学校からのお知らせ
価値ある体験ができました(稲刈り体験)
13日(水曜日)に北海道オホーツク総合振興局西部耕地出張所様の御協力をいただき、もち米の稲刈りとはさ掛け(束ねた稲を棒などに架けて自然乾燥させること)を体験しました。今年度で15回と歴史ある取組になっています。
稲を直接見ることや稲を刈る体験はなかなかできるものではないのでとてもありがたいです。子供たちは楽しみながら協力して稲を刈ったり刈った稲を運んだりしていました。
本校の子供たちは、どのような活動に対しても前向きに楽しんでできるところが「よさ」の一つとして挙げることができます。
一人一人の力を出し切りました(マラソン記録会)
本日はマラソン記録会でした。地域の交通安全指導員のみなさまや警察署の方の力をお借りし、校舎周辺を走りました。
全員が完走できたこと、自分の力を考えながら走ることができたことがとてもよかったです。
また、友達や保護者のみなさまの声援を力に変え、ラストスパートでは精一杯走る姿もカッコよかったです。周りの人たちの応援などを力に変えられるのは、一人一人に心があることにほかなりません。
今年度は学芸会が延期になった関係で十分に練習する時間は確保できませんでしたが、頑張る子供たちの姿に感動です。
よりよい人間関係を築くために(児童会の取組)
今秋から児童会の取組として、「よいところ探し」「感謝の気持ちを伝える」活動がスタートしました。約1か月間の取組です。
具体的には、
・「挨拶をしてくれてありがとう」
・「折り紙でいろんなものを作ってくれてありがとう」
・「体育帽子を忘れているよ、とおしえてくれてありがとう」
・「これからもいっぱい一緒に遊ぼうね」などが書かれています。
人間関係をよりよくすることがいじめ防止の大きな取組であると考えます。いじめは誰にでも起こることであり、そのことは被害者だけでなく加害者になる可能性もあります。このことは、意識していないところで起こりえるからこそ、常に考えなければなりません。
その中で、「いじめはダメ」ということは誰もがわかっていることなので、禁止的な指導や取組だけでは防止につながらず、「よりよい人間関係を築く」こととセットで取り組む必要があると考えます。
よいところを見つけたり感謝の気持ちを表したりすることは、その人をプラスに捉えようという意識を働かせることになります。これだけですべてがよくなるわけではありませんが、友達を大事にする意識を学校として育てていきます。
授業について考える(校内授業研)
本日、校内授業研がありました。
本校は複式学級が2つあります。複式の授業では、授業者が片方の学年に指導や学習活動の指示を出している間、もう片方の学年は自分の力で考えを整理したり友達と一緒にその考えをまとめたりする流れが一般的です。
子供たちにとっては、担任の先生が他の学年の対応をしている時間に何をしなければならないのかを理解し、自分たちで学習を進めることも時には求められます。
本校の子供たちは、友達と考えたり話し合ったりしながらその時間の課題を解決していくことがとても上手です。
自分たちの手で環境を整える(外清掃)
予定では本日から10月のマラソン記録会に向けての取組がスタートする予定でしたが、学芸会が延長になったことから、本格的な取組は来週になります。
今日は、練習場所であるグラウンドの石拾いを行いました。
・子供たちはなぜ石拾いをしなければならないのかを理解しながら活動に取り組んでいました。「なぜそうするのか」を理解できることはすごく大事な力です。
・また、清掃班単位で活動していましたが、どの班も協力しながら一生懸命に取り組めるところが本校の子供たちの素敵なところです。
教育活動から見えてくることはたくさんあります。「考える力」と「人とのかかわりを大事にする心」はどの教育活動でも大事にしていきたいです。
地域とのつながりに触れる(ラッピングバスお披露目会)
本日、ラッピングバスお披露目会がありました。
北紋バス様が新しくするバスに使用するイラストの色付けを市内小学校で行いました。そのバスが完成したので、そのお披露目会です。
このバスは、10月から運行を開始し、約20年使用するとのことでした。子供たちが関わったバスが市内で走っている姿を見ることになると思います。子供たちの取組がまちとのつながりを生み、改めて地域に関心をもつきっかけとなりました。
学校行事と日常の教育活動とのつながり(2つの側面)
10月に実施される学芸会では、日常の教育活動の成果を伝えるという視点をもっていただければうれしいです。
日常の教育活動とは主に授業のことですが、本校では学芸会を学芸会のために練習しているのではなく、日常の教育活動で積み重ねてきた成果を発信するという視点を大切にして取り組んでいます。そこには、「成果」を出したり「完成度」を高めたりするという視点よりも「過程」や「人とのかかわり」を大事にするという視点を重視しています。
タイトルに2つの側面と書きましたが、どのような意味なのかお伝えします。
【1つ目…学習内容とのつながりを考える】
授業の一場面ですが、今年度の学芸会をの内容を「国語で学習した内容を生かす」という視点に立って進めています。物語で捉えた世界観を絵や語りで表現する活動に取り組んでいます。
【2つ目…学習を通して「人とのかかわり」を重視したつながりで考える】
授業の一場面で、この時間は算数の時間です。算数の時間とどう関係あるのかと思われるかもしれませんが、この場面は一つの問題を解決するために友達同士で考え、話し合いながら進めています。このようなやり取りなど、人とのかかわりを学んでいることを生かし、学芸会の取組へと発展させていくことも大切にしています。
このことは、学芸会のためにやっているのではなく、普段からの取組を大事にした結果、学芸会でもできるという考え方です。
今年度の学芸会は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、人数制限させていただきました。本来であれば地域のみなさまにこれらの趣旨を御理解いただいた上で見ていただけると嬉しいのですが、保護者のみなさまにはぜひともこのような視点をもった上で観覧いただけると幸いです。
一つのものを創り上げる「愉しさ」を感じながら(学芸会の取組)
学芸会の取組がスタートしました。
当初、9月に予定されていましたが、緊急事態宣言の延長に伴い、実施時期を10月に変更しました。
子供たちにとっての学芸会が、新たな成長につながる一つのきっかけにする必要があると押さえております。決して、器楽演奏や合唱のスキルを上げるために取り組んでいるわけではありません。これまでに学んだこと(学習内容や技能もそうですが、「心」や人とのかかわりに価値を置く「考え方」など)を生かす場としての学校行事です。
完成度を求めるのではなく、取組の過程でどれだけ人とのかかわりを大事にし、目標に向かって協働的な学びができるか、そこも見ていただければ幸いです。
より「わかる」授業のために(ICTの活用)
子供たちにとってより「わかる」授業のために、一人一台端末を活用しています。
それだけではなく、一人一台端末の活用が充実するように様々な角度から環境を整えています。
この授業は図工の時間です。筆遣いなどやポイントがわかるように、動画を視聴している場面です。これまでですと、動画はテレビで視聴する場合、テレビの放送時間に合わせて時間割を考えなければなりませんでした。DVDなどで視聴するという方法もありますが、PCに導入されている再生ソフトによって、使い勝手が変わる場合もありますし、そもそも学習に必要なDVDがあるかどうかにも左右されます。
ネットで配信されている動画を視聴することはそれらの課題をクリアする一つの方法です。
指導者の説明と文だけではイメージしにくい学習も、このようなICTの活用によって、より「わかる」手助けになります。
子供たちが学ぶ環境を整えていただきました。(地域貢献:道路補修工事)
本日、地域のみなさまに道路の補修工事をしていただきました。
アスファルト舗装が痛んでいたので、少しでも平らになるようにしていただきました。これからマラソンの取組もスタートしますので、子供たちの運動する環境を整えていただけたことはとてもありがたいです。
地域のみなさまに支えられながらの学校であることを改めて認識させられました。
ありがとうございました。