学校からのお知らせ

よいよい学校生活を送るために、みんなで考える(全校学活)

本日、学活の時間を1~6年生全員で行いました。

「よりよい学校生活を送るために」をテーマに、みんなで考える場を設定しました。

主に3つのことについて考えました。

①自分にとって「好き」なことは、必ずしも相手にとっても「好き」とは限らないこと(価値観の多様性)。

②書き言葉にすると、同じ言葉でも受け取り方が変わる可能性があること。(伝え方の配慮)

③学校は「みんなの学校」であり、相手のことを考えた学校生活を送ることが大切であること。(公共性)

子供たちなりに「対話」を重ね、よりよい学校生活を送るために大切なことを考えていました。

本校は人数が少ないからこそ、全員でできることがあり、そのことが学校の「特色」でもあります。

目指す子供の姿と教育活動(児童会活動)

本日、4~6年生の児童会活動がありました。

児童会活動では児童会で考えた取組やよりよい学校生活にするための話合いが行われました。

・休み時間の過ごし方

・今続けている取組を続けるかここでストップするか

・読書活動について

タイトルにある「目指す子供の姿と教育活動」ですが、児童会活動の充実をさせるのは、今年度の「目指す子供の姿(重点教育目標)」や学校経営方針にもつながります。

今年度の目指す子供の姿は「受信・発信・自尊心」であり、その姿に少しでも近づける一つの取組として、「豊かな心の育成」が挙げられます。

その「豊かな心の育成」を育むために、学級活動や異学年集団活動を通して温かい仲間意識に基づく人間関係を構築するとともに、主体的な態度や自尊心の醸成につなげます。

具体の活動の一つが、「学校行事や委員会活動等における主体的な取組と自他の成長を実感できる活動の工夫」であり、その評価は「全教育活動を通して子供の自ら取り組む態度や相手を認める心が育つよう活動を工夫できたか。」となります。

全てが意図をもち、つながりをもたせながら教育活動に取り組んでいます。

目標と計画(保健室経営)

保健室の前には、子供たちや来校者に少しでも保健に関心をもち、実践するように様々な形で情報発信されています。

今月は手の洗い方について、わかりやすくまとめられています。立体的な手の「つくり」伝わるでしょうか。

12月に「手の洗い方」についてお知らせしているのは、学校としての考えがあります。

学校は目標と計画によって教育活動が成り立っています。

今回の保健室経営については、年度はじめに出される「学校保健計画」に基づいて行われます。「学校保健計画」には、「学校保健目標」や「月ごとの重点」がまとめられています。

「月ごとの重点」や取組には、次のように記載されています。

・保健目標…冬を健康に過ごそう

・保健指導…冬に多い病気の予防、手洗い・うがい、防寒対策

これらの目標や指導の具体から上記のような取組につながっています。

学校は目標(意図)と計画によって成り立っていることを御理解いただけますと幸いです。

地域の力を借りて(学校支援地域本部事業)

今日の家庭科の時間に、ゲストティーチャーに家庭科の実習の補助をしていただきました。

教育委員会生涯学習課の方の力をお借りし、「学校支援地域本部事業」としてゲストティーチャーを派遣していただきました。「学校支援地域本部事業」とは、地域全体で学校の活動を支援し、地域ぐるみで子どもたちの教育を推進することを言います。

学校だけではすべてのことを網羅できませんので、できない部分を助けていただいたりより効果的に学習効果を高めたりするためにとても大事なつながりです。

今後、ミシンの実習や昔遊び、お琴の活動にゲストティーチャーを派遣していただく予定です。

 

また、本日、教育実習生が4週間の実習を終える最終日でした。子供たちとお別れの式も行いました。主に入っていた1・2年生学級の子供たちからお礼のお手紙などが渡されました。

子供の成長・学校の取組を「発信」(全校参観日)

本日、全校参観日がありました。学校行事を通した子供の成長を見る機会はありましたが、学習の様子や学校の取組(特に授業)については、7月以来となります。子供たちが進んで学ぶ姿、共に考える姿など、子供の姿からたくさんの成長を感じていただけたと思います。

今回は地域の方(学校運営協議会委員の方)にも声をかけ、御参観いただきました。

成すことによって学ぶ(外国語活動)

3年生の外国語活動の一コマです。

色々な人に「クリスマスプレゼントに何が欲しいか」をたずねる活動を行っていました。

実際にたずねる経験を積むことを通して外国語を活用できるようになることが大切です。

3年生の外国語活動の目的の一つに、「外国語の音声や基本的な表現に慣れ親しむようにする。」とあります。この慣れ親しむがとても大切です。実際に声に出して伝え、相手の反応を受け取ることの繰り返しが活用につながります。

日常授業の改善・充実(学力・体力向上の取組)

本校の学力の課題の一つに「読解力」が挙げられます。読解力は国語科だけでなく、全ての教科等に必要な力です。視点を広げると、算数の問題の意味理解や社会や理科、総合的な学習の時間における資料を読み取ることにもつながります。

本校では読解力向上のため様々な取組を進めています。

まず、「よむYOMUワークシート」の活用です。「よむYOMUワークシート」は、児童生徒の読解力向上を目的に作成したオリジナル教材です。新聞記事を素材として問題に答えていきます。「教材文から書き抜く」「要点を正しくとらえる」などの設問があります。

低学年では「音読」の取組を紹介します。発信(アウトプット)することで、内容理解につなげます。目で読む(黙読)も大切ですが、目的を明確にし、どのスタイルがその時間に適しているのかを考えながら進めています。

最後に体力向上(体育の授業改善)についての紹介です。

体力=マラソンにイメージされる「持久力」だけではなく、走力や投げる力、握力、柔軟など様々な力を総合したものと押さえています。

当然子供一人一人の運動能力に違いがありますので、自分に合った運動、自分が取り組めそうな運動を自分なりに把握しながら進められるようにしています。

予想すること(6年:理科実験)

本日、6年生の理科の実験がありました。「地層のできるしくみ」について、実際に実験をしながら考える時間でした。

理科の学習(特に実験)では、その時間に学習することを確認したあと「その現象がどうなるか」「なぜそうなるのか」を考える(予想する)ことが多くあります。

理科の授業において予想を立てることは、見通しをもって観察、実験方法を考える出発点になります。実験の結果 「やっぱりそうだ 」と確認したり 「本当はこうなんだ 」と新しい事実を発見したりすることにつながる重要な活動です。

大切なのは、「正解しているからよい」ではなく、予想と違っていても「気付く」ことが大事であり、むしろ、違っている方が心に残りやすいかもしれません。

異学年の”意図的な”関わり(3年生読み聞かせ)

本日、1~3年生が交流する場面がありました。3年生が1・2年生に対し、絵本を読み聞かせるという活動です。

本校は小規模校なので比較的全校のお友達と関わりやすいです。学校行事や休み時間など様々な学年と関わることができます。

しかし、授業という場で改めて関わるとなると、日ごろ意識していない「相手意識」や「場面意識」、「目的意識」を再確認することができます。今回の交流では、読み聞かせをする3年生はもちろんのこと、お話を聞く1・2年も「相手意識」を高めることにつながります。

また、休み時間などではみえないお互いの「よさ」に気付くことにもつながります。

真剣に聞く1・2年生…後ろからの写真ですが、「表情」や身を乗り出している「態度」からも伝わってきます。

体力向上だけではない「何か」(縄跳び記録会)

本日、全校で縄跳び記録会を行いました。先週から縄跳びの取組をスタートさせていました。全校で取り組む場と個々人の自由な裁量で取り組む時間と分け、それぞれの目標に向かって取り組んできました。

全ての教育活動に言えることですが、一人一人の目標とするところが異なってよいのです。

今回の縄跳びについては、「回数」という記録にこだわる場合もあれば、「技の難易度」というところにこだわる場合もあります。もしかすると、「この時間だけでもいいから頑張る」という目標があってもよいのです。

自分の記録にチャレンジしている子に聞いてみました。「あきらめず頑張る」という反応が返ってきました。その考え方にとてもうれしくなりました。

縄跳びという場は人(特に好きではない人)によってはこの期間限りのものです。しかし、「あきらめずに頑張る」という価値観はどの場でも必要なことです。この活動(または体験)を通して縄跳びという技能以外の場面でこのような心を生かすことも教育活動です(もちろん、縄跳びが少しでもできるように進めていくのも学校の役割です)。