学校からのお知らせ

学び続ける先生(公開授業研究会・視察研修受入れ)

 11月10日(金)に市内の先生方に参観いただき、公開授業研究会を行いました。授業は「関わり合える子」をはぐくむ最も大事な時間・場であることから常によりよい授業を考えていく必要があります。
 普段から授業をよくしようと先生方は日々努力を続けていますが、他の学校の先生方から授業についての感想をもらうことで、普段気付かない点に気付かされます。だからこそ、授業を公開し、授業について考える場が必要であると考えます。


 また、本日は市外から先生方が本校の授業の視察に来ていました。普段の授業を見ていただき、授業者・参観者双方の学ぶ場となっていました。

場の設定そのものが学びに(縄跳びの取組)

今日の中休みは、縄跳びを行いました。
2学期は長縄跳びを中心に取り組んでいます。
目指す子どもの姿「関わり合える子」の中の「自己調整能力」(主に、目標をもつ)こと、「望ましい人間関係の形成」(協力する等)を育てる一つの場です。
しかし、「望ましい人間関係の形成」(協力する等)を育てると言っても、事前指導等で「協力しよう(しなさい)」という指導的なことは必要ありません。縄跳びの場を設定し、そこでの体験を行うことで、”自然と”身に付いてきます。
体力向上の側面だけでなく、たくさんの学びを「場の設定」によって生むことができます。

色んな形での「関わり合える」場(交流学習:3・4年)

今日は市内の小学校とオンラインでつながりました。
総合的な学習の時間でまとめたことを他校の子どもたちに発表しました。
学習したことを自分の学校のひと以外に聞いてもらえることは、相手意識をはぐくむために大きな場でもあります。
これまでだとその場に行く(または来てもらう)ことをしないと実現できなかったことが、オンラインでつながることができるのは子どもたちにとってとても大きなことです。

身の回りの「ひと・もの・こと」に関心を(脱穀・精米体験)

11月2日(木)に、北海道オホーツク総合振興局西部耕地出張所様の御協力をいただき、先月稲刈りをしたもち米の脱穀と精米を体験しました。
 脱穀・精米体験を通して、作物が育つのにたくさんの時間と手間がかかることや自分たちが食材を口にするためにどれだけの人や機械が関わるかを感じたり想像したりするだけでも大きなことです。来月には脱穀と精米をしたもち米を使ってもちを食べます。
 今年度の体験を通して、改めて自分たちの身の回りの「ひと・もの・こと」に関心がもてるようにしていきたいです。

地域と関わり合える 第2弾(5・6年総合的な学習の時間)

5・6年生の総合的な学習の時間では、紋別市の産業・観光について学習しています。
本日は漁業組合の関係のみなさまに来校いただき、子どもたちがこれまで調べてきたことの発表と質問を通して、さらに紋別市の漁業について学びを深める時間でした。

前回の観光についても言えますが、漁業について理解を深めることだけでなく、「働くこと」について考えを深めたり今後の生活等に生かしたりすることを大事にしています。
苦労ややりがいなど、生の声(話)を聴くことによって、自分の「関わり合える力」をより高めるきっかけとなっていました。

「自分たちで」やるからこそ達成感を味わえる(収穫祭)

今日は収穫祭でした。
春から育ててきた野菜を使ってカレーをつくりました。
カレーをつくるだけでなく、これまでの活動の振り返りをスライドで発表したりクイズを出したりして楽しんでもらうなど、子どもたちの工夫が見られた取組となりました。

「関わり合える子」(自己評価能力・自己調整能力・望ましい人間関係の形成)の視点からこの活動を捉えたとき、それぞれの力が発揮できても、それを総合的に活用するとなると、課題が残ります。
今回の活動で考えてみたとき、「自分たちで」の視点が十分でなかったため、いざ活動を子どもたち自身の手で運営するとなるとなかなか進みませんでした。今までは指導者からの指導・支援・援助があってこその取組でしたが、少しずつ子どもたちが主体的に活動に取り組める力を身に付けさせる必要があると思い、この活動で意識的に取り組ませました。
なかなかスムーズに事が運びませんでしたが、だからこそ価値ある学びになりました。
2学期も折り返し地点に来ました。今後の教育活動について、「関わり合える子」の視点を総合的に活用できるよう、指導・支援していきます。

ゆったりとした時間を味わう(読み聞かせ)

今日の中休みに学校司書の読み聞かせがありました。
ハロウィンにちなんで「かぼちゃ」が出てくる絵本を読んでいただきました。
静かな空間での読み聞かせに子どもたちはゆったりと過ごしたひと時となりました。

地域と関わり合える(5・6年総合的な学習の時間)

5・6年生の総合的な学習の時間では、紋別市の産業・観光について学習しています。
本日は紋別振興公社の関係のみなさまに来校いただき、子どもたちがこれまで調べてきたことの発表と質問を通して、さらに紋別市の産業・観光について学びを深める時間でした。
発表にはデータを活用し、そこから根拠を見つけるなど、情報活用の力の高まりを見ることができました。
また、観光課のゲストティーチャーからも具体的なデータを活用した話をいただき、双方向の対話を通した学びとなっていました。

「自己評価能力」「自己調整能力」が高まった姿の一つ(自分自身との比較で考える:マラソン記録会)

今日はマラソン記録会でした。
記録会までの期間、体育の時間や休み時間に走る子どもたちのや先生方の姿をたくさん見ました。
個人目標カードには「自分の目標タイム」が書かれている学級もありました。
記録会ですから順位が確定します。
しかし、それは人との比較であり、人によってはその比較だけで考える必要がないとも言えます。
(自分なりの順位、友達よりも速く走りたいという意欲はもちろんあってよいです。)

例えば、
・自分が目指したタイムを超えた
とか、
・自分が目指したタイムがちょうどよかった
とか、
・走り切るのは自信がなかったけど、完走できた
でもよいのです。
自分自身の振り返りの材料を自分軸で考えることこそ、「自己評価能力」「自己調整能力」が高まった姿の一つと捉えることができます。

記録会の運営には地域のみなさまにたくさんのご支援をいただきました。
ありがとうございました。

協力して創りあげる(児童会全校イベント)

今日の中休みに児童会企画の鬼ごっこをしました。
みんなで協力し、楽しめるものと言うことで鬼ごっこに決まりましたが、その中にも細かな仕掛け(時間内に逃げ切った人がクイズに答えて正解すると、捕まった人を開放させることができるルール)があり、工夫されていました。
今回は児童会の運営そのものにもスポットが当てられました。
スムーズに進めるにはどうしたらよいかも考えながら運営していました。
色んな事をシミュレートしながら進めることは難しいですが、少しずつ経験しているところです。

自分で考え、行動する力を身に付けさせたい(チョイスデー)

9月から月に何回か、「自分が汚れていると思ったところを自分で掃除する日」(チョイスデー)を設定しています。
普段は縦割り班清掃(1~6年生で班をつくり、担当の場所を掃除)していますが、
・自分で汚れていることに気付ける
・きれいにしたいという気持ちをもつ
などの力を育てたいと考え、取り組み始めました。

メリット・デメリットはいろいろあると思います。
しかし、やってみて気付いた点を挙げ、よりよくするためにどのようにしたらよいか試行錯誤することも大事だと考えます。

子どもたちが自らの心を動かす取組を進めているところです。

自然とできる…「関わり合える」力が生かされている瞬間

今日は西部耕地出張所様のご協力をいただき、稲刈り体験をしました。
春に苗植えを行う予定でしたが、ヒグマが出没したため、今年度は稲刈り体験が初めての体験となります。
毎年の行事になっていますが、いつも新たな発見があります。
今年度は子どもたちの自然とできる協力する姿…「関わり合える子」の「望ましい人間関係(の形成)」が発揮され、今までよりも早く体験が終了し、職員の方がお米に関するクイズを出していただいたくらいでした。
協力の具体はいろいろありますが、特に意識せずとも自然とできるところに、これまでの力が生かされていることを実感しました。

西部耕地のみなさま、ありがとうございました。

「相手を思うとは」(紋別市子どもサミット2023)

市内小中学生(小学校4年生~中学校3年生)が一堂に会し(オンライン)、紋別市子どもサミット2023が行われました。
いじめの未然防止、早期発見、いじめの考え方など、いじめについて深く考える時間でした。
今年度で3回目になります。
今年度は、日常の何気ないやり取りがいじめにつながっていくという事例(LINEでの言葉だけのやり取りの誤解が仲間外しにつながっていくというストーリー)から、「相手を思うとは?」について話し合いを通して考えていきました。
・自分にはそういうつもりがないのに言葉の使い方ひとつで誤解を受けること
→書き言葉の難しさ(ニュアンスや表情などから判断する会話とは違う。逆にコミュニケーションはそういうところも大事だということ)
・相手の行為の意図を聞かず、悪く思うことでいじめにつながるながれをつくってしまったこと(LINEを送った側)
→せめて、その意図や気持ちなどを聞くだけで仲間外しにつながらなかった(聞くことの大切さ)(LINEを送った人に対し、文字だけで判断して攻撃する側)
などのことが見えてきました。
大事なのはこの考えの応用です。今回はLINEの使い方(いわゆるネットトラブル防止)の観点での話ではありません。
人と人との関わり合いは、ちょっとしたやり取りから「すれ違い」「勘違い」「誤解」が生まれるからこそ、相手の受け取り方を考える必要があります。
相手を考えること=慎重になりすぎ、言いたいことを言いにくいではなく、自分だったらどう思うか、ちょっと立ち止まって考えることが大事だと考えます。

他者との比較ではなく、自分たちの前と比較する(全校朝会)

今日は全校朝会でした。
全校朝会では校歌を歌うのですが、9月の時よりも声が出ていてとてもよい歌声でした。
9月には学芸会がありました。合唱曲を歌うことを通して歌うことに慣れたり声が出せるようになったかもしれません。
このようなところからも成長が感じられますし、成長は相手との比較で実感するのではなく前の自分との比較で振り返られるとよいなあ、と思っています。

学んだことを「生かす」(マラソンの取組)

昨日からマラソンの取組がスタートしました。
9月の学芸会をマラソンで生かすとすると、どのようなことが考えられるか、整理してみます。
例えば、
・マラソンを楽しむ(楽しく走る)
・友達や先生と走れると頑張れる
・自分に合った目標を立てたり、次の練習で目標を変えたりする
・マラソンを走る意味(よさ)を考える
こういったことが生かすにつながると考えます。
もちろん、マラソンでなくてもよいです。
大事なのは今までを振り返り、何を学んできたのかをもう一回思い出すことです。
このことが、「関わり合える子」を育てる一つの取組であると押さえています。


(全校のマラソンの時間、ちょうど雨が降ってきたので室内の体育に変わりました。)

年間を通した取組(縄跳びの取組)

本校は縄跳びの取組を体力向上の一つとして年間を見通して行っています。
1学期は主に個人の力を高めるために取り組んでいたのに対し、2学期は大縄跳びに重点を置き、個人でやるのとは違った楽しさを味わっています。
毎日の取組ではありませんが、体を動かす機会を増やしています。

「お客さんに楽しんでもらえるように協力して、関わり合える学芸会」・「昇華」(合同学芸会・学校祭)

本日は小学校・中学校合同学芸会・学校祭がありました。
小中学生一人一人が輝き、よさを最大限発揮した1日となりました。
(以下、挨拶文の一部。)

紋別市で唯一小中学校が合同で実施する貴重な教育活動と押さえております。今年度は昨年度よりも一歩でも二歩でも小中連携を進めようと試行錯誤してきました。
小中連携を図ると言っても同じ演目に出ることばかりではありません。それぞれの発達の段階やねらいがありますので、どのような意識や行動の連携、「関わり合い」ができるのか模索している段階でもあります。
学校行事が児童生徒を成長させる効果は計り知れません。お互いの学びの姿を見て刺激を受けたり感謝したりそのような一連の学びも大切にしています。
今年度は、それぞれの自己紹介や見た感想の交流を通して、お互いを成長させる機会をつくっています。
今年度の小学校のテーマは「お客さんに楽しんでもらえるように協力して、関わり合える学芸会」、中学校のテーマは「昇華」です。どちらも学校行事を通してより成長したいという願いが込められています。このことは、本番当日だけでなく取組の過程も大事にしてきたことを意味しますので、そのこともご理解いただければ幸いです。

保護者・地域のみなさま、本日は御多用の中、合同学芸会・学校祭にお越しいただき、誠にありがとうございました。

これまでの教育活動の成果を発揮する場として(学芸会の取組)

明日、渚滑小学校学芸会・渚滑中学校学校祭が行われます。
明日の学芸会に向けて、今年度の重点「関わり合える子」を大事にしながら進めてきました。
大事にしながらと言っても特別なことをするのではなく、4月からの教育活動の成果を発揮する場と押さえています。
学芸会のための取組ではないと押さえていますので、いわゆる「出来(完成度の高さ)」で評価するのではなく、取組を通した子どもたちの姿・成長を軸に捉えていきたいと考えています。
・自己調整能力…自分に合っためあてを考えて取り組む、粘り強く取り組む、など。
・自己評価能力…取組を通して振り返る、振り返ったことを次につなげる、など。
・望ましい人間関係の形成…取組を通して、人との関わり方に気付く、人あっての取組に気付く、など。
このような視点で、学芸会という教育活動を捉えていただければ幸いです。

困ったとき、悩んでいるときこそ「関わり合える」力を(学活の一場面)

本日、学級活動の時間に「SOSの出し方」について担任と子どもたちで考える学習を行いました。
・どんな時に困ったり悩んだりするのか。
・困ったり悩んだりしたときにどのような方法で解決したり和らげたりするのか。
について担任と子どもたちの対話を中心に組み立てていく授業でした。

意外と困っていたり悩んだりしているときほど相手にSOSが出せないこともあります。
・少しでも心が軽くなるように自分を出せること。その対象は誰でもよいこと。
がその子なりにイメージできること、改めてSOSを出すことの大切さを再認識した1時間でした。