学校からのお知らせ
南極と「つながる」
本日は、市内小学校対象の南極教室がありました。
本校から5・6年生が参加しました。南極とオンラインでつなぎ、極地研(国立極地研究所)の隊員のみなさまの説明を聞いたり質問に答えたりして交流しました。
説明には、
・約6時間の時差がある(この日の教室開始時刻は14:30、南極は8:30)
・この日の気温はマイナス14度(寒いときはマイナス45度くらい、世界で最も低い気温を観測したのは、マイナス89度くらい)
・日本から約14,000キロメートル離れている。
など、子どもたちが驚く情報ばかりでした。
学校から一つ質問をしました。
「地球温暖化の影響を感じますか」
回答
「雪が増えている」
とのことでした。
今、大雪が多くなっていることを踏まえると、南極も同じ状況かもしれないと思います。
一生懸命話を聞いたりメモを取ったり、「すごい!」「オーロラがきれい!」と言葉を発せられる5・6年生がとても素敵でした。
貴重な経験をさせていただきました。オンラインで「つながる」よさを感じたひと時でした。
学芸会の取組は、これまでの教育活動の成果を生かす場
本校の学芸会は9月25日に行います。
中学校と合同開催ということもあり、会場を中学校をお借りし、取り組んでいます。
昨年度も地域・保護者のみなさまにお伝えしてきましたが、学芸会では完成度を求めることはしておりません。
特に大事にしていることは、
(1)4月からの教育活動で学んだことを生かす場となっているか
(2)取組の過程を大事にし、特に人と人との「つながり」を意識できているか
(1)(2)については、子どもたちにどんな力を身に付けさせたのかを踏まえた曲選びや表現選びとしております。また、この学芸会でねらいたい子どもの姿について、指導部(学芸会を中心に進める学校の担当)から以下のことが示されています。
1…学芸会の取組でわからなかったり困ったりしたときには友達や先生に相談してほしい。
2…できなくても粘り強く取り組み、努力したり協力したりすることの大切さを知ってほしい。
3…友達の考えを受け入れたり自分の考えを伝えたりしながら決めていってほしい。
いずれも今年度の重点「つながる子」からきております。
このことを達成できるように教職員や子どもたちが意識して取り組むことの方が、完成度を求めることよりも大切であると押さえております。
ぜひともそのような姿を取組の具体や子どもたちのおうちでの話から感じ取っていただければうれしいです。
学んだことを「経験」に(3・4年生見学学習)
本日、3・4年生が北海道立オホーツク流氷科学センターに見学学習に行ってきました。
職員の方の説明を真剣に聞いたり大事なところをメモしたりと学校での学びを活用した学びとなりました。
このような学びのを繰り返し、経験を積むことで、5・6年生で経験する見学・修学旅行に生きてきます。
・説明を聞く力(教師だけではない色々な人の説明などを聞き取り、理解する)
・メモを取る力(個人的にはノートよりも大事だと思っています)
・挨拶や公共物の仕様の仕方
これらは、学校の中にいるだけでは身に付きません。説明だけでは「わかったこと」にならないからです。
これからも貴重な経験をたくさんさせていきたいです。
物事を「よく」捉える
現在、保健室に掲示されているものを紹介します。
「見方を変えれば いいところ いっぱい!」
人(自分)を表す気質や行動について、ともすると、「よくないこと」とだけ捉えがちになります。
しかし、タイトル通り、見方を変えると、必ずしもマイナスの側面だけでなく、プラスの側面があることに気付かされます。
例えば、「気が弱い」も、見方を変えると「我慢ができる・人を大切にする」ということができます。
このことは、他者を見る価値観のひとつになってほしいこと、もう少し欲を言うと、自分自身を捉えるときに感じてほしいことでもあります。つまり、自己肯定感・自尊感情を高めてほしいという願いも込めています。
「自分を変えることができるのは自分自身」
その一助になってほしいと思います。
今日、明日と暑い日が続きます。
教室では大きな扇風機を回し、換気も含めて新型コロナウイルス感染症対策と熱中症対策を両立させています。
また、こまめな水分補給を取るよう、ことあるごとに声をかけています。
「意味」をもたせる(全校朝会)
本日、全校朝会がありました。
先生方から今月の生活目標についてのお話がありました。
今月は「ものをたいせつにする」です。
公共物・学習用具の扱いや整理整頓の大切さを伝えました。
今月から学芸会の取組がスタートします。
学芸会で落ち着かない状態にならないよう、普段を大事にしていきたいです。
ものを大事に扱ったりしっかり片付けをしたりする…直接的ではないかもしれませんが、一呼吸入れたりそこに意識をもっていったりできる余裕をつくることも慌ただしくならない環境づくりであると押さえます。
一見関係ないような取組も、「意味をもたせる」ことで、巡り巡ってよい取組につながるよう、学校として進めていきます。
「再発見」をテーマに(修学旅行2日目)
修学旅行2日目の紹介です。
【2日目】
・旭川市博物館
・科学館サイパル
・イオンモール旭川西(昼食、自主見学)
自主研修では、子どもたちは家族と買い物をするのとはまた違った環境で、自分たちなりに時間とお金の使い方を工夫して楽しむことができました。
最後に到着式を行いました。
今後、子どもたちは修学旅行で学んだことを振り返り、まとめていく活動に取り組みます。
修学旅行のテーマ「再発見」に一つでも二つでも迫ることができれば、と願っています。
「再発見」をテーマに(修学旅行1日目)
8/25(木)~26(金)の2日間、5・6年生の修学旅行がありました。
旭川方面で様々な体験をしてきました。
出発式のとき、今回の修学旅行で「再発見」をしてほしい、と伝えました。
「再発見」とは、
1 友だちのよさや新たな価値観を「再発見」してほしい
2 体験を通して旭川方面と紋別市の違いなど、「人・もの・こと」について一つ「再発見」してほしい
ということです。
【1日目】
・クラークホースガーデンでの乗馬体験
・旭山動物園見学
・東川木工体験
「思い」を伝える(自由研究・自由作品発表会)
本日、保護者のみなさまをお招きし、自由研究・自由工作発表会を行いました。
タイトル通り、自由研究や工作など、バラエティーに富んだ内容でした。
何よりも、一人一人が興味や関心に基づき、「やってみたい」と思うことに取り組んできたことがとてもうれしいですし大事なことであると思います。
何をすればよいか思いつかない場合もあったと思います。
手助けなど、おうちの方にたくさん関わっていただいてよいことです。
その関わりややってみた経験が今後のその子の「何か」につながることだってあるからです。
また、「伝え方」にも工夫が見られ、
・実物を操作して見せる
・プレゼンテーションソフトを活用する
・原稿をしっかり用意し、わかりやすく伝える
・ノー原稿で相手を見ながら伝える
など、その子に合った伝え方ができていました。
【お知らせ】
学校HPに以下のデータを掲載・更新しています。
【学校だより】
・8月号
【特色ある教育活動】
・学校評価(令和4年度前期)
・学力向上策(低・中・高学年)
1学期と違うところは?
3・4年生教室での給食の準備の一コマです。
1学期と違うところがありますが、わかりますか?
実は、3・4年生は今まで1階の特別教室で給食を取っていましたが、夏休みにダムウェーター(給食を運ぶエレベーター)の工事が入り、ダムウェーターが直ったことから2階の教室の学年(3・4年生と1・2年生学級)は自分の教室で食べることになりました。
新たな気持ちで(2学期始業)
今日から2学期がスタートしました。
少し背が伸びたように見える子どもたちを見て、学校に活気が戻ってきました。
・夏休みは楽しかった(全員)
・夏休み前に立てた計画通りにできた(数人)
・夏休みの宿題を全部終えた(全員)
でした。
事故がなく楽しい夏休みが送れたことが学校として一番うれしいことです。
さて、2学期に頑張ってほしいことを一つ伝えました。
(自分自身と「つながる」力を高めるために)色々な活動や行事を通して何を学んだのかを言葉にできるようにしてほしい。
低学年は「楽しかった・できた」からスタートしてもよいので、どうしてできるようになったのか、何をしたから楽しかったと思えるのかを一歩踏み込んで伝えられるようになってほしい。
自分を変えられるのは自分しかいないことから、少しでも自分との向き合い方を鍛えてほしいという願いがあります。
その他、5年生からの発表がありました。
・1学期頑張ったことを2学期でも生かそうとする
・夏休みに思い出に残ったこと
・2学期に頑張りたいこと(修学旅行や学芸会をみんなで協力して楽しむこと…この「楽しむこと」がポイント!)
1学期以上に充実した教育活動を進めていきたいと思いますので、保護者のみなさまや地域のみなさまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
自分自身と「つながる」(1学期終業式)
本日で1学期が終了しました。
終業式では、「1学期頑張ったこと」「夏休みにやってみたいこと」を代表の人たちが発表しました。
【頑張ったこと】
・水泳や遠足、運動会(よっちゃれ)の授業や学校行事
・集中して授業に取り組めた、最後までやり遂げたこと(特に国語の新聞づくり)
このように自分なりに楽しかったことや頑張れたことを語れるというのはとても大事なことですし、自己肯定感を高めるために「自分自身をプラス評価できる」ことも大事にしています。自分自身との「つながり」で大事にしたい視点の一つです。
「1学期頑張ったこと」の中に、次のような発表がありました。
「時間の管理ができるようになったこと」
そのきっかけが運動会であり、運動会の係活動を通して時間を意識して行動することの大切さを学んだ
という趣旨の発表をしていました。
この考え方は私たちにとても大きなことを考えさせられるきっかけをつくってくれました。
「大きなこと」とは…
運動会という教育活動を通して、普段の生活に生かすとか自分自身の生き方や考え方を見つめ直すことはなかなかできることではありません。
しかし、これらのことは難しいとわかっていても、学校としては技能だけを高める(運動会であれば出来にこだわる)のではない「何か」をつかんでほしいという思いは常にもっています。ですから、学校としてはどんな力を身に付けさせたいのかにこだわって教育活動を行っています。
この発表はそのことを改めて言語化しており、その内容に感動させられました。
1学期を終えるにあたり、保護者のみなさま、地域のみなさまにはたくさんのご理解・ご支援を賜りましたことを改めてお礼申し上げます。
夏休みは事故や怪我に十分気を付け、思いっきり楽しんでほしいとともに、2学期には変わらぬご支援をお願いいたします。
ありがとうございました。
自分たちで企画する、相手意識をもって取り組む(児童会行事)
今日の中休みに児童会で準備していた行事を行いました。
前回のブログでは、準備の場面をお伝えしました。児童会の人たちが準備していたのは、交通安全意識を高めるための内容です。
【1つ目:横断歩道の渡り方】
クイズ形式で横断歩道の渡り方について考えてもらいました。
・横断歩道のときに手をあげる理由
・横断歩道を渡るとき、最初にどちらの方向を確認するか
【2つ目:歩道の歩き方】
クイズ形式で歩道の歩き方について考えてもらいました。
・歩道の歩き方
・縁石を歩いてよいか
・歩道はどこを歩くか
・歩道で傘を使うときのルール
【3つ目:自転車の走り方】
・自転車で走ってよい場所や乗り方について体験しました。
スタンプラリー形式で、それぞれの場所でクリアした人はスタンプをもらっていました。
すでに分かっていること、もしかするとあやふやに覚えていることがあったかもしれませんが、改めて考えるよい機会となりました。
相手意識をもちながら素敵な企画を考えた児童会の人たちはとても素晴らしい力をもっています。
人との「つながり」も学ぶ(児童会活動)
後日行われる児童会行事に向けて、児童会(4~6年生)が休み時間に準備とリハーサルを行っていました。
(内容については、実施後お知らせします。)
子供たちの手で企画し、作業することは、人との「つながり」を学ぶ上でとても大事な営みだと考えます。
・お互いに相談し、物事を進める
・時には考えが違うことで悩むことがあるかもしれないが、その折り合いの付け方を体感する
・行事に参加する相手を意識する
このような準備など、当日以外の取組を児童会の人たち自身、愉しんでほしいと思います。
子どもたちの読書環境を整える(学校図書館)
学校図書館司書の方に学校図書館の充実を図っていただいています。
子供たちが本を手に取りやすくなるような配置の工夫や学習で活用したい図書(資料)を探すなど、子供たちの読書環境を整えるのに欠かせないスタッフです。
今年度は「道みんの日」を意識し、北海道と「つながる」図書コーナーをつくっていただきました。北海道は子供たちにとって身近な存在かもしれませんが、面積が広く、本州では時間をかけるといくつかの県をまたぐことができますが、北海道のはじからはじまで行くとなるとかなりの時間をかける必要があります。それだけいろんなところがあり、まだまだ知らない魅力がたくさんあると思います。この機会に改めて北海道を見直してほしいです。
当事者意識を育てる・繰り返し学ぶ(防犯教室)
今日は防犯教室がありました。
紋別警察署のみなさまに御協力いただき、低学年は「不審者対応」について、中・高学年は「ネットトラブル防止」について御講話いただきました。
ネットトラブルは犯罪につながること、アクセスや書き込みには十分気を付けること(相手が見えない上に相手がどう思うかわからない)など、今を生きる子供たちにとってとても大事な話をいただきました。
感想を言った子の中に、「去年も同じようなことを学んだけど、どうしても忘れてしまうから、もう一度学べたことがよかった。」という主旨のことを話していたのが印象的でした。
避難訓練、交通安全教室、そして今回の防犯教室に言えることですが、また同じことを…と飽きるくらい繰り返し学び直すことがとても大事です。だからこそ、学校の教育活動に位置付け、毎年取り組んでいます。
学級によっては、防犯教室が終わった後にどのような姿で臨んでいたか振り返っているところもありました。
このような営み全てが「学校で学ぶこと」のよさであると押さえております。
科学の楽しさを味わう(クラブ)
本日のクラブ活動は科学実験を行いました。今回は、段ボールで作成した「空気砲」を使った実験です。
空気の出方や自分たちで作った的を倒すことをして楽しみました。
空気砲の穴を空気をあてたいものに向けて、箱の両脇から同時にたたくことで空気のかたまりを出します。
煙を入れて、出てくる空気のかたまりの形も見てみました。
煙が輪っかになって出てきます。
子供たちは実験を通して科学の楽しさを味わっていました。
子供たちの成長を「見取り・つなぐ」(全校参観日)
本日、全校参観日・懇談会を行いました。
4月からの3か月間の子供たちの成長を見ていただく貴重な機会となりました。
他者との比較ではなく、子供自身の「今」との比較でみていただきたいです。
・一生懸命取り組む姿
・自分の考えをしっかり伝えようとしている姿
・学びを楽しむ姿
いろいろなプラスの面を見ていただけたと思います。
ぜひ御家庭で今日の頑張りや成長を子供にかえしていただければ幸いです。
御多用のところ御参観いただき誠にありがとうございました。
子供たちの学力の状況を把握する(研修日)
本日は先生方の研修の日でした。
子供たちが行ったテストの採点を通して子供たちの学力の傾向を把握するとともに、どのような授業を行っていけばよいのか改善の視点を見つけるために行っています。
貴重な情報として、「どのように間違ったのか」が挙げられます。
・問題文の意味理解が十分ではなかったのか。
・問題文に意味はわかっていても、答え方として書かれている条件に当てはまっていないために間違ったのか。
では、授業改善の視点は全然違います。
教師自身、問題文を読み、問題を実際に解いてみることを通して、子供たちがどのように考え、つまずくのかを分析していきます。
共に学ぶ(体力テスト:2日目)
本日、体力テスト2日目です。
【本日のメニュー】
・上体起こし
・反復横とび
・握力
・長座体前屈
・立ち幅とび
子供たちは自分の記録が少しでも伸びるよう、力いっぱい取り組んでいました。
また、上級生が下級生を優しく導いたり励ましたりと、本校の子供たちの「よさ」がたくさん見られる場でもありました。
記録に挑戦するのは一人一人の「個人」ですが、それを引き出すのは他者との「つながり」も影響することが改めてわかりました。
運動中は運動の強度にかかわらずマスクを外して運動をしています。
子供たちの体温調節が難しいこともあり、気温の高い低いにかかわらず外すようにしています。
また、二酸化炭素濃度計や温度・湿度計を設置し、体育館の状態を確認しながら進めました。
換気についても十分に配慮しながら行いました。