野球(雨天時:バドミントン)
・アイビスペイント(お絵かきアプリを使ったお絵かき)
・編み物
・理科実験

異学年と「関わり合える」場として、とても貴重な時間を過ごしました。
特に、その時間のクラブ活動を進める担当を毎回変えたこと、6年生中心に縦割りで進めたことも「関わり合える」子を育てるために大事にしてきました。

※この写真は4~6年生で振り返りを行っている場面です。

次につなぐ(児童会:立会演説会)

今日は児童会役員の立会演説会がありました。
本校は会長1名、副会長1名、計2名の体制で児童会を運営していきます。
(ただ、細かい部分については4年生以上の児童みんなで運営していきます。)

複数の候補者が出なかったため、立候補者が当選した形となりました。
今までは立会演説会の場をつくっていませんでしたが、任命されてから何をしていきたいのか、どんな学校にしたいのかを語る場があってもよいのでは、そしてそのことをみんなに聞いてもらう場があってもよいのでは、というところから進めてきました。
立候補者以外の友達も応援演説をしました。応援演説では立候補者のよさが語られました。

「関わり合える」場(これまでの学びを生かして:小中特支交流会)

本日は中学校の特別支援学級の生徒との交流会がありました。
今年度、小学校の特別支援学級の子どもたちは「おもてなし」をする立場でした。
(昨年度は中学校からおもてなしを受けました。)

どうやったら楽しい交流会になるかを考え、準備してきました。
普段からの学びを生かす場としてとてもよい経験になりました。


※これらの写真はリハーサルの様子です。

「動く」授業(6年:保健の授業)

今日は6年生の保健の授業を紹介します。
内容は、自分たちで調べた「たばこについて」「飲酒について」「薬物乱用について」の発表の時間でした。

発表の内容も素晴らしいのですが、
・相手に話をするような「語り」ができる
・聞く側の質問が内容を深めるものになっていること
が挙げられます。

それだけではなく、質問して発表者が答えられなかったときには、一人一台端末を活用し、わからないことを調べながらみんなで解決する場面が見られたことがすごいと思いました。

このような学びを成立させるためには、「話をしているときに手を置く」といった指導「だけ」ではうまくいかないと思います(もちろん、そのような指導も必要な場面もあります)。
今日の授業は「動く」授業だったと感じましたし、「関わり合える」子どもたちの成長した姿を授業を通してみることができました。