学校からのお知らせ

「受信」「発信」の力が発揮される場として(自由研究・自由作品発表会)

本日、自由研究・自由作品発表会がありました。

本校では、1時間時間を取り、全校で夏休みに取り組んだ自由研究や作品の発表会を行っております。保護者のみなさまにも来校いただき、子供たちの「受信」「発信」の姿を見ていただきました。

学年によっては、一人一台端末を活用し、相手に伝わるスライドを作成したもので「発信」していました。

【自由研究や作品づくりの「よさ」(価値)】

 子供によっては夏休みの取組の中で最も頭を悩ませるのは、この自由研究や作品づくりかもしれません。なぜかと言いますと、「自分で考えなければならない」からです。
 宿題は学校からやるべきものが示され、それに取り組みますが、自由研究や作品づくりは何をやっていくかを考えるところから始まります。だからこそ価値ある取組だと言えます。
 今後、子供たちに身に付けさせたい力を考えますと、宿題や家庭学習なども与えられ、それを取り組めばよいという考え方があるとすれば、そこも変わっていかなければならないのかもしれません。

新たな気持ちで(2学期始業式)

本日から2学期がスタートしました。

全員そろって顔を合わせられたこと、夏休みのあいだ、大きな事故などがなく過ごせたことにとてもホッとしております。

児童会長からは、「2学期は行事が多いので、今日からは、夏休みモードではなく、学校モードで頑張ってください。」という挨拶がありました。全校のみんなの心に届く挨拶でした。

また、夏休みで頑張ったことについての発表を、プレゼンテーションソフトを活用して発表する学年もありました。

・勉強は、朝にやってよかったという感想があったこと。

・水泳や剣道の素振りなど、様々な形で体を動かしていたこと。

・自由研究や工作でどんなことをやったのかを説明していたこと。

など、一人一人の思い出がわかるまとめになっていました。

夏休みのあいだ、複式の授業がしやすいよう、教室の片側の黒板を大きなものに付け替え、その周りをきれいに塗装するなど、子供たちにとってより学びやすい環境が整いました。

今日からスタートとはいえ、少しずつエンジンをかけ、軌道に乗せていってほしいなあ、と願っています。学校としても、子供一人一人に寄り添いながら教育活動を進めていきたいと思います。

自分のペースで学習する(夏休み学習サポート:1日目)

今日から2日間、夏休みの学習サポート(希望者のみ)がスタートしました。

夏休みの課題を進めたり、自分に合った課題を学校が提供したりと、一人一人に合った内容で教職員がかかわる時間を設定しています。学習ばかりでなく、体を動かすプログラムも用意しています。

すでに夏休みの課題が終了している子もいました。そういった子にはスペシャルの課題を提示し、教師と一緒に取り組むようにしています。

大切なのは、自分なりの学習のペースをつかんだり、答え合わせの仕方を学んだりと、「自学の基礎」を育むことと捉えています。

気温が高い中の学習サポートですが、少しでも快適な環境で学習ができるよう、配慮しながら進めています。

 

73日間の教育活動を振り返りました(終業式、他)

今日で1学期が終了です。明日からは楽しい夏休みがスタートします。

全校朝会では、子供たちに2つのことをお願いしました。

1 ゲームをやりすぎず、時間を決めてやってほしいこと。特に夜はやらないでほしいこと。そして、朝、起きる時間は今と同じにしてほしいこと。

2 決して危険なところへは行かないこと。車には十分気を付けることなど、自分の命を守る行動に心がけること。

宿題など、あえて学習のことを伝えませんでした。その理由は、上の2つのことがしっかり整わないと、たとえ宿題に手を付けたとしても十分な効果や学習習慣の形成につながらないと考えるからです。宿題をやらなければならないからやる、ではなく、自分の力を伸ばすために必要だからやる、と子供たちなりに考え、できることを大切にしてほしいという願いがあります。

1年生や児童代表から、1学期に頑張ったことなどの発表がありました。自分の言葉で語る姿や、具体的に頑張れたことの内容がとても素晴らしい発表でした。

保護者のみなさま、地域のみなさまには、本校の教育活動にたくさんのご支援、ご協力をいただき、誠にありがとうございました。夏休み期間中は、保護者のみなさまからいただいたご意見を分析し、学校としてどのような方向で進んでいけばよいのかをじっくり、しっかり考える機関にさせていただきます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

あと、学校のみんなで、大掃除、教室で使っている物の移動を行いました。夏休み期間中に複式化の工事が入るためです。夏休み明けからは、新しい環境で教育活動を行うことになります。

夏休み明けは、8月18日から学校がスタートします。

元気な姿で再開できることを心待ちにしております。

夏休みに入る前の準備(大掃除週間)

来週木曜日からいよいよ夏休みですが、夏休みに向けて学校をきれいにする活動(大掃除週間)に取り組んでいます。

特別に時間を設定するのではなく、普段なかなか目が行き届かないところも掃除するようにしています。本校の掃除の活動は、学年・学級ごとではなく、縦割り班清掃(異学年を組み合わせた班での清掃)を行っています。

全員が一生懸命真面目に取り組む姿…この姿が本校の子供たちの「よさ」の一つでもあります。

北海道の歴史、文化や風土について理解と関心を深める(「道みんの日」)

7月17日(土)は「北海道みんなの日(愛称:道みんの日)」です。

7月17日は、北海道の名付け親とされる松浦武四郎が、明治2年(1869年)、明治政府に対し「北加伊道」という名称を提案した日です。

北海道のこれまでの歴史、文化や風土について理解と関心を深め、北海道の価値をあらためて認識し、道民であることを誇りに思う心を育むことにより、道民が一体となってより豊かな北海道を築いていくことを期すとともに、道外において、北海道の価値が広く認識される契機とするため、「北海道みんなの日」が設けられました。(平成29年「北海道みんなの日条例」制定)

そのため、週に1回、本校に来ていただいている図書館館長様に、学校図書館に「道みんの日」コーナーをつくっていただきました。

北海道に関係する本やクイズなど、見たり読んだりして楽しめるコーナーとなっております。

「渚滑の本気!~It's Show Time~ 共に楽しくつき進め!」

新型コロナウイルスの関係で、6月7日に予定されていた運動会を延期し、本日実施しました。

6月に向けて調整していたものを一度ストップし、改めて取り組むことはモチベーションを維持する観点からもとても難しい取組になりましたが、児童生徒、教職員ともによい運動会を創りあげることができました。

今年のスローガンは「渚滑の本気」です。「本気」には、真剣な気持ちという意味があります。競技、応援、整列、礼、集合などすべての動きを通して、「本気」」を伝えていました。
また、スローガンには「共に楽しく」という願いも込められています。「共に」には、チーム同士はもちろんですが、小学校中学校のみなさん全員で運動会をつくりあげるという意味もあります。

今年度は、新型コロナウイルス感染予防と熱中症対策を両立させながらの取組となりました。
小中学校全職員が試行錯誤しながらも、子供たちに身に付けさせたい力を大切にしながら学校行事を通して一歩成長することを信じ、ここまで進めてきました。

保護者2名の制限を設けさせていただいた結果、地域のみなさまや親せきのみなさまにご遠慮いただくこととなりました。次年度はたくさんの方に参観いただけるような運動会になることを願っております。

対応の仕方を学ぶ(防犯教室)

今日は、警察署のみなさまを講師としてお招きし、防犯教室を行いました。

1・2年生は、不審者に遭遇した時の対応について学びました。ロールプレイの形をとり、警察署の方に不審者役をやっていただきました。声かけられたときにしっかり断ったり逃げたりする対応の仕方を学びました。

3~6年生は、ネットトラブルに巻き込まれないための対応について学びました。ネットの危険性やネットとの適切なかかわり方について、スライドを使って説明いただきました。

どちらも、自分事としてとらえることが大切です。子供たちは真剣に学ぶことができました。

保護者のみなさまへ「発信」、保護者のみなさまと「共有」(全校参観日)

1日(木曜日)に全校参観日がありました。4月以来の子供たちの姿を直接見ていただく機会でしたが、たくさんの保護者のみなさまに御参観いただきました。ありがとうございました。

日常の姿・授業を見ていただき、本校の教育活動の一部を知っていただくことができたと押さえております。

特に、

・複式の流れ

・ICT活用

・対話的な活動(教師と子ども、子供同士)

を見ていただけたと思います。

授業参観後、全体懇談会を行いました。学校保健委員会を開催し、養護教諭から、本校の子供たちの保健に係る状況や、現在、課題となっている視力低下とその予防について説明させていただきました。

保護者のみなさまと現状を共有し、子供たちの健やかな成長のためにそれぞれでできることを確認しました。

視力低下予防には、使用する時間や対象物との距離について考えることはもちろんのこと、外へ出て遊ぶことで予防につながることは大事な視点であると押さえております。

今後とも学校の教育活動に対し、御理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。

食について知る(栄養指導)

本日、潮見小学校から栄養教諭に来ていただき、栄養指導をしていただきました。

1・2年生は、「おはし名人になろう」という内容で、箸の持ち方について改めて学びました。正しく箸が持てるとどんなよいところがよいのかを考えたり、実際に正しい箸の持ち方を箸を使って体験したりと、学校で体験することで改めて気付くこともありました。

3~6年生は、「残食減らそうプロジェクト ~給食をたくさん食べるためにはどうしたらよい?~」という内容の学習でした。

給食がどのように作られているかを映像を見ながら理解を深めていました。

この時間の目的は「残食の原因に合った解決策を自分なりに考えることができる」ことであり、完食を目的にするものではありません。給食を作っている人の想いやどのように作られているのかを知ることで、食に対する興味や関心を高めることが大切です。

また、残食の原因はいろいろ考えられます。思いつくのは、苦手(嫌い)なものが出たとき、となりそうですが、そればかりではなく、

・量が多いため、全部を食べることができなかった

・給食時間が短いため、全部を食べることができなかった

・おなかがすかなかったため、全部を食べることができなかった

等の理由も考えられます。これらのたくさんの理由があることを知り、そのときどきの原因にどう向き合うかで解決策が変わってきます。そのような「考える力」を身に付けるための一つの場ととらえていただければありがたいです。