学校からのお知らせ

「かかわり」の場を創り、学ぶ(特別支援学級交流会)

本日、本校の特別支援学級の子供たち同士で交流会を行いました。

上の学年のお友達が企画・運営し、みんなで楽しむことができました。

紙飛行機を飛ばしている場面です。

学校は人との「かかわり」を通して学ぶことが多いです。時には価値観の違いでぶつかったり困ったりすることがあります。そのようなときにどのように考え、どのような行動や態度に出るのが望ましいかなど、体験を通して学びます。

そのための適切な指導ができるよう、本校職員は子供たちの「見取り」を大切にしながら教育活動を進めています。

活用のさらなる可能性を見い出す(6年生オンライン交流会)

本日、市内小向小学校のお友達とオンライン交流会を行いました。

それぞれが体験した修学旅行での学びをスライドにまとめ、お互い発表し合いました。

今回の交流会では、一人一台端末を活用しました。このような活用ができるようになったことが最も大きいことだと思いますし、遠くのお友達や場所、人と「つながる」ツールとしての可能性を見い出すことができました。

遠くのお友達や場所と「つながる」ことは今までできなかったことですが、ネット環境が整ったことにより実現可能となりました。今後さらなる活用が期待できます。

地域の方と「かかわる」(もちつき体験)

本日、西部耕地様の協力をいただき、もちつき体験を行いました。西部耕地様には打合せや前日の準備など、子供たちのためにいろいろと力を貸していただきました。ありがとうございました。

もちつき体験のもち米は、本校の子供たちが稲刈りや精米の体験をさせていただいたものです。子供たちはもち米の生長から刈り取り、もちになるまでの一連の流れで「食」を捉えることができました(残念だったのは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、苗植え体験だけはできませんでした)。

もちつき体験を通して、西部耕地のみなさま(教育的な言い方をすると「人」)と「かかわる」、命あるものをいただくという視点からは、食材(教育的な言い方ですが、「対象」)と「かかわる」ことを学んだ活動でした。

よいよい学校生活を送るために、みんなで考える(全校学活)

本日、学活の時間を1~6年生全員で行いました。

「よりよい学校生活を送るために」をテーマに、みんなで考える場を設定しました。

主に3つのことについて考えました。

①自分にとって「好き」なことは、必ずしも相手にとっても「好き」とは限らないこと(価値観の多様性)。

②書き言葉にすると、同じ言葉でも受け取り方が変わる可能性があること。(伝え方の配慮)

③学校は「みんなの学校」であり、相手のことを考えた学校生活を送ることが大切であること。(公共性)

子供たちなりに「対話」を重ね、よりよい学校生活を送るために大切なことを考えていました。

本校は人数が少ないからこそ、全員でできることがあり、そのことが学校の「特色」でもあります。

目指す子供の姿と教育活動(児童会活動)

本日、4~6年生の児童会活動がありました。

児童会活動では児童会で考えた取組やよりよい学校生活にするための話合いが行われました。

・休み時間の過ごし方

・今続けている取組を続けるかここでストップするか

・読書活動について

タイトルにある「目指す子供の姿と教育活動」ですが、児童会活動の充実をさせるのは、今年度の「目指す子供の姿(重点教育目標)」や学校経営方針にもつながります。

今年度の目指す子供の姿は「受信・発信・自尊心」であり、その姿に少しでも近づける一つの取組として、「豊かな心の育成」が挙げられます。

その「豊かな心の育成」を育むために、学級活動や異学年集団活動を通して温かい仲間意識に基づく人間関係を構築するとともに、主体的な態度や自尊心の醸成につなげます。

具体の活動の一つが、「学校行事や委員会活動等における主体的な取組と自他の成長を実感できる活動の工夫」であり、その評価は「全教育活動を通して子供の自ら取り組む態度や相手を認める心が育つよう活動を工夫できたか。」となります。

全てが意図をもち、つながりをもたせながら教育活動に取り組んでいます。

目標と計画(保健室経営)

保健室の前には、子供たちや来校者に少しでも保健に関心をもち、実践するように様々な形で情報発信されています。

今月は手の洗い方について、わかりやすくまとめられています。立体的な手の「つくり」伝わるでしょうか。

12月に「手の洗い方」についてお知らせしているのは、学校としての考えがあります。

学校は目標と計画によって教育活動が成り立っています。

今回の保健室経営については、年度はじめに出される「学校保健計画」に基づいて行われます。「学校保健計画」には、「学校保健目標」や「月ごとの重点」がまとめられています。

「月ごとの重点」や取組には、次のように記載されています。

・保健目標…冬を健康に過ごそう

・保健指導…冬に多い病気の予防、手洗い・うがい、防寒対策

これらの目標や指導の具体から上記のような取組につながっています。

学校は目標(意図)と計画によって成り立っていることを御理解いただけますと幸いです。

地域の力を借りて(学校支援地域本部事業)

今日の家庭科の時間に、ゲストティーチャーに家庭科の実習の補助をしていただきました。

教育委員会生涯学習課の方の力をお借りし、「学校支援地域本部事業」としてゲストティーチャーを派遣していただきました。「学校支援地域本部事業」とは、地域全体で学校の活動を支援し、地域ぐるみで子どもたちの教育を推進することを言います。

学校だけではすべてのことを網羅できませんので、できない部分を助けていただいたりより効果的に学習効果を高めたりするためにとても大事なつながりです。

今後、ミシンの実習や昔遊び、お琴の活動にゲストティーチャーを派遣していただく予定です。

 

また、本日、教育実習生が4週間の実習を終える最終日でした。子供たちとお別れの式も行いました。主に入っていた1・2年生学級の子供たちからお礼のお手紙などが渡されました。

子供の成長・学校の取組を「発信」(全校参観日)

本日、全校参観日がありました。学校行事を通した子供の成長を見る機会はありましたが、学習の様子や学校の取組(特に授業)については、7月以来となります。子供たちが進んで学ぶ姿、共に考える姿など、子供の姿からたくさんの成長を感じていただけたと思います。

今回は地域の方(学校運営協議会委員の方)にも声をかけ、御参観いただきました。

成すことによって学ぶ(外国語活動)

3年生の外国語活動の一コマです。

色々な人に「クリスマスプレゼントに何が欲しいか」をたずねる活動を行っていました。

実際にたずねる経験を積むことを通して外国語を活用できるようになることが大切です。

3年生の外国語活動の目的の一つに、「外国語の音声や基本的な表現に慣れ親しむようにする。」とあります。この慣れ親しむがとても大切です。実際に声に出して伝え、相手の反応を受け取ることの繰り返しが活用につながります。

日常授業の改善・充実(学力・体力向上の取組)

本校の学力の課題の一つに「読解力」が挙げられます。読解力は国語科だけでなく、全ての教科等に必要な力です。視点を広げると、算数の問題の意味理解や社会や理科、総合的な学習の時間における資料を読み取ることにもつながります。

本校では読解力向上のため様々な取組を進めています。

まず、「よむYOMUワークシート」の活用です。「よむYOMUワークシート」は、児童生徒の読解力向上を目的に作成したオリジナル教材です。新聞記事を素材として問題に答えていきます。「教材文から書き抜く」「要点を正しくとらえる」などの設問があります。

低学年では「音読」の取組を紹介します。発信(アウトプット)することで、内容理解につなげます。目で読む(黙読)も大切ですが、目的を明確にし、どのスタイルがその時間に適しているのかを考えながら進めています。

最後に体力向上(体育の授業改善)についての紹介です。

体力=マラソンにイメージされる「持久力」だけではなく、走力や投げる力、握力、柔軟など様々な力を総合したものと押さえています。

当然子供一人一人の運動能力に違いがありますので、自分に合った運動、自分が取り組めそうな運動を自分なりに把握しながら進められるようにしています。

予想すること(6年:理科実験)

本日、6年生の理科の実験がありました。「地層のできるしくみ」について、実際に実験をしながら考える時間でした。

理科の学習(特に実験)では、その時間に学習することを確認したあと「その現象がどうなるか」「なぜそうなるのか」を考える(予想する)ことが多くあります。

理科の授業において予想を立てることは、見通しをもって観察、実験方法を考える出発点になります。実験の結果 「やっぱりそうだ 」と確認したり 「本当はこうなんだ 」と新しい事実を発見したりすることにつながる重要な活動です。

大切なのは、「正解しているからよい」ではなく、予想と違っていても「気付く」ことが大事であり、むしろ、違っている方が心に残りやすいかもしれません。

異学年の”意図的な”関わり(3年生読み聞かせ)

本日、1~3年生が交流する場面がありました。3年生が1・2年生に対し、絵本を読み聞かせるという活動です。

本校は小規模校なので比較的全校のお友達と関わりやすいです。学校行事や休み時間など様々な学年と関わることができます。

しかし、授業という場で改めて関わるとなると、日ごろ意識していない「相手意識」や「場面意識」、「目的意識」を再確認することができます。今回の交流では、読み聞かせをする3年生はもちろんのこと、お話を聞く1・2年も「相手意識」を高めることにつながります。

また、休み時間などではみえないお互いの「よさ」に気付くことにもつながります。

真剣に聞く1・2年生…後ろからの写真ですが、「表情」や身を乗り出している「態度」からも伝わってきます。

体力向上だけではない「何か」(縄跳び記録会)

本日、全校で縄跳び記録会を行いました。先週から縄跳びの取組をスタートさせていました。全校で取り組む場と個々人の自由な裁量で取り組む時間と分け、それぞれの目標に向かって取り組んできました。

全ての教育活動に言えることですが、一人一人の目標とするところが異なってよいのです。

今回の縄跳びについては、「回数」という記録にこだわる場合もあれば、「技の難易度」というところにこだわる場合もあります。もしかすると、「この時間だけでもいいから頑張る」という目標があってもよいのです。

自分の記録にチャレンジしている子に聞いてみました。「あきらめず頑張る」という反応が返ってきました。その考え方にとてもうれしくなりました。

縄跳びという場は人(特に好きではない人)によってはこの期間限りのものです。しかし、「あきらめずに頑張る」という価値観はどの場でも必要なことです。この活動(または体験)を通して縄跳びという技能以外の場面でこのような心を生かすことも教育活動です(もちろん、縄跳びが少しでもできるように進めていくのも学校の役割です)。

教員としての「やりがい」を(教育実習・「草の根教育実習」)

今週から4週間、教育実習生が本校に来ています。教員になるために本校でたくさんのプログラムをこなし、多くのことを本校職員や子供たちから学び、最後には授業を行う予定です。

また、本日から「草の根教育実習」もスタートしました。こちらは3日間です。

「草の根教育実習」とは、「教職を目指す学生が、へき地・小規模校における草の根的な教育実習やへき地校体験実習などの多様な体験活動を積極的に進めることにより、教職のやりがいや地域の魅力を再発見するなど、本道の教員養成基盤の醸成を促すとともに、地域における新たな関係人口の創出を図ることを目的」としております。(北海道教育委員会HPから)

教員は授業だけでなく、生徒指導など子供との関わりの他、校務分掌といって子供が帰った後にも様々な仕事があります。その日常から、子供の成長を見つけ、受け止め、「やりがい」に変えていくことが醍醐味です。本校がそのお手伝いの一翼を担うことができれば、と思います。

日常授業の改善のために(公開授業研究会)

先週の金曜日(5日)に、本校の公開授業研究会を行いました。市内からたくさんの先生に来ていただき、教育委員会や教育局から助言をしていただく先生もお招きし、授業を見ていただいたり授業について考えたりする機会を設けました。

教師であればどの人も授業がうまくなりたいと思います。しかし、なかなかその時間や場をつくったり意識し続けたりすることは難しいです。だからこそ、このような場を設定し、他の人から授業を見ていただき、話し合いすることで”今の”子供たちの成長に気付いたり、今後改善したらよいところを明確にしたりするよさがあります。

「ひと」「もの」「こと」への関心(脱穀・精米体験)

2日(火)に、に北海道オホーツク総合振興局西部耕地出張所様の御協力をいただき、もち米の脱穀と精米作業を体験させていただきました。普段できない体験ができたことと作業のときにこぼれたお米を見つめる姿が印象的でした。

このような作業を直接行うことは少ないと思いますが、自分たちが口にしているものがどのような流れでできているのかを感じるだけでも大きなことです。今回のもち米に限らず、いろいろな食べ物にも言えることです。また、視野を広げると食べ物だけでなく私たちの身の回りのもの全てに言えることです。

今回の学びから自分たちの身の回りの「ひと」「もの」「こと」に少しでも関心がもてるようにしていきたいです。

自分のペースで(縄跳び週間)

今日から12日まで縄跳び週間がスタートしました。

月曜日と金曜日の2日間は全校、火~木曜日は中休みも昼休みも自主的に行うことにしました。縄跳びは手軽にでき、自分のできる範囲で取り組める体力向上の一つの取組です。

・3分間でいろいろな跳び方にチャレンジし、結果を残す。
・30秒間で前跳び(目標は1跳躍1回旋)を何回跳べるかにチャレンジする(ひっかかってもOK)。
・3分間で全校大縄跳び

自分でじっくり取り組むこととみんなで取り組むことをバランスよく取り入れ、進めています。

体を動かすことは、場合によっては「場づくり」が必要であると考えますので、少しでも楽しく取り組めればと思います。

葉の色が赤くなり、季節が冬に向かっています。

感謝の気持ち(収穫祭を通して)

本日、全校行事「収穫祭」を行いました。春に植えた野菜を使い、全校みんなで分担をして調理しました。新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解かれたことで、実施が可能となりました。

収穫祭の企画は児童会(今回は、3~6年生)が進めました。役割分担をし、協力しながら進めてきました。

収穫祭には地域の方もお招きしました。野菜づくりや登下校の見守りに力を貸していただいているみなさまです。

収穫祭を実現させるために、

・野菜を育てる助言をいただいたり、畑づくりに協力していただいたりしたこと

・会場づくりや机などの運搬に力を貸していただいたこと

・安全に楽しく調理するためにたくさんの人の力を借りたこと

これらのこと全てがあるからこそ、成功した行事です。また、おうちの人は毎日みなさんのためにご飯の準備や片づけをしています。これらのことに感謝の気持ちをもちながら味わってほしいことを伝えました。

野菜を育てるところから始まっていると考えた場合、全校で取り組む、長い期間の学校の教育活動であり、子供たちにとっては大きな思い出作りの一つと押さえることができます。

このような活動を通して、今年度育みたい姿「受信」「発信」「自尊心」がどのような姿で見られ、どういったところが高まってきているのか、学校として一つ一つ見取っていきたいと考えます。

図書環境の充実を(学校司書紹介)

本日、新たに学校司書が本校に来ました。学校司書とは、本の整理や修理、本を探すお手伝い、子供たちが手に取りたくなるような本の置き方を考えるなど、子供たちの図書・読書環境の充実を図っていただきます。

一つのものを創り上げるために(児童会活動)

本日の児童会活動は、来週予定の収穫祭についての話し合い活動でした。

今回は、3年生も児童会に加わり、役割分担やそれぞれの仕事の確認をしていました。学校の教育活動も後半戦に入り、少しずつ次の学年への階段を上り始めています。

4年生は次年度は最高学年になる予定ですので、自分たちの手で進められるような経験を積みます。3年生は次年度から児童会の一員となるため、どのようなことをやっているのかを経験するよい機会です。6年生はこれまで頑張ってきたことを後輩に継承できるか、そのような視点で取り組んでいます。