学校からのお知らせ
食について知る(栄養指導)
本日、潮見小学校から栄養教諭に来ていただき、栄養指導をしていただきました。
1・2年生は、「おはし名人になろう」という内容で、箸の持ち方について改めて学びました。正しく箸が持てるとどんなよいところがよいのかを考えたり、実際に正しい箸の持ち方を箸を使って体験したりと、学校で体験することで改めて気付くこともありました。
3~6年生は、「残食減らそうプロジェクト ~給食をたくさん食べるためにはどうしたらよい?~」という内容の学習でした。
給食がどのように作られているかを映像を見ながら理解を深めていました。
この時間の目的は「残食の原因に合った解決策を自分なりに考えることができる」ことであり、完食を目的にするものではありません。給食を作っている人の想いやどのように作られているのかを知ることで、食に対する興味や関心を高めることが大切です。
また、残食の原因はいろいろ考えられます。思いつくのは、苦手(嫌い)なものが出たとき、となりそうですが、そればかりではなく、
・量が多いため、全部を食べることができなかった
・給食時間が短いため、全部を食べることができなかった
・おなかがすかなかったため、全部を食べることができなかった
等の理由も考えられます。これらのたくさんの理由があることを知り、そのときどきの原因にどう向き合うかで解決策が変わってきます。そのような「考える力」を身に付けるための一つの場ととらえていただければありがたいです。
自分の”今”と向き合う心(新体力テスト)
本日、新体力テストを実施しました。明日は室内の種目を実施します。
自分の体力がどれくらいあるのかを知り、目標に向かって取り組むことを大切にしています。
どの子も自分の力が発揮できるよう、力いっぱい取り組んでいました。ボール投げについては、普段なかなかボールに触れることがないため、日常的に「投げる」動作を取り入れた授業や遊びが必要があると感じました。
子供たちの意識の中に、
・「今日は○○回を目標にしている。」(シャトルランの回数)
・「今日は○○mくらい投げたい。」(ボール投げの距離)
があることが素晴らしく、前向きな気持ちになっていることがとてもよいと感じました。
全国平均は自分の記録と向き合うための”目安”にはなりますが、他人の記録と比べるものではありません。もちろん、相手を意識して”もっと頑張りたい”というきっかけになるのであれば望ましい比較になりますが、自分の”今”と向き合い、次年度以降は”今”の記録よりも伸ばしたいという心を育てるのも大切であると感じております。
本日から2日間、中学生が職場体験学習に来ています。本日の新体力テストの測定にもかかわっていただきました。
学んだことを発揮する大事な機会として(児童会活動)
月曜日に児童会の活動がありました。
これからの児童会の取組についての話し合いでした。
「何を」やるのかを考える際、
・時期は適切なのか
・目的に合っているのか
なども踏まえながら児童会みんなで考え、一つの方向性を導き出していました。「話す・聞く」「一つの考えにまとめる」など、児童会の場を日常的に学んだことを発揮する大事な機会の一つとして押さえています。
今後、話し合われたことが実現していくのが楽しみです。
自分の体力の状況を知る(新体力テストに向けた取組)
今月に入ってから、体力テストに向けた取組を行っています。
体力テストには、50m走、握力、長座体前屈、上体起こし、20mシャトルラン、ボール投げ、立ち幅跳び、反復横跳びがあります。それぞれの種目にどんな運動能力を測定するのかが決められています。例えば、長座体前屈であれば、「柔軟」などです。
これだけの種目で運動能力を測定するのですから、得意なものもあれば苦手なものもあります。もしかすると、全て苦手かもしれません。それでも、自分の中でどれが得意で苦手なのか、どれくらいの力があればよいのかを知る機会として体力テストがあります。自分の運動能力を知り、2年生以上であれば、昨年度よりも自分の記録を伸ばすという意識が大切です。
また、この体力テストは「体育の授業を改善する」ためでもあります。全校的に苦手にしているものがあるとすれば、授業の中にどのような運動を取り入れればよいのかを見直すことを大事にしております。
今週の体力テストに向けた取組を紹介します。
反復横跳びの取組です。
20mシャトルランの取組です。
熱中症予防のため、種目によってはマスクは外すよう確認しながら行っています。
小規模校であることから、休み時間を活用し、全校で取り組めることが、本校の特色(よさ)でもあります。
共に学ぶ・対話を大切にする(日常授業で大切にしていること)
本校の教育活動で大切にしていることの一つに、「共に学ぶ」ことが挙げられます。「共に学ぶ」こととは、人とのかかわりを通して、より深く学んだり”わかった”という気持ちを増やしたりする学びです。
例えば、1年生は国語の時間にみんなで相談し、考えることで、より深くお話の世界に浸っていました。
3・4年生は、友達に自分の考え(この場合では、算数の問題の考え方・解き方)を伝えることで、伝えた側の理解をより確かなものにできますし、伝えられた側は、自分の考えと比べて聞くことができます。この活動では、伝える側が途中まで考えを伝え、その続きを他の友達が説明するということに取り組んでいました。
6年生は租税教室があり、税務課のみなさまから税金のことについて学んでいました。1人だったら「共に学ぶ」ことにならないのでは、と思いますが、そうではなく、担任、職員も加わり、子供と一緒に考えることもできます。
大切なのは、「共に学ぶ」とは”こうでなければならない”という唯一の答えがある学びではなく、学習のねらいや学習環境に合わせたものであり、そこに人との関わりが成立することです。