学校からのお知らせ

指導力を高めるために(学校教育指導2次協議)

本日の研修は、学校教育指導がありました。オホーツク教育局から指導主事の先生に来ていただき、授業や校内研修に係る指導・助言をいただく時間です。

全学級の授業を見ていただいたり、一つの授業を全員で見合い、意見交流をしたりすることを通して、これまでの授業のどこがよくて、どこに課題があるのかを明らかにしていきます。

意見交流の中では、

・その活動は適切だったのか

・その時間の授業のねらいは適切だったのか

・評価はどのような形で行うのか

などなど、たくさんの視点から授業についての振り返りを行います。

一つの授業をみんなで見合い、意見交流することを通して、見合った授業だけでなく、参加者自身の普段の授業を改善していくことが大切です。

大切なのは「自ら」考えること(日常授業の様子)

ゆったりとじっくりと一人一人に合った学びができること、集団で学びをより深めていくこと、このバランスを図りながら日々試行錯誤取り組んでいます。

・「書く活動」を取り入れ、自分の考えをまとめること。

・一人一台端末を活用し、自分に合ったペースで課題を進めていくこと。

・一人一人の考えを聞きながら自分の考えを確立していくこと。

一人で学ぶこと、集団で学ぶこと、「書くこと」、端末を活用すること…どれも大切なことであり、授業は”こうでなければならない”というものではありません。多様な学び方をバランスよく獲得していくことが必要であると考えます。何よりも「自ら」考え、「発信」できる力を身に付けていくための学び方であることを踏まえながら、先生方は日々取り組んでいます。

子供たちの学びを支える(学習教材・教室環境)

夏休みが明けて約2週間が経とうとしています。子供たちは真剣に、そして楽しく学びをスタートさせています。

1・2年生の図工の時間ですが、作品を作るのに手順がわかるよう、事前に作成した動画を視聴させていました。大型テレビに映し出すことで全員が一度に確認できることや確認したいところの場所を止めることが大きなメリットです。

3年生の道徳ですが、夏休みのあいだに複式化工事が入ったことで、広い黒板をゆったりと使って授業することができるようになりました。

道徳の授業だけではありませんが、黒板には子供たちの考えを書く場所でもありますので、たくさんの考えを取り上げる意味でも、広い黒板は子供たちの理解を助けたり考えをまとめたりするのに大切です。

ゆったりとじっくりと考える時間を保障し、自分の考えをしっかり相手に伝える授業に1学期以上に取り組んでいきます。

「受信」「発信」の力が発揮される場として(自由研究・自由作品発表会)

本日、自由研究・自由作品発表会がありました。

本校では、1時間時間を取り、全校で夏休みに取り組んだ自由研究や作品の発表会を行っております。保護者のみなさまにも来校いただき、子供たちの「受信」「発信」の姿を見ていただきました。

学年によっては、一人一台端末を活用し、相手に伝わるスライドを作成したもので「発信」していました。

【自由研究や作品づくりの「よさ」(価値)】

 子供によっては夏休みの取組の中で最も頭を悩ませるのは、この自由研究や作品づくりかもしれません。なぜかと言いますと、「自分で考えなければならない」からです。
 宿題は学校からやるべきものが示され、それに取り組みますが、自由研究や作品づくりは何をやっていくかを考えるところから始まります。だからこそ価値ある取組だと言えます。
 今後、子供たちに身に付けさせたい力を考えますと、宿題や家庭学習なども与えられ、それを取り組めばよいという考え方があるとすれば、そこも変わっていかなければならないのかもしれません。

新たな気持ちで(2学期始業式)

本日から2学期がスタートしました。

全員そろって顔を合わせられたこと、夏休みのあいだ、大きな事故などがなく過ごせたことにとてもホッとしております。

児童会長からは、「2学期は行事が多いので、今日からは、夏休みモードではなく、学校モードで頑張ってください。」という挨拶がありました。全校のみんなの心に届く挨拶でした。

また、夏休みで頑張ったことについての発表を、プレゼンテーションソフトを活用して発表する学年もありました。

・勉強は、朝にやってよかったという感想があったこと。

・水泳や剣道の素振りなど、様々な形で体を動かしていたこと。

・自由研究や工作でどんなことをやったのかを説明していたこと。

など、一人一人の思い出がわかるまとめになっていました。

夏休みのあいだ、複式の授業がしやすいよう、教室の片側の黒板を大きなものに付け替え、その周りをきれいに塗装するなど、子供たちにとってより学びやすい環境が整いました。

今日からスタートとはいえ、少しずつエンジンをかけ、軌道に乗せていってほしいなあ、と願っています。学校としても、子供一人一人に寄り添いながら教育活動を進めていきたいと思います。

自分のペースで学習する(夏休み学習サポート:1日目)

今日から2日間、夏休みの学習サポート(希望者のみ)がスタートしました。

夏休みの課題を進めたり、自分に合った課題を学校が提供したりと、一人一人に合った内容で教職員がかかわる時間を設定しています。学習ばかりでなく、体を動かすプログラムも用意しています。

すでに夏休みの課題が終了している子もいました。そういった子にはスペシャルの課題を提示し、教師と一緒に取り組むようにしています。

大切なのは、自分なりの学習のペースをつかんだり、答え合わせの仕方を学んだりと、「自学の基礎」を育むことと捉えています。

気温が高い中の学習サポートですが、少しでも快適な環境で学習ができるよう、配慮しながら進めています。

 

73日間の教育活動を振り返りました(終業式、他)

今日で1学期が終了です。明日からは楽しい夏休みがスタートします。

全校朝会では、子供たちに2つのことをお願いしました。

1 ゲームをやりすぎず、時間を決めてやってほしいこと。特に夜はやらないでほしいこと。そして、朝、起きる時間は今と同じにしてほしいこと。

2 決して危険なところへは行かないこと。車には十分気を付けることなど、自分の命を守る行動に心がけること。

宿題など、あえて学習のことを伝えませんでした。その理由は、上の2つのことがしっかり整わないと、たとえ宿題に手を付けたとしても十分な効果や学習習慣の形成につながらないと考えるからです。宿題をやらなければならないからやる、ではなく、自分の力を伸ばすために必要だからやる、と子供たちなりに考え、できることを大切にしてほしいという願いがあります。

1年生や児童代表から、1学期に頑張ったことなどの発表がありました。自分の言葉で語る姿や、具体的に頑張れたことの内容がとても素晴らしい発表でした。

保護者のみなさま、地域のみなさまには、本校の教育活動にたくさんのご支援、ご協力をいただき、誠にありがとうございました。夏休み期間中は、保護者のみなさまからいただいたご意見を分析し、学校としてどのような方向で進んでいけばよいのかをじっくり、しっかり考える機関にさせていただきます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

あと、学校のみんなで、大掃除、教室で使っている物の移動を行いました。夏休み期間中に複式化の工事が入るためです。夏休み明けからは、新しい環境で教育活動を行うことになります。

夏休み明けは、8月18日から学校がスタートします。

元気な姿で再開できることを心待ちにしております。

夏休みに入る前の準備(大掃除週間)

来週木曜日からいよいよ夏休みですが、夏休みに向けて学校をきれいにする活動(大掃除週間)に取り組んでいます。

特別に時間を設定するのではなく、普段なかなか目が行き届かないところも掃除するようにしています。本校の掃除の活動は、学年・学級ごとではなく、縦割り班清掃(異学年を組み合わせた班での清掃)を行っています。

全員が一生懸命真面目に取り組む姿…この姿が本校の子供たちの「よさ」の一つでもあります。

北海道の歴史、文化や風土について理解と関心を深める(「道みんの日」)

7月17日(土)は「北海道みんなの日(愛称:道みんの日)」です。

7月17日は、北海道の名付け親とされる松浦武四郎が、明治2年(1869年)、明治政府に対し「北加伊道」という名称を提案した日です。

北海道のこれまでの歴史、文化や風土について理解と関心を深め、北海道の価値をあらためて認識し、道民であることを誇りに思う心を育むことにより、道民が一体となってより豊かな北海道を築いていくことを期すとともに、道外において、北海道の価値が広く認識される契機とするため、「北海道みんなの日」が設けられました。(平成29年「北海道みんなの日条例」制定)

そのため、週に1回、本校に来ていただいている図書館館長様に、学校図書館に「道みんの日」コーナーをつくっていただきました。

北海道に関係する本やクイズなど、見たり読んだりして楽しめるコーナーとなっております。

「渚滑の本気!~It's Show Time~ 共に楽しくつき進め!」

新型コロナウイルスの関係で、6月7日に予定されていた運動会を延期し、本日実施しました。

6月に向けて調整していたものを一度ストップし、改めて取り組むことはモチベーションを維持する観点からもとても難しい取組になりましたが、児童生徒、教職員ともによい運動会を創りあげることができました。

今年のスローガンは「渚滑の本気」です。「本気」には、真剣な気持ちという意味があります。競技、応援、整列、礼、集合などすべての動きを通して、「本気」」を伝えていました。
また、スローガンには「共に楽しく」という願いも込められています。「共に」には、チーム同士はもちろんですが、小学校中学校のみなさん全員で運動会をつくりあげるという意味もあります。

今年度は、新型コロナウイルス感染予防と熱中症対策を両立させながらの取組となりました。
小中学校全職員が試行錯誤しながらも、子供たちに身に付けさせたい力を大切にしながら学校行事を通して一歩成長することを信じ、ここまで進めてきました。

保護者2名の制限を設けさせていただいた結果、地域のみなさまや親せきのみなさまにご遠慮いただくこととなりました。次年度はたくさんの方に参観いただけるような運動会になることを願っております。