学校からのお知らせ
対応の仕方を学ぶ(防犯教室)
今日は、警察署のみなさまを講師としてお招きし、防犯教室を行いました。
1・2年生は、不審者に遭遇した時の対応について学びました。ロールプレイの形をとり、警察署の方に不審者役をやっていただきました。声かけられたときにしっかり断ったり逃げたりする対応の仕方を学びました。
3~6年生は、ネットトラブルに巻き込まれないための対応について学びました。ネットの危険性やネットとの適切なかかわり方について、スライドを使って説明いただきました。
どちらも、自分事としてとらえることが大切です。子供たちは真剣に学ぶことができました。
保護者のみなさまへ「発信」、保護者のみなさまと「共有」(全校参観日)
1日(木曜日)に全校参観日がありました。4月以来の子供たちの姿を直接見ていただく機会でしたが、たくさんの保護者のみなさまに御参観いただきました。ありがとうございました。
日常の姿・授業を見ていただき、本校の教育活動の一部を知っていただくことができたと押さえております。
特に、
・複式の流れ
・ICT活用
・対話的な活動(教師と子ども、子供同士)
を見ていただけたと思います。
授業参観後、全体懇談会を行いました。学校保健委員会を開催し、養護教諭から、本校の子供たちの保健に係る状況や、現在、課題となっている視力低下とその予防について説明させていただきました。
保護者のみなさまと現状を共有し、子供たちの健やかな成長のためにそれぞれでできることを確認しました。
視力低下予防には、使用する時間や対象物との距離について考えることはもちろんのこと、外へ出て遊ぶことで予防につながることは大事な視点であると押さえております。
今後とも学校の教育活動に対し、御理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。
食について知る(栄養指導)
本日、潮見小学校から栄養教諭に来ていただき、栄養指導をしていただきました。
1・2年生は、「おはし名人になろう」という内容で、箸の持ち方について改めて学びました。正しく箸が持てるとどんなよいところがよいのかを考えたり、実際に正しい箸の持ち方を箸を使って体験したりと、学校で体験することで改めて気付くこともありました。
3~6年生は、「残食減らそうプロジェクト ~給食をたくさん食べるためにはどうしたらよい?~」という内容の学習でした。
給食がどのように作られているかを映像を見ながら理解を深めていました。
この時間の目的は「残食の原因に合った解決策を自分なりに考えることができる」ことであり、完食を目的にするものではありません。給食を作っている人の想いやどのように作られているのかを知ることで、食に対する興味や関心を高めることが大切です。
また、残食の原因はいろいろ考えられます。思いつくのは、苦手(嫌い)なものが出たとき、となりそうですが、そればかりではなく、
・量が多いため、全部を食べることができなかった
・給食時間が短いため、全部を食べることができなかった
・おなかがすかなかったため、全部を食べることができなかった
等の理由も考えられます。これらのたくさんの理由があることを知り、そのときどきの原因にどう向き合うかで解決策が変わってきます。そのような「考える力」を身に付けるための一つの場ととらえていただければありがたいです。
自分の”今”と向き合う心(新体力テスト)
本日、新体力テストを実施しました。明日は室内の種目を実施します。
自分の体力がどれくらいあるのかを知り、目標に向かって取り組むことを大切にしています。
どの子も自分の力が発揮できるよう、力いっぱい取り組んでいました。ボール投げについては、普段なかなかボールに触れることがないため、日常的に「投げる」動作を取り入れた授業や遊びが必要があると感じました。
子供たちの意識の中に、
・「今日は○○回を目標にしている。」(シャトルランの回数)
・「今日は○○mくらい投げたい。」(ボール投げの距離)
があることが素晴らしく、前向きな気持ちになっていることがとてもよいと感じました。
全国平均は自分の記録と向き合うための”目安”にはなりますが、他人の記録と比べるものではありません。もちろん、相手を意識して”もっと頑張りたい”というきっかけになるのであれば望ましい比較になりますが、自分の”今”と向き合い、次年度以降は”今”の記録よりも伸ばしたいという心を育てるのも大切であると感じております。
本日から2日間、中学生が職場体験学習に来ています。本日の新体力テストの測定にもかかわっていただきました。
学んだことを発揮する大事な機会として(児童会活動)
月曜日に児童会の活動がありました。
これからの児童会の取組についての話し合いでした。
「何を」やるのかを考える際、
・時期は適切なのか
・目的に合っているのか
なども踏まえながら児童会みんなで考え、一つの方向性を導き出していました。「話す・聞く」「一つの考えにまとめる」など、児童会の場を日常的に学んだことを発揮する大事な機会の一つとして押さえています。
今後、話し合われたことが実現していくのが楽しみです。
自分の体力の状況を知る(新体力テストに向けた取組)
今月に入ってから、体力テストに向けた取組を行っています。
体力テストには、50m走、握力、長座体前屈、上体起こし、20mシャトルラン、ボール投げ、立ち幅跳び、反復横跳びがあります。それぞれの種目にどんな運動能力を測定するのかが決められています。例えば、長座体前屈であれば、「柔軟」などです。
これだけの種目で運動能力を測定するのですから、得意なものもあれば苦手なものもあります。もしかすると、全て苦手かもしれません。それでも、自分の中でどれが得意で苦手なのか、どれくらいの力があればよいのかを知る機会として体力テストがあります。自分の運動能力を知り、2年生以上であれば、昨年度よりも自分の記録を伸ばすという意識が大切です。
また、この体力テストは「体育の授業を改善する」ためでもあります。全校的に苦手にしているものがあるとすれば、授業の中にどのような運動を取り入れればよいのかを見直すことを大事にしております。
今週の体力テストに向けた取組を紹介します。
反復横跳びの取組です。
20mシャトルランの取組です。
熱中症予防のため、種目によってはマスクは外すよう確認しながら行っています。
小規模校であることから、休み時間を活用し、全校で取り組めることが、本校の特色(よさ)でもあります。
共に学ぶ・対話を大切にする(日常授業で大切にしていること)
本校の教育活動で大切にしていることの一つに、「共に学ぶ」ことが挙げられます。「共に学ぶ」こととは、人とのかかわりを通して、より深く学んだり”わかった”という気持ちを増やしたりする学びです。
例えば、1年生は国語の時間にみんなで相談し、考えることで、より深くお話の世界に浸っていました。
3・4年生は、友達に自分の考え(この場合では、算数の問題の考え方・解き方)を伝えることで、伝えた側の理解をより確かなものにできますし、伝えられた側は、自分の考えと比べて聞くことができます。この活動では、伝える側が途中まで考えを伝え、その続きを他の友達が説明するということに取り組んでいました。
6年生は租税教室があり、税務課のみなさまから税金のことについて学んでいました。1人だったら「共に学ぶ」ことにならないのでは、と思いますが、そうではなく、担任、職員も加わり、子供と一緒に考えることもできます。
大切なのは、「共に学ぶ」とは”こうでなければならない”という唯一の答えがある学びではなく、学習のねらいや学習環境に合わせたものであり、そこに人との関わりが成立することです。
想像力を働かせる(交通安全教室)
本日、交通安全教室がありました。自動車学校様のご協力をいただき、自分の身を守るために必要な知識と行動の仕方について学びました。
まず、運転手の死角となるところについて学びました。ミラーがないといかに車から歩行者や子供が見えにくい(小さければ小さいほど見えにくい)かを学びました。
あと、内輪差(車の前輪と後輪では曲がり方が違う。特に後輪の曲がり方に気を付けなければならない)についても学びました。
次に、衝突した時のダメージについて学びました。自転車よりもスピードを出していないにもかかわらず、衝突した時の衝撃は相当なものです。
最後に、横断歩道の渡り方について確認しました。
子供たちにとっては「知っている!」と思うことばかりかもしれませんが、毎年行うにはそれなりの理由があります。このような場をつくって確認しないと忘れていることもありますし、頭でわかっていても実際に行動するとなったらできないこともありますので、そのことを振り返るために必要なことです。
また、「(衝突や巻き込みが)怖い」と思える人ほど、想像力があり、そのことが危険を回避する力につながることも考えられます。いかに真剣に、想像力を働かすことができるか、こういった危機管理の学習をするときに大事になってきます。
目的・相手によって異なる「発信」(日常授業の姿)
本校が今年大事にしている子供の姿に、「受信」「発信」「自尊心」が挙げられます。これらは、日常を通して育み、学校行事等で生かしながらさらに高めていくイメージです。
その日常ですが、2つの実践について紹介いたします。
1つ目は、「国語」の実践です。環境問題について調べ、実践できることなどを”全校のみんな”に向かって「発信」するという活動に取り組んでいます。この「発信」の対象は”全校のみんな”です。1年生にもわかるような説明の仕方だけでなく、実践できるかどうかも吟味しなければなりません。
2つ目は、「道徳」の実践です。友達について教科書のお話教材を活用して、考えていく学習です。ここでの「発信」の対象は、友達と「自分自身」です。特に、「自分自身」について「発信」していくというのは、言葉をかえると「自分自身に問いかける」「自分自身の心について見つめ直す」と言えます。そう考えると「発信」の姿も少し異なり、いわゆる発表だけではない姿も想定されます。
どちらにしても大切なのは、学習の意図を明確にし、その教科・活動に合った「発信」を考えていくことです。
安心・安全な行動を(集団下校訓練)
本日、集団下校訓練を行いました。
お迎えの子、バスで帰る子、徒歩で帰る子様々ですが、大切なのは、「安全に家に帰る」「確実に保護者のみなさまやバスの運転手さんに引き渡す」ことです。
ケースによっては、全てお迎えに来ていただくなど、色々な対応を取る必要がありますが、緊張感をもって真剣に先生の話を聞き、取り組むことが大切です。このような訓練を繰り返し行うことで、いざという時にパニックにならずにすみます。
お迎えに来ていただいたり、本日の対応がどうなるかを連絡していただいたり、保護者のみなさまにご協力いただきました。ありがとうございました。
新たな気持ちで(全校朝会)
本日、全校朝会がありました。
今回は、児童会からトイレの使い方についての「お願い」がありました。
次に使う人が気持ちよく使えるように、後始末の仕方を伝えていました。わかりやすい言葉を使い、禁止的な物言いにならないようにしていること、絵を使って説明しているところに、上手な「発信」の姿を見ることができました。
また、聞く側も真剣に聞き、ときには「はい」と返事が聞こえるなど、立派な「受信」の姿もありました。
令和3年度がスタートして2か月が終わりました。
慣れてきたからこそ、お互いの言葉遣いや受け止め方などを意識させ、気持ちよい学校生活が送れるように、学校として努力していきます。
運動会で大切にしたいこと(人との関わり)
運動会の練習がありました。今日の内容は、団体種目の練習でした(写真は、準備体操の場面です)。
団体種目は、チーム内で作戦を考えたりやってみてどうだったのかを話し合ったりと、「受信」「発信」が発揮される場面がたくさん見られます。
1~6年生全員で取り組む種目ですから、上の学年の友達は下の学年の友達のことをいかに考えられるか、下の学年の友達は、上の学年の友達が伝えたいことを受け止められるかが大切です。
また、一人一人の違いに気づき、どう生かすことができるか、人とのかかわりを通して学んでいるところです。
人との関わりを通して学ぶ(外国語活動)
本日、外国語活動がありました。
学習した表現を使って、相手に尋ねる活動を行いました。
外国語活動だけではありませんが、特に、言語を通して相手とのコミュニケーションを図ることを大切にしていますので、尋ね方を繰り返し練習するよりも、実際に尋ねる「場面」があった方が、より効果的に身に付けることができます。
体験した本人しかわからない「心」(適度な緊張感や照れくささなど)があり、実際に体験したからこそ身に付くものと思います。また、こういうことこそ、学校で学習した方がよりよいものであると押さえております。
「受信・発信」は日常授業を基盤として育む
算数の時間の一場面です。この日の算数は、「2けた-2けた」の計算の仕方について考える時間でした。
学校では問題の「解き方」について考える場面を多く設定しています。「なぜそうなるのか」を自分の言葉で説明することで、より理解を確かなものにするためです。
この時間では、
・ある友達が説明した「解き方」を”他の友達が”説明する
・ある友達が説明した内容の「続き」を”他の友達が”説明する
活動を取り入れていました。そのことにより、説明する活動を通して「発信」を、友達の説明を聞くことで「受信」を行っています。この2つの活動が連続して行われることで、「思考力」(考える力)も高まります。
授業を基盤としてこれらの力を身に付けることで、他の教育活動でも活用できるように学校全体で取り組んでいます。
自ら考え、行動する力を(総合・運動会の活動)
本日の総合的な学習の時間(3~6年生)に、地域の先生に来ていただきました。土づくりから畑づくり、作物を育てる活動を進めているところです。
活動を進めていくうちに、子供たちが、「自分たちが調べたり考えたりした『作物の植え方』でよいのかどうか、植える前に畑の先生に聞いてみたい。」という思いをもち、体験活動の前に聞いてみる時間を設定しました。
・どのくらいの間隔で、種や苗を植えればよいのか
・苗や種を植える深さはどれくらいがよいのか
・(上記2つのことから)どれくらいの数を植えることができるのか
などを訪ねていました。
子供たちはインターネットや事典などで情報を集めていますが、調べるだけでは本物の学びにはなりません。実際に畑づくりに関わっている方の話を聞くことで、自分たちが調べたことがあっているかどうなのかを確かめることにもなります。このような活動を総合では大事にしています。
今週から運動会特別日課がスタートしました。
学校行事を通して子供たちの成長をより豊かにします。
・自分の限界にチャレンジする
・自分や相手の頑張りを認める
・協力して一つの目標を目指す
など、色々な力や心をはぐくみます。
価値ある学びになりました(遠足)
本日、遠足がありました。
先週の予報ではあまり気温が上がらず、降水確率が40%くらいだったのですが、晴天に恵まれ、とても暖かい中、遠足に行くことができました。
子供たちは自然に触れあい、団体行動をとりながら楽しむことができました。
【遠足の目標】
・自然と直に触れ合い、楽しみながら体力の向上と自然愛護の心情を養う。
・団体行動のきまりを守る等、校種道徳の実践の場とする。
久しぶりに体力を使う活動を行ったため、少し疲れている様子も見られましたが、お昼ご飯を食べた後は元気になりました。
全校遊びでは、3、4、6年生が企画した全校遊びを行いました。
遠足を通して
・お互い声をかけながら、かかわりを大切にできたこと
・最後まで粘り強く取り組みことができたこと(全員が自分の足で目的地に行けました)
など、大きな成果が見られました。
この成果や課題を日常の教育活動につなげ、次の運動会ではさらに成長した姿が見られるよう、指導・支援を続けていきます。
「受信」「発信」の色々な姿(畑づくり・遠足についての話し合い)
7日金曜に、教材園の畑づくりを行いました。
地域の方、保護者の方に来ていただき、堆肥や重機を持ってきていただいたり、石灰のまき方を教えていただいたりして、作物を作るのに大切な「土づくり」を行いました。
子供たちの素晴らしいところは、どの子も一生懸命に活動に取り組み、しかも楽しんでできるところです。
このような姿も、今年度目指している姿「発信」「受信」ととらえることができます。
御多用のところ、子供たちのためにありがとうございました。
また、今日は、金曜日に予定している遠足について話し合いました。全校児童が集まり、
「遠足を楽しくするために、大事にすること。」を考えていました。
遠足の「きまり」ではなく、「大事にすること」の話し合いであることがポイントです。
「○○したらダメ」ではなく、「○○しよう!」という考えを大事にしています。
同じことを行うにしても、また、目的が同じであっても、使う言葉の雰囲気によって、受け取り方が変わると思います。相手に対する声掛けや会話につながってくるとよいなあ、と思いますし、学校としてはそこを大事に指導・支援していきます。
同じことを伝えるにも「言葉」が大事(全校朝会)
本日、月に一度の全校朝会がありました。
児童会長からのお話で、今月意識して取り組んでほしいことを全員に伝えていました。
「廊下を歩くようにしてほしい。」
同じ意味で、「廊下を走らない。」という言い方もあります。
「廊下を歩く(ようにしてほしい)」と「廊下を走らない」では受ける印象はどう違うでしょうか。
「○○しない。」という言い方は禁止的なものです。当然そのように使った方がよい場合もありますが、どこか言われた人の気持ちを考えると、心に刺さる感じがします。
禁止的な言い方をせず、柔らかい言葉を使うことはとても大事であると思います。
あと、今月の生活目標も示されました。
5月の目標は、「正しい姿勢を心がける」です。
子供たちにも協力してもらい、正しい姿勢を見せてもらいました。
日常の意識と月の終わりの振り返りを大事にしていきます(できたかできなかっただけにこだわるのではなく、自分の取り組みを評価する力を身に付けることが大事です)。
書写(習字・書道)の世界の奥深さを学ぶ
今日の3・6年生の書写の時間は、地域の方にゲストティーチャーとして来ていただき、習字の魅力などについて教えていただきました。
習字の魅力の一つに、「一本の筆で太い線や細い線が表現できること。」が挙げられます。
また、墨の濃さ、薄さでも感情が表現できることも学びました。
また、筆の使い方や線の出し方についても教えていただきました。
子供たちは、普段学習する書写とはまた違った視点から文字を書くことの楽しさや奥深さを学ぶことができました。
御多用のところ、子供たちのためにありがとうございました。
1か月間の教育活動の成果(1年生を迎える会)
本日、1年生を迎える会が行われました。
先週、児童会活動で話し合いをしている姿をお伝えしました。
今回の1年生を迎える会で大事にしてきたこと(ねらい・目的)は、
・みんなで楽しく
・1年生を学校に慣れさせるです。
そのねらいを達成するために、2~6年生で考え、2つの出し物をしました。
一つ目は、フルーツバスケットです。
二つ目は、自己紹介鬼ごっこです。
フルーツバスケットでは、「赤色の服を着ている人」などの言葉かけが、その人のことを知るきっかけとなっていました(「算数好きな人」の問いかけに結構たくさんの子たちが動いていたのは驚きでした)。
自己紹介鬼ごっこでは、捕まった人同士で自己紹介することで、学校に慣れるというねらいに近づいていたと思いました。
1年生からはお礼の歌(さんぽ)と2~6年生一人一人にプレゼントを渡していました。
「発信」…歌で伝える、プレゼントで伝える…色々なかたちで示していました。
準備や運営を子供たちの手で行っていました。対話を重ねながら自分たちの力で行動する姿からも、この1か月間の教育活動の成果が見られましたし、今年度目標としている姿「受信」「発信」にせまっていました。