学校からのお知らせ
「かかわり」の場を創り、学ぶ(特別支援学級交流会)
本日、本校の特別支援学級の子供たち同士で交流会を行いました。
上の学年のお友達が企画・運営し、みんなで楽しむことができました。
紙飛行機を飛ばしている場面です。
学校は人との「かかわり」を通して学ぶことが多いです。時には価値観の違いでぶつかったり困ったりすることがあります。そのようなときにどのように考え、どのような行動や態度に出るのが望ましいかなど、体験を通して学びます。
そのための適切な指導ができるよう、本校職員は子供たちの「見取り」を大切にしながら教育活動を進めています。
活用のさらなる可能性を見い出す(6年生オンライン交流会)
本日、市内小向小学校のお友達とオンライン交流会を行いました。
それぞれが体験した修学旅行での学びをスライドにまとめ、お互い発表し合いました。
今回の交流会では、一人一台端末を活用しました。このような活用ができるようになったことが最も大きいことだと思いますし、遠くのお友達や場所、人と「つながる」ツールとしての可能性を見い出すことができました。
遠くのお友達や場所と「つながる」ことは今までできなかったことですが、ネット環境が整ったことにより実現可能となりました。今後さらなる活用が期待できます。
地域の方と「かかわる」(もちつき体験)
本日、西部耕地様の協力をいただき、もちつき体験を行いました。西部耕地様には打合せや前日の準備など、子供たちのためにいろいろと力を貸していただきました。ありがとうございました。
もちつき体験のもち米は、本校の子供たちが稲刈りや精米の体験をさせていただいたものです。子供たちはもち米の生長から刈り取り、もちになるまでの一連の流れで「食」を捉えることができました(残念だったのは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、苗植え体験だけはできませんでした)。
もちつき体験を通して、西部耕地のみなさま(教育的な言い方をすると「人」)と「かかわる」、命あるものをいただくという視点からは、食材(教育的な言い方ですが、「対象」)と「かかわる」ことを学んだ活動でした。
よいよい学校生活を送るために、みんなで考える(全校学活)
本日、学活の時間を1~6年生全員で行いました。
「よりよい学校生活を送るために」をテーマに、みんなで考える場を設定しました。
主に3つのことについて考えました。
①自分にとって「好き」なことは、必ずしも相手にとっても「好き」とは限らないこと(価値観の多様性)。
②書き言葉にすると、同じ言葉でも受け取り方が変わる可能性があること。(伝え方の配慮)
③学校は「みんなの学校」であり、相手のことを考えた学校生活を送ることが大切であること。(公共性)
子供たちなりに「対話」を重ね、よりよい学校生活を送るために大切なことを考えていました。
本校は人数が少ないからこそ、全員でできることがあり、そのことが学校の「特色」でもあります。
目指す子供の姿と教育活動(児童会活動)
本日、4~6年生の児童会活動がありました。
児童会活動では児童会で考えた取組やよりよい学校生活にするための話合いが行われました。
・休み時間の過ごし方
・今続けている取組を続けるかここでストップするか
・読書活動について
タイトルにある「目指す子供の姿と教育活動」ですが、児童会活動の充実をさせるのは、今年度の「目指す子供の姿(重点教育目標)」や学校経営方針にもつながります。
今年度の目指す子供の姿は「受信・発信・自尊心」であり、その姿に少しでも近づける一つの取組として、「豊かな心の育成」が挙げられます。
その「豊かな心の育成」を育むために、学級活動や異学年集団活動を通して温かい仲間意識に基づく人間関係を構築するとともに、主体的な態度や自尊心の醸成につなげます。
具体の活動の一つが、「学校行事や委員会活動等における主体的な取組と自他の成長を実感できる活動の工夫」であり、その評価は「全教育活動を通して子供の自ら取り組む態度や相手を認める心が育つよう活動を工夫できたか。」となります。
全てが意図をもち、つながりをもたせながら教育活動に取り組んでいます。
目標と計画(保健室経営)
保健室の前には、子供たちや来校者に少しでも保健に関心をもち、実践するように様々な形で情報発信されています。
今月は手の洗い方について、わかりやすくまとめられています。立体的な手の「つくり」伝わるでしょうか。
12月に「手の洗い方」についてお知らせしているのは、学校としての考えがあります。
学校は目標と計画によって教育活動が成り立っています。
今回の保健室経営については、年度はじめに出される「学校保健計画」に基づいて行われます。「学校保健計画」には、「学校保健目標」や「月ごとの重点」がまとめられています。
「月ごとの重点」や取組には、次のように記載されています。
・保健目標…冬を健康に過ごそう
・保健指導…冬に多い病気の予防、手洗い・うがい、防寒対策
これらの目標や指導の具体から上記のような取組につながっています。
学校は目標(意図)と計画によって成り立っていることを御理解いただけますと幸いです。
地域の力を借りて(学校支援地域本部事業)
今日の家庭科の時間に、ゲストティーチャーに家庭科の実習の補助をしていただきました。
教育委員会生涯学習課の方の力をお借りし、「学校支援地域本部事業」としてゲストティーチャーを派遣していただきました。「学校支援地域本部事業」とは、地域全体で学校の活動を支援し、地域ぐるみで子どもたちの教育を推進することを言います。
学校だけではすべてのことを網羅できませんので、できない部分を助けていただいたりより効果的に学習効果を高めたりするためにとても大事なつながりです。
今後、ミシンの実習や昔遊び、お琴の活動にゲストティーチャーを派遣していただく予定です。
また、本日、教育実習生が4週間の実習を終える最終日でした。子供たちとお別れの式も行いました。主に入っていた1・2年生学級の子供たちからお礼のお手紙などが渡されました。
子供の成長・学校の取組を「発信」(全校参観日)
本日、全校参観日がありました。学校行事を通した子供の成長を見る機会はありましたが、学習の様子や学校の取組(特に授業)については、7月以来となります。子供たちが進んで学ぶ姿、共に考える姿など、子供の姿からたくさんの成長を感じていただけたと思います。
今回は地域の方(学校運営協議会委員の方)にも声をかけ、御参観いただきました。
成すことによって学ぶ(外国語活動)
3年生の外国語活動の一コマです。
色々な人に「クリスマスプレゼントに何が欲しいか」をたずねる活動を行っていました。
実際にたずねる経験を積むことを通して外国語を活用できるようになることが大切です。
3年生の外国語活動の目的の一つに、「外国語の音声や基本的な表現に慣れ親しむようにする。」とあります。この慣れ親しむがとても大切です。実際に声に出して伝え、相手の反応を受け取ることの繰り返しが活用につながります。
日常授業の改善・充実(学力・体力向上の取組)
本校の学力の課題の一つに「読解力」が挙げられます。読解力は国語科だけでなく、全ての教科等に必要な力です。視点を広げると、算数の問題の意味理解や社会や理科、総合的な学習の時間における資料を読み取ることにもつながります。
本校では読解力向上のため様々な取組を進めています。
まず、「よむYOMUワークシート」の活用です。「よむYOMUワークシート」は、児童生徒の読解力向上を目的に作成したオリジナル教材です。新聞記事を素材として問題に答えていきます。「教材文から書き抜く」「要点を正しくとらえる」などの設問があります。
低学年では「音読」の取組を紹介します。発信(アウトプット)することで、内容理解につなげます。目で読む(黙読)も大切ですが、目的を明確にし、どのスタイルがその時間に適しているのかを考えながら進めています。
最後に体力向上(体育の授業改善)についての紹介です。
体力=マラソンにイメージされる「持久力」だけではなく、走力や投げる力、握力、柔軟など様々な力を総合したものと押さえています。
当然子供一人一人の運動能力に違いがありますので、自分に合った運動、自分が取り組めそうな運動を自分なりに把握しながら進められるようにしています。
予想すること(6年:理科実験)
本日、6年生の理科の実験がありました。「地層のできるしくみ」について、実際に実験をしながら考える時間でした。
理科の学習(特に実験)では、その時間に学習することを確認したあと「その現象がどうなるか」「なぜそうなるのか」を考える(予想する)ことが多くあります。
理科の授業において予想を立てることは、見通しをもって観察、実験方法を考える出発点になります。実験の結果 「やっぱりそうだ 」と確認したり 「本当はこうなんだ 」と新しい事実を発見したりすることにつながる重要な活動です。
大切なのは、「正解しているからよい」ではなく、予想と違っていても「気付く」ことが大事であり、むしろ、違っている方が心に残りやすいかもしれません。
異学年の”意図的な”関わり(3年生読み聞かせ)
本日、1~3年生が交流する場面がありました。3年生が1・2年生に対し、絵本を読み聞かせるという活動です。
本校は小規模校なので比較的全校のお友達と関わりやすいです。学校行事や休み時間など様々な学年と関わることができます。
しかし、授業という場で改めて関わるとなると、日ごろ意識していない「相手意識」や「場面意識」、「目的意識」を再確認することができます。今回の交流では、読み聞かせをする3年生はもちろんのこと、お話を聞く1・2年も「相手意識」を高めることにつながります。
また、休み時間などではみえないお互いの「よさ」に気付くことにもつながります。
真剣に聞く1・2年生…後ろからの写真ですが、「表情」や身を乗り出している「態度」からも伝わってきます。
体力向上だけではない「何か」(縄跳び記録会)
本日、全校で縄跳び記録会を行いました。先週から縄跳びの取組をスタートさせていました。全校で取り組む場と個々人の自由な裁量で取り組む時間と分け、それぞれの目標に向かって取り組んできました。
全ての教育活動に言えることですが、一人一人の目標とするところが異なってよいのです。
今回の縄跳びについては、「回数」という記録にこだわる場合もあれば、「技の難易度」というところにこだわる場合もあります。もしかすると、「この時間だけでもいいから頑張る」という目標があってもよいのです。
自分の記録にチャレンジしている子に聞いてみました。「あきらめず頑張る」という反応が返ってきました。その考え方にとてもうれしくなりました。
縄跳びという場は人(特に好きではない人)によってはこの期間限りのものです。しかし、「あきらめずに頑張る」という価値観はどの場でも必要なことです。この活動(または体験)を通して縄跳びという技能以外の場面でこのような心を生かすことも教育活動です(もちろん、縄跳びが少しでもできるように進めていくのも学校の役割です)。
教員としての「やりがい」を(教育実習・「草の根教育実習」)
今週から4週間、教育実習生が本校に来ています。教員になるために本校でたくさんのプログラムをこなし、多くのことを本校職員や子供たちから学び、最後には授業を行う予定です。
また、本日から「草の根教育実習」もスタートしました。こちらは3日間です。
「草の根教育実習」とは、「教職を目指す学生が、へき地・小規模校における草の根的な教育実習やへき地校体験実習などの多様な体験活動を積極的に進めることにより、教職のやりがいや地域の魅力を再発見するなど、本道の教員養成基盤の醸成を促すとともに、地域における新たな関係人口の創出を図ることを目的」としております。(北海道教育委員会HPから)
教員は授業だけでなく、生徒指導など子供との関わりの他、校務分掌といって子供が帰った後にも様々な仕事があります。その日常から、子供の成長を見つけ、受け止め、「やりがい」に変えていくことが醍醐味です。本校がそのお手伝いの一翼を担うことができれば、と思います。
日常授業の改善のために(公開授業研究会)
先週の金曜日(5日)に、本校の公開授業研究会を行いました。市内からたくさんの先生に来ていただき、教育委員会や教育局から助言をしていただく先生もお招きし、授業を見ていただいたり授業について考えたりする機会を設けました。
教師であればどの人も授業がうまくなりたいと思います。しかし、なかなかその時間や場をつくったり意識し続けたりすることは難しいです。だからこそ、このような場を設定し、他の人から授業を見ていただき、話し合いすることで”今の”子供たちの成長に気付いたり、今後改善したらよいところを明確にしたりするよさがあります。
「ひと」「もの」「こと」への関心(脱穀・精米体験)
2日(火)に、に北海道オホーツク総合振興局西部耕地出張所様の御協力をいただき、もち米の脱穀と精米作業を体験させていただきました。普段できない体験ができたことと作業のときにこぼれたお米を見つめる姿が印象的でした。
このような作業を直接行うことは少ないと思いますが、自分たちが口にしているものがどのような流れでできているのかを感じるだけでも大きなことです。今回のもち米に限らず、いろいろな食べ物にも言えることです。また、視野を広げると食べ物だけでなく私たちの身の回りのもの全てに言えることです。
今回の学びから自分たちの身の回りの「ひと」「もの」「こと」に少しでも関心がもてるようにしていきたいです。
自分のペースで(縄跳び週間)
今日から12日まで縄跳び週間がスタートしました。
月曜日と金曜日の2日間は全校、火~木曜日は中休みも昼休みも自主的に行うことにしました。縄跳びは手軽にでき、自分のできる範囲で取り組める体力向上の一つの取組です。
・3分間でいろいろな跳び方にチャレンジし、結果を残す。
・30秒間で前跳び(目標は1跳躍1回旋)を何回跳べるかにチャレンジする(ひっかかってもOK)。
・3分間で全校大縄跳び
自分でじっくり取り組むこととみんなで取り組むことをバランスよく取り入れ、進めています。
体を動かすことは、場合によっては「場づくり」が必要であると考えますので、少しでも楽しく取り組めればと思います。
葉の色が赤くなり、季節が冬に向かっています。
感謝の気持ち(収穫祭を通して)
本日、全校行事「収穫祭」を行いました。春に植えた野菜を使い、全校みんなで分担をして調理しました。新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解かれたことで、実施が可能となりました。
収穫祭の企画は児童会(今回は、3~6年生)が進めました。役割分担をし、協力しながら進めてきました。
収穫祭には地域の方もお招きしました。野菜づくりや登下校の見守りに力を貸していただいているみなさまです。
収穫祭を実現させるために、
・野菜を育てる助言をいただいたり、畑づくりに協力していただいたりしたこと
・会場づくりや机などの運搬に力を貸していただいたこと
・安全に楽しく調理するためにたくさんの人の力を借りたこと
これらのこと全てがあるからこそ、成功した行事です。また、おうちの人は毎日みなさんのためにご飯の準備や片づけをしています。これらのことに感謝の気持ちをもちながら味わってほしいことを伝えました。
野菜を育てるところから始まっていると考えた場合、全校で取り組む、長い期間の学校の教育活動であり、子供たちにとっては大きな思い出作りの一つと押さえることができます。
このような活動を通して、今年度育みたい姿「受信」「発信」「自尊心」がどのような姿で見られ、どういったところが高まってきているのか、学校として一つ一つ見取っていきたいと考えます。
図書環境の充実を(学校司書紹介)
本日、新たに学校司書が本校に来ました。学校司書とは、本の整理や修理、本を探すお手伝い、子供たちが手に取りたくなるような本の置き方を考えるなど、子供たちの図書・読書環境の充実を図っていただきます。
一つのものを創り上げるために(児童会活動)
本日の児童会活動は、来週予定の収穫祭についての話し合い活動でした。
今回は、3年生も児童会に加わり、役割分担やそれぞれの仕事の確認をしていました。学校の教育活動も後半戦に入り、少しずつ次の学年への階段を上り始めています。
4年生は次年度は最高学年になる予定ですので、自分たちの手で進められるような経験を積みます。3年生は次年度から児童会の一員となるため、どのようなことをやっているのかを経験するよい機会です。6年生はこれまで頑張ってきたことを後輩に継承できるか、そのような視点で取り組んでいます。
価値ある体験ができました(稲刈り体験)
13日(水曜日)に北海道オホーツク総合振興局西部耕地出張所様の御協力をいただき、もち米の稲刈りとはさ掛け(束ねた稲を棒などに架けて自然乾燥させること)を体験しました。今年度で15回と歴史ある取組になっています。
稲を直接見ることや稲を刈る体験はなかなかできるものではないのでとてもありがたいです。子供たちは楽しみながら協力して稲を刈ったり刈った稲を運んだりしていました。
本校の子供たちは、どのような活動に対しても前向きに楽しんでできるところが「よさ」の一つとして挙げることができます。
一人一人の力を出し切りました(マラソン記録会)
本日はマラソン記録会でした。地域の交通安全指導員のみなさまや警察署の方の力をお借りし、校舎周辺を走りました。
全員が完走できたこと、自分の力を考えながら走ることができたことがとてもよかったです。
また、友達や保護者のみなさまの声援を力に変え、ラストスパートでは精一杯走る姿もカッコよかったです。周りの人たちの応援などを力に変えられるのは、一人一人に心があることにほかなりません。
今年度は学芸会が延期になった関係で十分に練習する時間は確保できませんでしたが、頑張る子供たちの姿に感動です。
よりよい人間関係を築くために(児童会の取組)
今秋から児童会の取組として、「よいところ探し」「感謝の気持ちを伝える」活動がスタートしました。約1か月間の取組です。
具体的には、
・「挨拶をしてくれてありがとう」
・「折り紙でいろんなものを作ってくれてありがとう」
・「体育帽子を忘れているよ、とおしえてくれてありがとう」
・「これからもいっぱい一緒に遊ぼうね」などが書かれています。
人間関係をよりよくすることがいじめ防止の大きな取組であると考えます。いじめは誰にでも起こることであり、そのことは被害者だけでなく加害者になる可能性もあります。このことは、意識していないところで起こりえるからこそ、常に考えなければなりません。
その中で、「いじめはダメ」ということは誰もがわかっていることなので、禁止的な指導や取組だけでは防止につながらず、「よりよい人間関係を築く」こととセットで取り組む必要があると考えます。
よいところを見つけたり感謝の気持ちを表したりすることは、その人をプラスに捉えようという意識を働かせることになります。これだけですべてがよくなるわけではありませんが、友達を大事にする意識を学校として育てていきます。
授業について考える(校内授業研)
本日、校内授業研がありました。
本校は複式学級が2つあります。複式の授業では、授業者が片方の学年に指導や学習活動の指示を出している間、もう片方の学年は自分の力で考えを整理したり友達と一緒にその考えをまとめたりする流れが一般的です。
子供たちにとっては、担任の先生が他の学年の対応をしている時間に何をしなければならないのかを理解し、自分たちで学習を進めることも時には求められます。
本校の子供たちは、友達と考えたり話し合ったりしながらその時間の課題を解決していくことがとても上手です。
自分たちの手で環境を整える(外清掃)
予定では本日から10月のマラソン記録会に向けての取組がスタートする予定でしたが、学芸会が延長になったことから、本格的な取組は来週になります。
今日は、練習場所であるグラウンドの石拾いを行いました。
・子供たちはなぜ石拾いをしなければならないのかを理解しながら活動に取り組んでいました。「なぜそうするのか」を理解できることはすごく大事な力です。
・また、清掃班単位で活動していましたが、どの班も協力しながら一生懸命に取り組めるところが本校の子供たちの素敵なところです。
教育活動から見えてくることはたくさんあります。「考える力」と「人とのかかわりを大事にする心」はどの教育活動でも大事にしていきたいです。
地域とのつながりに触れる(ラッピングバスお披露目会)
本日、ラッピングバスお披露目会がありました。
北紋バス様が新しくするバスに使用するイラストの色付けを市内小学校で行いました。そのバスが完成したので、そのお披露目会です。
このバスは、10月から運行を開始し、約20年使用するとのことでした。子供たちが関わったバスが市内で走っている姿を見ることになると思います。子供たちの取組がまちとのつながりを生み、改めて地域に関心をもつきっかけとなりました。
学校行事と日常の教育活動とのつながり(2つの側面)
10月に実施される学芸会では、日常の教育活動の成果を伝えるという視点をもっていただければうれしいです。
日常の教育活動とは主に授業のことですが、本校では学芸会を学芸会のために練習しているのではなく、日常の教育活動で積み重ねてきた成果を発信するという視点を大切にして取り組んでいます。そこには、「成果」を出したり「完成度」を高めたりするという視点よりも「過程」や「人とのかかわり」を大事にするという視点を重視しています。
タイトルに2つの側面と書きましたが、どのような意味なのかお伝えします。
【1つ目…学習内容とのつながりを考える】
授業の一場面ですが、今年度の学芸会をの内容を「国語で学習した内容を生かす」という視点に立って進めています。物語で捉えた世界観を絵や語りで表現する活動に取り組んでいます。
【2つ目…学習を通して「人とのかかわり」を重視したつながりで考える】
授業の一場面で、この時間は算数の時間です。算数の時間とどう関係あるのかと思われるかもしれませんが、この場面は一つの問題を解決するために友達同士で考え、話し合いながら進めています。このようなやり取りなど、人とのかかわりを学んでいることを生かし、学芸会の取組へと発展させていくことも大切にしています。
このことは、学芸会のためにやっているのではなく、普段からの取組を大事にした結果、学芸会でもできるという考え方です。
今年度の学芸会は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、人数制限させていただきました。本来であれば地域のみなさまにこれらの趣旨を御理解いただいた上で見ていただけると嬉しいのですが、保護者のみなさまにはぜひともこのような視点をもった上で観覧いただけると幸いです。
一つのものを創り上げる「愉しさ」を感じながら(学芸会の取組)
学芸会の取組がスタートしました。
当初、9月に予定されていましたが、緊急事態宣言の延長に伴い、実施時期を10月に変更しました。
子供たちにとっての学芸会が、新たな成長につながる一つのきっかけにする必要があると押さえております。決して、器楽演奏や合唱のスキルを上げるために取り組んでいるわけではありません。これまでに学んだこと(学習内容や技能もそうですが、「心」や人とのかかわりに価値を置く「考え方」など)を生かす場としての学校行事です。
完成度を求めるのではなく、取組の過程でどれだけ人とのかかわりを大事にし、目標に向かって協働的な学びができるか、そこも見ていただければ幸いです。
より「わかる」授業のために(ICTの活用)
子供たちにとってより「わかる」授業のために、一人一台端末を活用しています。
それだけではなく、一人一台端末の活用が充実するように様々な角度から環境を整えています。
この授業は図工の時間です。筆遣いなどやポイントがわかるように、動画を視聴している場面です。これまでですと、動画はテレビで視聴する場合、テレビの放送時間に合わせて時間割を考えなければなりませんでした。DVDなどで視聴するという方法もありますが、PCに導入されている再生ソフトによって、使い勝手が変わる場合もありますし、そもそも学習に必要なDVDがあるかどうかにも左右されます。
ネットで配信されている動画を視聴することはそれらの課題をクリアする一つの方法です。
指導者の説明と文だけではイメージしにくい学習も、このようなICTの活用によって、より「わかる」手助けになります。
子供たちが学ぶ環境を整えていただきました。(地域貢献:道路補修工事)
本日、地域のみなさまに道路の補修工事をしていただきました。
アスファルト舗装が痛んでいたので、少しでも平らになるようにしていただきました。これからマラソンの取組もスタートしますので、子供たちの運動する環境を整えていただけたことはとてもありがたいです。
地域のみなさまに支えられながらの学校であることを改めて認識させられました。
ありがとうございました。
指導力を高めるために(学校教育指導2次協議)
本日の研修は、学校教育指導がありました。オホーツク教育局から指導主事の先生に来ていただき、授業や校内研修に係る指導・助言をいただく時間です。
全学級の授業を見ていただいたり、一つの授業を全員で見合い、意見交流をしたりすることを通して、これまでの授業のどこがよくて、どこに課題があるのかを明らかにしていきます。
意見交流の中では、
・その活動は適切だったのか
・その時間の授業のねらいは適切だったのか
・評価はどのような形で行うのか
などなど、たくさんの視点から授業についての振り返りを行います。
一つの授業をみんなで見合い、意見交流することを通して、見合った授業だけでなく、参加者自身の普段の授業を改善していくことが大切です。
大切なのは「自ら」考えること(日常授業の様子)
ゆったりとじっくりと一人一人に合った学びができること、集団で学びをより深めていくこと、このバランスを図りながら日々試行錯誤取り組んでいます。
・「書く活動」を取り入れ、自分の考えをまとめること。
・一人一台端末を活用し、自分に合ったペースで課題を進めていくこと。
・一人一人の考えを聞きながら自分の考えを確立していくこと。
一人で学ぶこと、集団で学ぶこと、「書くこと」、端末を活用すること…どれも大切なことであり、授業は”こうでなければならない”というものではありません。多様な学び方をバランスよく獲得していくことが必要であると考えます。何よりも「自ら」考え、「発信」できる力を身に付けていくための学び方であることを踏まえながら、先生方は日々取り組んでいます。
子供たちの学びを支える(学習教材・教室環境)
夏休みが明けて約2週間が経とうとしています。子供たちは真剣に、そして楽しく学びをスタートさせています。
1・2年生の図工の時間ですが、作品を作るのに手順がわかるよう、事前に作成した動画を視聴させていました。大型テレビに映し出すことで全員が一度に確認できることや確認したいところの場所を止めることが大きなメリットです。
3年生の道徳ですが、夏休みのあいだに複式化工事が入ったことで、広い黒板をゆったりと使って授業することができるようになりました。
道徳の授業だけではありませんが、黒板には子供たちの考えを書く場所でもありますので、たくさんの考えを取り上げる意味でも、広い黒板は子供たちの理解を助けたり考えをまとめたりするのに大切です。
ゆったりとじっくりと考える時間を保障し、自分の考えをしっかり相手に伝える授業に1学期以上に取り組んでいきます。
「受信」「発信」の力が発揮される場として(自由研究・自由作品発表会)
本日、自由研究・自由作品発表会がありました。
本校では、1時間時間を取り、全校で夏休みに取り組んだ自由研究や作品の発表会を行っております。保護者のみなさまにも来校いただき、子供たちの「受信」「発信」の姿を見ていただきました。
学年によっては、一人一台端末を活用し、相手に伝わるスライドを作成したもので「発信」していました。
【自由研究や作品づくりの「よさ」(価値)】
子供によっては夏休みの取組の中で最も頭を悩ませるのは、この自由研究や作品づくりかもしれません。なぜかと言いますと、「自分で考えなければならない」からです。
宿題は学校からやるべきものが示され、それに取り組みますが、自由研究や作品づくりは何をやっていくかを考えるところから始まります。だからこそ価値ある取組だと言えます。
今後、子供たちに身に付けさせたい力を考えますと、宿題や家庭学習なども与えられ、それを取り組めばよいという考え方があるとすれば、そこも変わっていかなければならないのかもしれません。
新たな気持ちで(2学期始業式)
本日から2学期がスタートしました。
全員そろって顔を合わせられたこと、夏休みのあいだ、大きな事故などがなく過ごせたことにとてもホッとしております。
児童会長からは、「2学期は行事が多いので、今日からは、夏休みモードではなく、学校モードで頑張ってください。」という挨拶がありました。全校のみんなの心に届く挨拶でした。
また、夏休みで頑張ったことについての発表を、プレゼンテーションソフトを活用して発表する学年もありました。
・勉強は、朝にやってよかったという感想があったこと。
・水泳や剣道の素振りなど、様々な形で体を動かしていたこと。
・自由研究や工作でどんなことをやったのかを説明していたこと。
など、一人一人の思い出がわかるまとめになっていました。
夏休みのあいだ、複式の授業がしやすいよう、教室の片側の黒板を大きなものに付け替え、その周りをきれいに塗装するなど、子供たちにとってより学びやすい環境が整いました。
今日からスタートとはいえ、少しずつエンジンをかけ、軌道に乗せていってほしいなあ、と願っています。学校としても、子供一人一人に寄り添いながら教育活動を進めていきたいと思います。
自分のペースで学習する(夏休み学習サポート:1日目)
今日から2日間、夏休みの学習サポート(希望者のみ)がスタートしました。
夏休みの課題を進めたり、自分に合った課題を学校が提供したりと、一人一人に合った内容で教職員がかかわる時間を設定しています。学習ばかりでなく、体を動かすプログラムも用意しています。
すでに夏休みの課題が終了している子もいました。そういった子にはスペシャルの課題を提示し、教師と一緒に取り組むようにしています。
大切なのは、自分なりの学習のペースをつかんだり、答え合わせの仕方を学んだりと、「自学の基礎」を育むことと捉えています。
気温が高い中の学習サポートですが、少しでも快適な環境で学習ができるよう、配慮しながら進めています。
73日間の教育活動を振り返りました(終業式、他)
今日で1学期が終了です。明日からは楽しい夏休みがスタートします。
全校朝会では、子供たちに2つのことをお願いしました。
1 ゲームをやりすぎず、時間を決めてやってほしいこと。特に夜はやらないでほしいこと。そして、朝、起きる時間は今と同じにしてほしいこと。
2 決して危険なところへは行かないこと。車には十分気を付けることなど、自分の命を守る行動に心がけること。
宿題など、あえて学習のことを伝えませんでした。その理由は、上の2つのことがしっかり整わないと、たとえ宿題に手を付けたとしても十分な効果や学習習慣の形成につながらないと考えるからです。宿題をやらなければならないからやる、ではなく、自分の力を伸ばすために必要だからやる、と子供たちなりに考え、できることを大切にしてほしいという願いがあります。
1年生や児童代表から、1学期に頑張ったことなどの発表がありました。自分の言葉で語る姿や、具体的に頑張れたことの内容がとても素晴らしい発表でした。
保護者のみなさま、地域のみなさまには、本校の教育活動にたくさんのご支援、ご協力をいただき、誠にありがとうございました。夏休み期間中は、保護者のみなさまからいただいたご意見を分析し、学校としてどのような方向で進んでいけばよいのかをじっくり、しっかり考える機関にさせていただきます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
あと、学校のみんなで、大掃除、教室で使っている物の移動を行いました。夏休み期間中に複式化の工事が入るためです。夏休み明けからは、新しい環境で教育活動を行うことになります。
夏休み明けは、8月18日から学校がスタートします。
元気な姿で再開できることを心待ちにしております。
夏休みに入る前の準備(大掃除週間)
来週木曜日からいよいよ夏休みですが、夏休みに向けて学校をきれいにする活動(大掃除週間)に取り組んでいます。
特別に時間を設定するのではなく、普段なかなか目が行き届かないところも掃除するようにしています。本校の掃除の活動は、学年・学級ごとではなく、縦割り班清掃(異学年を組み合わせた班での清掃)を行っています。
全員が一生懸命真面目に取り組む姿…この姿が本校の子供たちの「よさ」の一つでもあります。
北海道の歴史、文化や風土について理解と関心を深める(「道みんの日」)
7月17日(土)は「北海道みんなの日(愛称:道みんの日)」です。
7月17日は、北海道の名付け親とされる松浦武四郎が、明治2年(1869年)、明治政府に対し「北加伊道」という名称を提案した日です。
北海道のこれまでの歴史、文化や風土について理解と関心を深め、北海道の価値をあらためて認識し、道民であることを誇りに思う心を育むことにより、道民が一体となってより豊かな北海道を築いていくことを期すとともに、道外において、北海道の価値が広く認識される契機とするため、「北海道みんなの日」が設けられました。(平成29年「北海道みんなの日条例」制定)
そのため、週に1回、本校に来ていただいている図書館館長様に、学校図書館に「道みんの日」コーナーをつくっていただきました。
北海道に関係する本やクイズなど、見たり読んだりして楽しめるコーナーとなっております。
「渚滑の本気!~It's Show Time~ 共に楽しくつき進め!」
新型コロナウイルスの関係で、6月7日に予定されていた運動会を延期し、本日実施しました。
6月に向けて調整していたものを一度ストップし、改めて取り組むことはモチベーションを維持する観点からもとても難しい取組になりましたが、児童生徒、教職員ともによい運動会を創りあげることができました。
今年のスローガンは「渚滑の本気」です。「本気」には、真剣な気持ちという意味があります。競技、応援、整列、礼、集合などすべての動きを通して、「本気」」を伝えていました。
また、スローガンには「共に楽しく」という願いも込められています。「共に」には、チーム同士はもちろんですが、小学校中学校のみなさん全員で運動会をつくりあげるという意味もあります。
今年度は、新型コロナウイルス感染予防と熱中症対策を両立させながらの取組となりました。
小中学校全職員が試行錯誤しながらも、子供たちに身に付けさせたい力を大切にしながら学校行事を通して一歩成長することを信じ、ここまで進めてきました。
保護者2名の制限を設けさせていただいた結果、地域のみなさまや親せきのみなさまにご遠慮いただくこととなりました。次年度はたくさんの方に参観いただけるような運動会になることを願っております。
対応の仕方を学ぶ(防犯教室)
今日は、警察署のみなさまを講師としてお招きし、防犯教室を行いました。
1・2年生は、不審者に遭遇した時の対応について学びました。ロールプレイの形をとり、警察署の方に不審者役をやっていただきました。声かけられたときにしっかり断ったり逃げたりする対応の仕方を学びました。
3~6年生は、ネットトラブルに巻き込まれないための対応について学びました。ネットの危険性やネットとの適切なかかわり方について、スライドを使って説明いただきました。
どちらも、自分事としてとらえることが大切です。子供たちは真剣に学ぶことができました。
保護者のみなさまへ「発信」、保護者のみなさまと「共有」(全校参観日)
1日(木曜日)に全校参観日がありました。4月以来の子供たちの姿を直接見ていただく機会でしたが、たくさんの保護者のみなさまに御参観いただきました。ありがとうございました。
日常の姿・授業を見ていただき、本校の教育活動の一部を知っていただくことができたと押さえております。
特に、
・複式の流れ
・ICT活用
・対話的な活動(教師と子ども、子供同士)
を見ていただけたと思います。
授業参観後、全体懇談会を行いました。学校保健委員会を開催し、養護教諭から、本校の子供たちの保健に係る状況や、現在、課題となっている視力低下とその予防について説明させていただきました。
保護者のみなさまと現状を共有し、子供たちの健やかな成長のためにそれぞれでできることを確認しました。
視力低下予防には、使用する時間や対象物との距離について考えることはもちろんのこと、外へ出て遊ぶことで予防につながることは大事な視点であると押さえております。
今後とも学校の教育活動に対し、御理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。
食について知る(栄養指導)
本日、潮見小学校から栄養教諭に来ていただき、栄養指導をしていただきました。
1・2年生は、「おはし名人になろう」という内容で、箸の持ち方について改めて学びました。正しく箸が持てるとどんなよいところがよいのかを考えたり、実際に正しい箸の持ち方を箸を使って体験したりと、学校で体験することで改めて気付くこともありました。
3~6年生は、「残食減らそうプロジェクト ~給食をたくさん食べるためにはどうしたらよい?~」という内容の学習でした。
給食がどのように作られているかを映像を見ながら理解を深めていました。
この時間の目的は「残食の原因に合った解決策を自分なりに考えることができる」ことであり、完食を目的にするものではありません。給食を作っている人の想いやどのように作られているのかを知ることで、食に対する興味や関心を高めることが大切です。
また、残食の原因はいろいろ考えられます。思いつくのは、苦手(嫌い)なものが出たとき、となりそうですが、そればかりではなく、
・量が多いため、全部を食べることができなかった
・給食時間が短いため、全部を食べることができなかった
・おなかがすかなかったため、全部を食べることができなかった
等の理由も考えられます。これらのたくさんの理由があることを知り、そのときどきの原因にどう向き合うかで解決策が変わってきます。そのような「考える力」を身に付けるための一つの場ととらえていただければありがたいです。
自分の”今”と向き合う心(新体力テスト)
本日、新体力テストを実施しました。明日は室内の種目を実施します。
自分の体力がどれくらいあるのかを知り、目標に向かって取り組むことを大切にしています。
どの子も自分の力が発揮できるよう、力いっぱい取り組んでいました。ボール投げについては、普段なかなかボールに触れることがないため、日常的に「投げる」動作を取り入れた授業や遊びが必要があると感じました。
子供たちの意識の中に、
・「今日は○○回を目標にしている。」(シャトルランの回数)
・「今日は○○mくらい投げたい。」(ボール投げの距離)
があることが素晴らしく、前向きな気持ちになっていることがとてもよいと感じました。
全国平均は自分の記録と向き合うための”目安”にはなりますが、他人の記録と比べるものではありません。もちろん、相手を意識して”もっと頑張りたい”というきっかけになるのであれば望ましい比較になりますが、自分の”今”と向き合い、次年度以降は”今”の記録よりも伸ばしたいという心を育てるのも大切であると感じております。
本日から2日間、中学生が職場体験学習に来ています。本日の新体力テストの測定にもかかわっていただきました。
学んだことを発揮する大事な機会として(児童会活動)
月曜日に児童会の活動がありました。
これからの児童会の取組についての話し合いでした。
「何を」やるのかを考える際、
・時期は適切なのか
・目的に合っているのか
なども踏まえながら児童会みんなで考え、一つの方向性を導き出していました。「話す・聞く」「一つの考えにまとめる」など、児童会の場を日常的に学んだことを発揮する大事な機会の一つとして押さえています。
今後、話し合われたことが実現していくのが楽しみです。
自分の体力の状況を知る(新体力テストに向けた取組)
今月に入ってから、体力テストに向けた取組を行っています。
体力テストには、50m走、握力、長座体前屈、上体起こし、20mシャトルラン、ボール投げ、立ち幅跳び、反復横跳びがあります。それぞれの種目にどんな運動能力を測定するのかが決められています。例えば、長座体前屈であれば、「柔軟」などです。
これだけの種目で運動能力を測定するのですから、得意なものもあれば苦手なものもあります。もしかすると、全て苦手かもしれません。それでも、自分の中でどれが得意で苦手なのか、どれくらいの力があればよいのかを知る機会として体力テストがあります。自分の運動能力を知り、2年生以上であれば、昨年度よりも自分の記録を伸ばすという意識が大切です。
また、この体力テストは「体育の授業を改善する」ためでもあります。全校的に苦手にしているものがあるとすれば、授業の中にどのような運動を取り入れればよいのかを見直すことを大事にしております。
今週の体力テストに向けた取組を紹介します。
反復横跳びの取組です。
20mシャトルランの取組です。
熱中症予防のため、種目によってはマスクは外すよう確認しながら行っています。
小規模校であることから、休み時間を活用し、全校で取り組めることが、本校の特色(よさ)でもあります。
共に学ぶ・対話を大切にする(日常授業で大切にしていること)
本校の教育活動で大切にしていることの一つに、「共に学ぶ」ことが挙げられます。「共に学ぶ」こととは、人とのかかわりを通して、より深く学んだり”わかった”という気持ちを増やしたりする学びです。
例えば、1年生は国語の時間にみんなで相談し、考えることで、より深くお話の世界に浸っていました。
3・4年生は、友達に自分の考え(この場合では、算数の問題の考え方・解き方)を伝えることで、伝えた側の理解をより確かなものにできますし、伝えられた側は、自分の考えと比べて聞くことができます。この活動では、伝える側が途中まで考えを伝え、その続きを他の友達が説明するということに取り組んでいました。
6年生は租税教室があり、税務課のみなさまから税金のことについて学んでいました。1人だったら「共に学ぶ」ことにならないのでは、と思いますが、そうではなく、担任、職員も加わり、子供と一緒に考えることもできます。
大切なのは、「共に学ぶ」とは”こうでなければならない”という唯一の答えがある学びではなく、学習のねらいや学習環境に合わせたものであり、そこに人との関わりが成立することです。
想像力を働かせる(交通安全教室)
本日、交通安全教室がありました。自動車学校様のご協力をいただき、自分の身を守るために必要な知識と行動の仕方について学びました。
まず、運転手の死角となるところについて学びました。ミラーがないといかに車から歩行者や子供が見えにくい(小さければ小さいほど見えにくい)かを学びました。
あと、内輪差(車の前輪と後輪では曲がり方が違う。特に後輪の曲がり方に気を付けなければならない)についても学びました。
次に、衝突した時のダメージについて学びました。自転車よりもスピードを出していないにもかかわらず、衝突した時の衝撃は相当なものです。
最後に、横断歩道の渡り方について確認しました。
子供たちにとっては「知っている!」と思うことばかりかもしれませんが、毎年行うにはそれなりの理由があります。このような場をつくって確認しないと忘れていることもありますし、頭でわかっていても実際に行動するとなったらできないこともありますので、そのことを振り返るために必要なことです。
また、「(衝突や巻き込みが)怖い」と思える人ほど、想像力があり、そのことが危険を回避する力につながることも考えられます。いかに真剣に、想像力を働かすことができるか、こういった危機管理の学習をするときに大事になってきます。
目的・相手によって異なる「発信」(日常授業の姿)
本校が今年大事にしている子供の姿に、「受信」「発信」「自尊心」が挙げられます。これらは、日常を通して育み、学校行事等で生かしながらさらに高めていくイメージです。
その日常ですが、2つの実践について紹介いたします。
1つ目は、「国語」の実践です。環境問題について調べ、実践できることなどを”全校のみんな”に向かって「発信」するという活動に取り組んでいます。この「発信」の対象は”全校のみんな”です。1年生にもわかるような説明の仕方だけでなく、実践できるかどうかも吟味しなければなりません。
2つ目は、「道徳」の実践です。友達について教科書のお話教材を活用して、考えていく学習です。ここでの「発信」の対象は、友達と「自分自身」です。特に、「自分自身」について「発信」していくというのは、言葉をかえると「自分自身に問いかける」「自分自身の心について見つめ直す」と言えます。そう考えると「発信」の姿も少し異なり、いわゆる発表だけではない姿も想定されます。
どちらにしても大切なのは、学習の意図を明確にし、その教科・活動に合った「発信」を考えていくことです。
安心・安全な行動を(集団下校訓練)
本日、集団下校訓練を行いました。
お迎えの子、バスで帰る子、徒歩で帰る子様々ですが、大切なのは、「安全に家に帰る」「確実に保護者のみなさまやバスの運転手さんに引き渡す」ことです。
ケースによっては、全てお迎えに来ていただくなど、色々な対応を取る必要がありますが、緊張感をもって真剣に先生の話を聞き、取り組むことが大切です。このような訓練を繰り返し行うことで、いざという時にパニックにならずにすみます。
お迎えに来ていただいたり、本日の対応がどうなるかを連絡していただいたり、保護者のみなさまにご協力いただきました。ありがとうございました。