学校からのお知らせ

1か月の成長を目的と照らし合わせ、どう「見取る」か(1年生を迎える会)

本日、1年生を迎える会を行いました。子供たちの1か月間の教育活動の成果を発信する一つの場となりました。

・しっかりと上級生の話に耳を傾けている 感謝の気持ちを持ち、出し物に真剣に取り組んでいる、楽しんで積極的に会に参加している(1年生)
・協力して会の準備・運営に参加している、上級生として一年生に学校での生活の仕方を教えている、楽しんで積極的に会に参加している(2~6年生)

という具体目標が達成されているかどうかを中心に「見取り」ます。

今回の場面では、
・1年生の入場のときの拍手が丁寧で、ちょうど良いタイミングでやめることができた。
・相手の出し物のとき、どの学年も本気で楽しむことでできた。
・スムーズな運営ができるよう、友達同士で確認し合うことができた。
等の姿が見られました。

完成度にこだわらず、子供の事実・姿を「見取る」場の一つがこのような特別活動の場でありたいと思っています。
そして、次の活動に生かすために普段の授業や学校生活で何が必要なのかを子供たちと先生方で考えていき、次に「つなげる」営みを今年度大事にしていきたいと思っています。

活動同士を「つなぐ」(1年生を迎える会の取組から)

本日、2~6年生の合同学活を行い、水曜日に予定している1年生を迎える会のリハーサルを行いました。リハーサルなので、当日を想定した確認の時間でもあります。

言葉での説明だけではどうしても当日の実際のイメージがしにくいこともあり、体験を通してイメージすることは大切です。しかし、スムーズにするためだけの時間ではありません。

本日までに学年や学級で取り組んできたことがこの時間でどのように発揮できたのかを見取る時間でもあります。そう考えると、これまでの活動に対しての「つながり」で捉える必要があります。

また、本活動はどちらかというと教師主導で行ってきましたが、今回の活動を基準として、次の活動(例えば児童会活動や遠足、運動会など)や年度末時点での活動ではどれだけ子供たち自身で行えるかといった、次の活動との「つながり」で考え、そのための今の活動がどのような位置にあるのかを私たち指導者サイドは考えていく必要があります。

先生たちも「つながる」(学力に関する結果分析の取組)

昨日と今日の2日間、研修の時間を活用し、子供たちが実施した全国学力・学習状況調査及びチャレンジテストの採点を行いました。


・子供たちの学力の傾向(どこができていて、どこを苦手にしているのか)
だけでなく、
・どのような授業改善が必要なのか
・どのような家庭学習や宿題が望ましいのか
を考えていく一つの材料としていきます。

これらのことを全員で考えていくことが大切です。本校では先生方の時間を確保し、採点や分析作業を行いました。

全国学力・学習状況調査については実際に問題を解いてみました。どこが難しいのか、この問題を解ける力を身に付けさせるためにどんな授業が必要なのかも考えました。

先生方が「つながる」ことが子供たちに「つながる力」を身に付けさせるための大切な営みです。

目標設定と共有の大切さ(全校学活)

本日、2年生以上の子供たちで全校学活の時間を取りました。1年生を迎える会についての取組です。
大人の世界でもいえることですが、一つの物事に取り組み、達成し、喜びを味わうためには「目標の設定」と「共有」が大切です。目標設定と共有により、人と人とがつながりやすくなります。

児童会(4~6年生)で考えた目標は、
「1年生と心がつながるように、元気なすがたで学校生活になれしたしんでもらう!」
です。

子供たちの中で目標を考えることも大切にしていますし、今回の教育活動で大事にしたい一つの活動でもあります。決して当日だけのことではないことを御理解いただきたいです。

教育活動の目的を明確にする(児童会活動を例に)

児童会活動第1回目の取組です。


今回は27日に予定している「1年生を迎える会」について4~6年生の児童会構成員で話し合いました。
今年度から学校の取組として、教育活動の目的を明確にし、活動の前に全体で共有しながら進めることとしました。

このように伝えると”今までは目的を明確にしてこなかったのでは”とお思いになるかもしれません。
今までも活動の目的そのものはありますが、その目的から今年度目指す子どもの姿「つながる子」で考えた場合、どのような具体的な「つながる」姿が見られるとよいのか、あらかじめ全体に示しておき、その姿を意識した取組をすること、取組に対しての評価の視点を明確にすることを目的としています(子供たちに関係することもあれば、指導者サイドのみ関係する場合もあります)。

今年度の1年生を迎える会の目的は、

「新1年生を迎え、人を温かく迎える態度を身につけるとともに、より楽しく充実した学校生活を送ろうとする意欲を養う。」
です。
そのことを「つながる子」の具体の姿に置き換えると、
・しっかりと上級生の話に耳を傾けている 感謝の気持ちを持ち、出し物に真剣に取り組んでいる、楽しんで積極的に会に参加している(1年生)
・協力して会の準備・運営に参加している、上級生として一年生に学校での生活の仕方を教えている、楽しんで積極的に会に参加している(2~6年生)
と設定しています。

今日の場面は、「協力して会の準備・運営に参加している」一場面と言えます。この中でどのような子供たちのよさや課題が見られ、次の教育活動に生かしていくかを学校全体で考えていくことを今年度は大事にしていきます。

自分自身と「つながる」(「今日の目標」を例に)

今年度目指す子どもの姿は「つながる子」です。これまで具体的な教育活動を例に「つながる子」の具体とその考え方について説明してきました。

「つながる子」の最終的に目指すところは「自分自身と『つながる』」ことにあります。例えば、

・自分自身で目標を決め努力し、達成したときの喜びを自分の中で得られること
・他者からの働きかけでよりよい自分に変えていくこと

このような子供の姿を目指し、日々の教育活動を大切にしていきます。

ある学級の「今日のめあて」です。

(がんばってね!という一言が優しい!)

このような目標があったときに、

・自分事として押さえ、1日意識し、取り組むことができる。
・できてもできなくても、その日の終わりに自分はどうだったのかを振り返ることができる。

このような営みの連続で少しずつ「自分自身とつながる子」に近づいていくと思います。

できたかどうかではなく、そこに向かう心を育成する…そんな1年にしていきたいです。

 

対象と「つながる」(授業場面を例に)

5年生の算数の時間の一コマです。今年度大事にしている姿「つながる」ですが、授業場面で考えてみると、どうしても意見を出し合う「交流」をイメージします。もちろん、そのこと自体は間違っていませんが、「つながる」考え方はもっと広いものです。

例えば、この時間の黒板を見ると、「問題」と「課題」が書かれています。算数を例にとると問題は教科書や問題集などに示されているまさに「問題」(解決したい対象)です。対して「課題」は、「問題」を解決するためにその時間に何をすればよいのか、見通しをもつことです。つまり、対象と「つながる」ためのカギとなる考え方をまとめたものと言ってよいです。

この力(問題を解決する(対象と「かかわる」)ために、どうすればよいかを考え、自分なりの見通しをもつ力)を身に付けることがとても大事です。ただし、「課題」があればよいとかそういうことではなく、その時間で何を身に付けさせるかによってアプローチが変わってきます。

異学年と「つながる」(朝の一コマ)

朝自習の時間に5・6年生が1・2年生と「つながる」活動をしていました。一日の学校生活が楽しくなるように5・6年生が企画を考えました。

この活動を「1年生のお世話」ということもありますが、「お世話」という言葉を使っても、5・6年生が上からの目線で1・2年生と関わっているわけではありません。5・6年生にとっては1・2年生から学ぶという視点で臨んでいます。

このことこそ、「つながる」の一つであると考えます。

対象と「つながる」(学校たんけん)

本校の目指す子どもの姿は「つながる子」ですが、この「つながる」に込める想いは、決して人間関係やコミュニケーションに限定するものではありません。

子供たちの周りにある環境や「モノ」全てを「対象」であり、「対象」と適切に「つながる」ことも今年度目指す力に含まれています。

低学年の「学校たんけん」の一コマですが、初めて見る職員室やそこにあるモノなど、対象に興味や疑問をもち、感じたことを表現していくことも「つながる」こととして捉えています。

学校と保護者のみなさまと「つながる」(全校参観日)

本日、全校参観日があり、授業参観・学校経営方針の説明・学級懇談会等、保護者のみなさまと「つながる」機会を設けさせていただきました。ご多用のところ多数出席いただきました。ありがとうございました。

学校、担任からの説明だけでなく、保護者みなさまの想いや願いを聞く大変貴重な場となりました。このような営みを日常的、継続的に行い、保護者のみなさまとも「つながって」いきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

「つながる」第一歩(自己紹介の時間)

今まで当たり前に行ってきたことも、目指す力を明確にしながら取り組むと、子供たちに身に付きやすいと考えます。

本日から本格的な教育活動がスタートしました。この時期は「学級開き」といって、楽しい学校や学級の生活を送るためのルール確認や「学級はみんなにとって安心・安全な場であること」を体感するための重要な期間です。

その一つにお互い「自己紹介」をする取組があります。友達の顔ぶれが大きく変わらなくても改めてお互いのことを知ろうと意識することが大切です。今年度目指している「つながる」ために大切にしていることの一つ、「相手とのつながりをもとうとする」ことにつながります。ここではうまく伝えられることが大事なわけではありません。ですから、みんなの前で伝えることだけをもっての「自己紹介」ではなく、存在そのものを認める営みと捉えていただけると嬉しいです。

令和4年度がスタートしました。どうぞよろしくお願いいたします。

今日から令和4年度の教育活動がスタートしました。

今年度、子供たちが1年間かけて目指す姿は「つながる子」です。そのために、

1「相手をよく思うこと、相手とのつながりをもとうとする」こと
2「友達と学び、難しいことがあっても解決しようと頑張れる」こと
3「人とつながるため方法を身に付ける」こと
この3つを頑張ってほしいと子供たちにお願いしました。

(目指す子供の姿に迫るための方策が「グランドデザイン」です。本ホームページの「特色ある教育活動」に掲載していますので、ご一読ください。)

本日の子供たちから
・素敵な挨拶、笑顔、手を振って迎えていた姿。
・「○○しますか?」と問いかけながら自ら行動していた姿。
・職員紹介の後、自然と拍手をして職員を受け入れていた姿。
・一声かけただけですぐに姿勢を正せる姿。
このような姿が見られました。これらすべてが「つながる」ために必要な姿です。このような姿を全ての教育活動を通して育み、子供の事実から教育活動の成果を考えていきます。

令和4年度もどうぞよろしくお願いいたします。

 

令和3年度全ての教育活動が終了(修了)しました。

第74回卒業証書授与式並びに令和3年度の修了式をもって、今年度の教育活動がすべて終了しました。

保護者のみなさま、地域のみなさまには様々な面でご支援やご協力をいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。

新型コロナウイルス感染症対応のため、教育活動の様子を直に見ることがなかなかできず本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

令和4年度も変わらぬご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

令和4年度の教育活動は4月6日からスタートです。

学んだ力を活用して(お楽しみ会)

本日、学級活動の時間にお楽しみ会が行われました。

自分たちで企画し、進める…言葉にするのは簡単ですが、これらのことは1年間の学びがあってこその取組です。

・相手に伝える力

・相手の意図を受け入れる力

・計画的に物事を進める力

など、様々な力を駆使して進める側、楽しむ側双方の心を通わせることでこのような取組が成立します。

次年度の学びにつながるよう、振り返りも大切にしていきます。

「発信」したことが「広がる」(総合的な学習の時間の成果)

総合的な学習の時間で修学旅行についてまとめたものを市立図書館に置いていただいたところ、報道の方の目に留まり、取材を受けることになりました。

興味・関心をもとに学習が構成されてきたことなどを担任の先生と一緒に説明していましたが、子供たちが「発信」したものに興味をもっていただいたことに対し、感謝の気持ちでいっぱいです。

共に歩んできた「モノ」への「心」(大掃除週間スタート)

今日から大掃除週間がスタートしました。学期ごとに大掃除週間は行っていましたが、今回は1年間のまとめということもあり、お世話になった教室や机、椅子などを念入りにきれいにしていました。

本校の子供たちが使用する机と椅子は高さ調節ができるため、6年間同じものを使うことになります。子供たちにとっては愛着がわき、より大事にしようという気持ちが見られました。

「感謝の心」を伝える(6年生を送る会)

本日の5時間目に6年生を送る会がありました。

本来であれば全校参観日とあわせて保護者のみなさまにも子供たちの様子を見ていただいたり参加いただいたりする予定でしたが、まん延防止期間中であることから子供たちだけでの実施となりました。

学級・児童会からの出し物を通して6年生に「感謝の心」を伝えていました。感謝の心と言っても「ありがとう」という言葉を伝えるだけではありません。

1・2年生は算数で学習したことを通して、全校のみんなに取っていたアンケート「一番思い出に残っていること」をグラフで表し、インタビューも入れながらの発表をしていました。

1位は、「運動会」「学芸会」でした。

1・2年生は自分たちで作ったプレゼントも渡していました。

3・4年生は、卒業生に関係したクイズを1人1台端末を用いてまとめ、発表していました。

他にも、音楽での学びを生かし、演奏を披露していました。

6年生はこれまでの学びを生かし、演奏で感謝の心を伝えていました。

子供たち同士で伝えるからこそ価値がある学びであり、今回の取組を通してまた一歩成長した子供たちの姿を見ることができました。

「自ら考える力」を身に付ける(そろばんの学習)

本日、算数の時間にそろばんの学習がありました。そろばんと聞くと昔の計算する道具というイメージをもたれるかもしれませんが、大切な算数的な活動の一つです。

そろばんは3年生の算数で学習しますが、そろばんを学ぶ目的として、

そろばんによる数の表し方について知り、そろばんを用いて簡単な加法及び減法の計算ができるようにする。具体的には、
 ・そろばんによる数の表し方について知ること。
 ・加法及び減法の計算の仕方について知ること。

が挙げられます。

そろばんを使って計算できることも大事ですが、それ以上にその考え方をつかむことが大事です。

本に興味をもってもらうために(児童会:本読み集会)

読書活動の取組の紹介が続きます。

先月末から児童会で「みんなに本に興味をもってほしい!」という願いのもと、本に関する活動を行ってきました。

これまで行ってきた活動を挙げると「読み聞かせ」「ビンゴ」「ビブリオバトル」がありました。

今週は「すごろく」です。サイコロを振り、止まったところに書かれている本を探したり読んでみたりする取組です。

担当の子たちは、「このすごろくは、先にゴールして楽しむものではなく、本を好きになってもらったりするためのもの」と伝えています。とても大事な視点です。

「注意」と書いていますが、禁止的な言い回し(「ダメ」など)がないこともとても素敵です。

子供たちはグループで協力しながら楽しむことができています。

「しっとりした」空気感(読み聞かせ交流)

国語の時間に読み聞かせの活動がありました。抑揚や間を考えながら友達に「発信」していました。聴き手もお話の世界に浸っているので、静かにお話の世界に入っていました。

子供たちの活動となると、とかく活動的、アクティブなものがイメージされやすいのですが、時には「じっくり・ゆったり・しっとり」とした空気感で学ぶことも活動の一つです。大切なことは、どちらの動きであっても一人一人がしっかり考え、心で受け止めることです。

【重要】新入生「1日入学」(令和4年2月28日)について

〇新入生「1日入学」の実施について

・令和4年2月28日(月)実施予定の「1日入学」は「中止」とします。

・北海道の「まん延防止等重点措置」の期間が3月6日(日)まで延長されたこと、およびオホーツク管内・紋別市の状況を踏まえての判断となります。

・1日入学の資料につきましては、各家庭に郵送しますので、届きましたら確認いただきますようお願いいたします。不明な点がありましたら学校までご連絡ください。

望ましい人間関係を形成し、個性の伸長を図る(クラブ活動)

本日、4~6年生のクラブ活動でした。ものづくりを楽しんでいました。

クラブ活動の目的には、「クラブ活動を通して、望ましい人間関係を形成し、個性の伸長を図り、集団の一員として協力してよりよいクラブづくりに参画しようとする自主的、実践的な態度を育てる。」とあります。

今回は創作活動ですが、活動している中でも友達や先生と会話を楽しんだり相談し合って創りあげたりしています(現在は、コロナに配慮した上での会話や相談ができるようにしています)。この営みそのものが「望ましい人間関係を形成」に当たります。

つくるものは同じでも、色や模様などは自分の好きなように決めることができます。このようなところからも「個性の伸長を図る」と言えます。

教育活動には意図(ねらい)があり、そのねらいを達成するための手段として様々な場やツールがあることをご理解いただけますと幸いです。

多様な方法で「学びの保障」を(GIGAスクール一人一台端末の活用)

本日、1・2年生が一人一台端末を活用し、沿革の授業を行っていました。

一人一台端末を活用した授業はすでに行っていますが、その活用は学校内(授業)での内容が主でした。例えば、端末に入っている国語科や算数科のアプリケーションを使ったものであったり、一人一人の考えを入力し、一つの画面に共有させたりするものです。

今回行ったのは、「遠隔」での授業です。臨時休業等に備え、いつでもどこでも授業ができるようにしています。どのやり方がベストというものはありませんが、あらゆる手段を講じて子供たちの学びを保障していきます。

今、この地域だからできること(スキー学習)

本日、第1回目のスキー授業がありました。

冬休み中にすでにスキーを経験している子もいれば今日が初めての子もいます。好き・苦手もはっきりしやすい運動でもありますが、冬にしかできない、この地域ならではの冬の体験ができれば、と願っています。

スキーの技術向上も大事ですが、少しでも楽しめたり安全な滑り方が理解できたりすることも大事だと思います。

「具体」で伝えることの大切さ(保健室から「発信」)

現在、保健室には季節感たっぷりのものが掲示されています。

※マスクを正しく着用できるように鬼のお面を使ってお知らせしています。

新型コロナウイルス感染症対応について、日常的に指導しているところですが、指導となるとどうしても言葉が多くなりがちです。言葉だけの理解は大人でも難しいと感じています。

このような掲示物があると目で見て確かめることができる上に、実際の距離感もつかみやすくなります。

※会話、せき、くしゃみだとどれくらい飛散するのか実際の距離がわかります。

本来であれば保護者や地域のみなさまに来校いただき、見ていただくのが一番ですが、このような形でも伝えることで少しでも学校の取組をご理解いただければ幸いです。

算数の豊かさに触れる(全校朝会)

本日、全校朝会がありました。

児童会長からは、2月には体験的活動や1日入学(まん延防止等重点措置期間以降を予定)があることから、より価値ある取組にすること、新入生を温かく迎えてあげることについて伝えていました。また、今後の児童会の取組(読書活動)についてのお知らせがありました。

 

今回の全校朝会で、子供たちに算数の問題を2問出しました(低学年には少し難しいです)。

問題1【バットとボールはいくら?】(大人でも引っ掛かりやすいです。)
バットとボールのセットは、1100円です。バットはボールより1000円高い時、ボールの値段はいくらでしょう?

問題2【一枚の紙で月に行く方法は?】(あくまでも「算数的な考えを使って」ということです。)
一枚の紙で月に行く方法は?

(条件)
月までの距離は38万キロです。

 

算数の豊かさを感じてほしくて、問題を出してみました。

 

 

【重要】新入生「1日入学」(令和4年2月1日)について

〇新入生「1日入学」の実施について(2月1日)

・本日実施予定だった「1日入学」は「延期」しております。

・本日からの「まん延防止等重点措置」が全道一斉であること、およびオホーツク管内・紋別市の状況を踏まえての判断となります。

・「まん延防止等重点措置」期間後に実施を予定していますが、その後の感染状況等によっては「中止」とさせていただきます。その場合は資料をお渡ししますので、御理解いただきますようお願いいたします(資料をお渡しする方法は後日お知らせします)。

「もう一度」が大事(学力検査を活用した取組)

1月25日に学力検査を行いました。学力検査の目的は、現時点での学力の状況を把握するとともに授業改善のための一資料として活用することです。

普段行っているテストは学習したすぐに実施するため、そのときに覚えていれば結果が出やすいものですが、学力検査は今まで学んできた力を総動員して問題を解くことから、なかなか結果が出にくいと言われています。

本校の先生方は子供たちが実施した学力検査を採点し、どこができていてどこが苦手にしているかを分析しました。その分析結果をもとにもう一度問題を解き直す時間を取っていました。

意外と一度やったものをもう一度やるということをしないのですが、これはどのような問題に対しても有効な取組です。

【重要】新入生「1日入学」(令和4年2月1日)について

〇新入生「1日入学」の実施について(1月27日)

・令和4年2月1日(火)実施予定の「1日入学」は「延期」とします。

・本日からの「まん延防止等重点措置」が全道一斉であること、およびオホーツク管内・紋別市の状況を踏まえての判断となります。

・「まん延防止等重点措置」期間後に実施を予定していますが、その後の感染状況等によっては「中止」とさせていただきます。その場合は資料をお渡ししますので、御理解いただきますようお願いいたします(資料をお渡しする方法は後日お知らせします)。

多様な活用の可能性(一人一台端末の活用)

本日、1・2年生で一人一台端末を活用した授業がありました。

「ミライシード」という、協働学習・一斉学習・個別学習それぞれの学習場面に対応したタブレット学習用オールインワンソフトを活用した学習です。この中には、個別学習のための「ドリルパーク」というソフトウェアもありますが、今回は、「オクリンク」というソフトウェアを活用していました。

「オクリンク」とは、自分の考えをカード形式のものに書き込み、それをみんなで見れるように掲示板のようなものに貼り付け、共有することができるものです。

その機能を使うことが重要なのではありません。今回は、webから「回文」(上から読んでも下から読んでも同じになる文)を見つけ、見つけたものを上記の機能を使ってやり取りしました。

その場にいても考えの交流がしやすいこと、大きなモニターに映し出すとみんなで見られることが大きなメリットです。よりよい活用の仕方を考えながら先生方は日々実践しています。

【重要】新入生「1日入学」(令和4年2月1日)について

〇新入生「1日入学」の実施について(1月26日現在)

・令和4年2月1日(火)実施予定の「1日入学」は「延期」とします。

・1月27日(木)からの「まん延防止等重点措置」が全道一斉であること、およびオホーツク管内・紋別市の状況を踏まえての判断となります。

・「まん延防止等重点措置」期間後に実施を予定していますが、その後の感染状況等によっては「中止」とさせていただきます。その場合は資料をお渡ししますので、御理解いただきますようお願いいたします(資料をお渡しする方法は後日お知らせします)。

【お知らせ】保護者のみなさまへ(オミクロン株への対応)

北海道教育委員会からオミクロン株への対応についてお知らせが出されました。

明日、子供たちにこのお知らせと関連する資料を配布しますので、御一読いただき、手元に置いていただきますよう、お願いいたします。

学校ではこれまで同様、感染予防対策に努めます(特に、①マスク着用、②手洗い、③距離を取り、長時間接近しない活動、④換気)ので、御理解・御協力いただきますよう、お願いいたします。

 

【重要】新入生「1日入学」(令和4年2月1日)について

〇新入生「1日入学」の実施について(1月25日現在)

・まん延防止等重点措置が1月27日(木)から適用されますが、令和4年2月1日(火)の「1日入学」は「実施」します。

<留意点>

・今後の感染状況により急きょ中止や延期など対応が変わる可能性がありますので、実施日が近づきましたら、必ずこのWebページで確認するようお願いします。

・本校では感染対策を行いながら実施します。学校へお越しの際には、感染拡大防止のため、マスクの着用、手指消毒等の感染対策にご協力ください。

・感染不安や体調不良、用事等により欠席する場合は、学校まで連絡をお願いします。

【重要】新入生「1日入学」(令和4年2月1日)について

〇新入生「1日入学」の実施について(1月24日現在)

・令和4年2月1日(火)の「1日入学」は「実施」します。

<留意点>

・今後の感染状況により急きょ中止や延期など対応が変わる可能性がありますので、実施日が近づきましたら、必ずこのWebページで確認するようお願いします。

・学校へお越しの際には、感染拡大防止のため、マスクの着用、手指消毒等の感染対策にご協力ください。

・感染不安や体調不良、用事等により欠席する場合は、学校まで連絡をお願いします。

 

 

本日、保護者の方に除雪が難しいところを重機で除雪いただきました。

今年度は雪が多く、学校だけでは除雪が間に合わなかったところお声をかけていただきました。

学校に協力いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

「受信・発信」も含めた「作品」として(自由研究発表会)

本日、冬休みにつくった作品や自由研究を発表する「自由研究発表会」を行いました。

保護者にも見ていただきました。御多用のところありがとうございました。

作品を作る、自由研究をまとめるプラス他者に向かって発信する、他者の発表を真剣に受信すること全ての営みを「作品」と捉え、発表会に臨む意識を高めました。

本校の重点にしてきた「受信・発信」をこのような場で実践することにより、学校が何を大切にしてきたのかを改めて確認できるよさもあります。それは決して技術だけでなく、子供たちの存在や教室に流れる空気感全てを受け止めてほしいという思いもあります。

今回の学びの場を通して少しでもそのことが伝われば幸いです。

地域の方とつながり、学ぶ(1・2年生とGTとの交流)

水曜日と今日、1・2年生がGT(ゲストティーチャー)との交流を通して多くのことを学びました。

水曜日(19日)は、昔遊びの学習でGTのみなさまにお手玉や羽子板、福笑いなどを教えていただき、楽しみながら学習しました。

今日は、スキーの乗り方について、スキー協会のみなさまから靴・スキー板の履き方など基本的なことを教えていただきました。スキーは滑ったり曲がったりする以上に滑るまでの段階を整えることが大変です。あまり経験していない人にとってはとても難しいことです。

しかし、プロの方に教えていただくことでより早い理解につながります。それだけではなく、いつもと違う方とのふれあいでコミュニケーションの仕方を体験的に学ぶこともできます。

これからも様々な方に来ていただき、子供たちの成長のために力を貸していただきます。

思考の仕方を学ぶ(プログラミングの授業)

本日、6年生の理科でプログラミングについて学習しました。

教材を使い、自分で考えたこと(命令)に合わせた動きができるかを学ぶ時間です。プログラミングというと、難しい言語を習得し、ソフトウェアなどを作成するイメージがあります。そうではなく、身に付けさせたい力は「プログラミング的思考」と言われています。物事を考える時にその物事の動作や順序を理解し、効率的に意図した動作や結果を導くために論理的に考える力、その思考の仕方を学ぶ時間といってよいと考えます。

新たな気持ちで)(3学期始業式)

23日間の冬休みもあっという間に終わりました。事故や怪我などの連絡がなかったことが一番うれしいです。

本日から3学期スタートです。始業式では、児童代表からのお話(みんなに向けてと3学期頑張ること)がありました。

みんなに向けた話では、「この4月で6年生が卒業し、他の人は一つ学年が上がります。今までお世話になった6年生をはじめ、色々な人に感謝の気持ちを伝えましょう。」と伝えていました。

3学期頑張りたいことについては、「いろいろなことを振り返り、中学校に向けてすぐにあきらめずに挑戦したい」「漢字や怪我をしないように頑張りたい」とみんなに発信していました。

自ら目標がもてることがとても素晴らしいです。人から「こうした方がよい」と言われてやることも大事ですが、自ら目標を立てそこに向かって進む方がきっと達成しやすいと考えます。

振り返る・次につなげる(2学期終業式)

本日で2学期終了です。地域・保護者のみなさまには子供たちの学びに力をお貸しいただき、本当にありがとうございました。4月と比較し、子供たちが着実に成長していることが感じられます。人によってできるようになったこと、楽しかったことは様々ですが、どのような道を通っても成長できる子供たちの力に驚かされます。

終業式では、2年生からの発表がありました。特に思い出に残っていることとして、

・学芸会、収穫祭、体育の授業でできるようになったこと

が挙げられていました。

学芸会では、99点の点数を自分にあげたこと、友達とのかかわりで楽しめたりしたこと、間違ってもくじけなかったことなど、「出来」にこだわらない考えが見られた子供たちがとても素晴らしく、素敵でした。

また、12月に子供たちにお願いしたこと2点ありましたが、子供たちの中にはそのことを覚えていたことに驚かされました。伝えることは無駄ではないことを改めて感じました。

何を伝えたのか…

1 振り返りをすること
「2学期、こんなことがよかったよ、できたよ」と語ってください。と言いました。御家庭でも「できるようになったこと」でお話しいただけると嬉しいです。

2 友達に、先生方に「ありがとう」を伝えてください。
御家庭の会話の中で、子供たちに「ありがとう」と伝えてほしいです。子供たちが元気よく登校でき、全員がそろった形で今日の日を迎えられたことに「ありがとう」でした。

冬休みは事故や怪我に気を付け、楽しい冬休みをお過ごしください。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

「かかわり」の場を創り、学ぶ(特別支援学級交流会)

本日、本校の特別支援学級の子供たち同士で交流会を行いました。

上の学年のお友達が企画・運営し、みんなで楽しむことができました。

紙飛行機を飛ばしている場面です。

学校は人との「かかわり」を通して学ぶことが多いです。時には価値観の違いでぶつかったり困ったりすることがあります。そのようなときにどのように考え、どのような行動や態度に出るのが望ましいかなど、体験を通して学びます。

そのための適切な指導ができるよう、本校職員は子供たちの「見取り」を大切にしながら教育活動を進めています。

活用のさらなる可能性を見い出す(6年生オンライン交流会)

本日、市内小向小学校のお友達とオンライン交流会を行いました。

それぞれが体験した修学旅行での学びをスライドにまとめ、お互い発表し合いました。

今回の交流会では、一人一台端末を活用しました。このような活用ができるようになったことが最も大きいことだと思いますし、遠くのお友達や場所、人と「つながる」ツールとしての可能性を見い出すことができました。

遠くのお友達や場所と「つながる」ことは今までできなかったことですが、ネット環境が整ったことにより実現可能となりました。今後さらなる活用が期待できます。

地域の方と「かかわる」(もちつき体験)

本日、西部耕地様の協力をいただき、もちつき体験を行いました。西部耕地様には打合せや前日の準備など、子供たちのためにいろいろと力を貸していただきました。ありがとうございました。

もちつき体験のもち米は、本校の子供たちが稲刈りや精米の体験をさせていただいたものです。子供たちはもち米の生長から刈り取り、もちになるまでの一連の流れで「食」を捉えることができました(残念だったのは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、苗植え体験だけはできませんでした)。

もちつき体験を通して、西部耕地のみなさま(教育的な言い方をすると「人」)と「かかわる」、命あるものをいただくという視点からは、食材(教育的な言い方ですが、「対象」)と「かかわる」ことを学んだ活動でした。

よいよい学校生活を送るために、みんなで考える(全校学活)

本日、学活の時間を1~6年生全員で行いました。

「よりよい学校生活を送るために」をテーマに、みんなで考える場を設定しました。

主に3つのことについて考えました。

①自分にとって「好き」なことは、必ずしも相手にとっても「好き」とは限らないこと(価値観の多様性)。

②書き言葉にすると、同じ言葉でも受け取り方が変わる可能性があること。(伝え方の配慮)

③学校は「みんなの学校」であり、相手のことを考えた学校生活を送ることが大切であること。(公共性)

子供たちなりに「対話」を重ね、よりよい学校生活を送るために大切なことを考えていました。

本校は人数が少ないからこそ、全員でできることがあり、そのことが学校の「特色」でもあります。

目指す子供の姿と教育活動(児童会活動)

本日、4~6年生の児童会活動がありました。

児童会活動では児童会で考えた取組やよりよい学校生活にするための話合いが行われました。

・休み時間の過ごし方

・今続けている取組を続けるかここでストップするか

・読書活動について

タイトルにある「目指す子供の姿と教育活動」ですが、児童会活動の充実をさせるのは、今年度の「目指す子供の姿(重点教育目標)」や学校経営方針にもつながります。

今年度の目指す子供の姿は「受信・発信・自尊心」であり、その姿に少しでも近づける一つの取組として、「豊かな心の育成」が挙げられます。

その「豊かな心の育成」を育むために、学級活動や異学年集団活動を通して温かい仲間意識に基づく人間関係を構築するとともに、主体的な態度や自尊心の醸成につなげます。

具体の活動の一つが、「学校行事や委員会活動等における主体的な取組と自他の成長を実感できる活動の工夫」であり、その評価は「全教育活動を通して子供の自ら取り組む態度や相手を認める心が育つよう活動を工夫できたか。」となります。

全てが意図をもち、つながりをもたせながら教育活動に取り組んでいます。

目標と計画(保健室経営)

保健室の前には、子供たちや来校者に少しでも保健に関心をもち、実践するように様々な形で情報発信されています。

今月は手の洗い方について、わかりやすくまとめられています。立体的な手の「つくり」伝わるでしょうか。

12月に「手の洗い方」についてお知らせしているのは、学校としての考えがあります。

学校は目標と計画によって教育活動が成り立っています。

今回の保健室経営については、年度はじめに出される「学校保健計画」に基づいて行われます。「学校保健計画」には、「学校保健目標」や「月ごとの重点」がまとめられています。

「月ごとの重点」や取組には、次のように記載されています。

・保健目標…冬を健康に過ごそう

・保健指導…冬に多い病気の予防、手洗い・うがい、防寒対策

これらの目標や指導の具体から上記のような取組につながっています。

学校は目標(意図)と計画によって成り立っていることを御理解いただけますと幸いです。

地域の力を借りて(学校支援地域本部事業)

今日の家庭科の時間に、ゲストティーチャーに家庭科の実習の補助をしていただきました。

教育委員会生涯学習課の方の力をお借りし、「学校支援地域本部事業」としてゲストティーチャーを派遣していただきました。「学校支援地域本部事業」とは、地域全体で学校の活動を支援し、地域ぐるみで子どもたちの教育を推進することを言います。

学校だけではすべてのことを網羅できませんので、できない部分を助けていただいたりより効果的に学習効果を高めたりするためにとても大事なつながりです。

今後、ミシンの実習や昔遊び、お琴の活動にゲストティーチャーを派遣していただく予定です。

 

また、本日、教育実習生が4週間の実習を終える最終日でした。子供たちとお別れの式も行いました。主に入っていた1・2年生学級の子供たちからお礼のお手紙などが渡されました。

子供の成長・学校の取組を「発信」(全校参観日)

本日、全校参観日がありました。学校行事を通した子供の成長を見る機会はありましたが、学習の様子や学校の取組(特に授業)については、7月以来となります。子供たちが進んで学ぶ姿、共に考える姿など、子供の姿からたくさんの成長を感じていただけたと思います。

今回は地域の方(学校運営協議会委員の方)にも声をかけ、御参観いただきました。

成すことによって学ぶ(外国語活動)

3年生の外国語活動の一コマです。

色々な人に「クリスマスプレゼントに何が欲しいか」をたずねる活動を行っていました。

実際にたずねる経験を積むことを通して外国語を活用できるようになることが大切です。

3年生の外国語活動の目的の一つに、「外国語の音声や基本的な表現に慣れ親しむようにする。」とあります。この慣れ親しむがとても大切です。実際に声に出して伝え、相手の反応を受け取ることの繰り返しが活用につながります。

日常授業の改善・充実(学力・体力向上の取組)

本校の学力の課題の一つに「読解力」が挙げられます。読解力は国語科だけでなく、全ての教科等に必要な力です。視点を広げると、算数の問題の意味理解や社会や理科、総合的な学習の時間における資料を読み取ることにもつながります。

本校では読解力向上のため様々な取組を進めています。

まず、「よむYOMUワークシート」の活用です。「よむYOMUワークシート」は、児童生徒の読解力向上を目的に作成したオリジナル教材です。新聞記事を素材として問題に答えていきます。「教材文から書き抜く」「要点を正しくとらえる」などの設問があります。

低学年では「音読」の取組を紹介します。発信(アウトプット)することで、内容理解につなげます。目で読む(黙読)も大切ですが、目的を明確にし、どのスタイルがその時間に適しているのかを考えながら進めています。

最後に体力向上(体育の授業改善)についての紹介です。

体力=マラソンにイメージされる「持久力」だけではなく、走力や投げる力、握力、柔軟など様々な力を総合したものと押さえています。

当然子供一人一人の運動能力に違いがありますので、自分に合った運動、自分が取り組めそうな運動を自分なりに把握しながら進められるようにしています。

予想すること(6年:理科実験)

本日、6年生の理科の実験がありました。「地層のできるしくみ」について、実際に実験をしながら考える時間でした。

理科の学習(特に実験)では、その時間に学習することを確認したあと「その現象がどうなるか」「なぜそうなるのか」を考える(予想する)ことが多くあります。

理科の授業において予想を立てることは、見通しをもって観察、実験方法を考える出発点になります。実験の結果 「やっぱりそうだ 」と確認したり 「本当はこうなんだ 」と新しい事実を発見したりすることにつながる重要な活動です。

大切なのは、「正解しているからよい」ではなく、予想と違っていても「気付く」ことが大事であり、むしろ、違っている方が心に残りやすいかもしれません。

異学年の”意図的な”関わり(3年生読み聞かせ)

本日、1~3年生が交流する場面がありました。3年生が1・2年生に対し、絵本を読み聞かせるという活動です。

本校は小規模校なので比較的全校のお友達と関わりやすいです。学校行事や休み時間など様々な学年と関わることができます。

しかし、授業という場で改めて関わるとなると、日ごろ意識していない「相手意識」や「場面意識」、「目的意識」を再確認することができます。今回の交流では、読み聞かせをする3年生はもちろんのこと、お話を聞く1・2年も「相手意識」を高めることにつながります。

また、休み時間などではみえないお互いの「よさ」に気付くことにもつながります。

真剣に聞く1・2年生…後ろからの写真ですが、「表情」や身を乗り出している「態度」からも伝わってきます。

体力向上だけではない「何か」(縄跳び記録会)

本日、全校で縄跳び記録会を行いました。先週から縄跳びの取組をスタートさせていました。全校で取り組む場と個々人の自由な裁量で取り組む時間と分け、それぞれの目標に向かって取り組んできました。

全ての教育活動に言えることですが、一人一人の目標とするところが異なってよいのです。

今回の縄跳びについては、「回数」という記録にこだわる場合もあれば、「技の難易度」というところにこだわる場合もあります。もしかすると、「この時間だけでもいいから頑張る」という目標があってもよいのです。

自分の記録にチャレンジしている子に聞いてみました。「あきらめず頑張る」という反応が返ってきました。その考え方にとてもうれしくなりました。

縄跳びという場は人(特に好きではない人)によってはこの期間限りのものです。しかし、「あきらめずに頑張る」という価値観はどの場でも必要なことです。この活動(または体験)を通して縄跳びという技能以外の場面でこのような心を生かすことも教育活動です(もちろん、縄跳びが少しでもできるように進めていくのも学校の役割です)。

教員としての「やりがい」を(教育実習・「草の根教育実習」)

今週から4週間、教育実習生が本校に来ています。教員になるために本校でたくさんのプログラムをこなし、多くのことを本校職員や子供たちから学び、最後には授業を行う予定です。

また、本日から「草の根教育実習」もスタートしました。こちらは3日間です。

「草の根教育実習」とは、「教職を目指す学生が、へき地・小規模校における草の根的な教育実習やへき地校体験実習などの多様な体験活動を積極的に進めることにより、教職のやりがいや地域の魅力を再発見するなど、本道の教員養成基盤の醸成を促すとともに、地域における新たな関係人口の創出を図ることを目的」としております。(北海道教育委員会HPから)

教員は授業だけでなく、生徒指導など子供との関わりの他、校務分掌といって子供が帰った後にも様々な仕事があります。その日常から、子供の成長を見つけ、受け止め、「やりがい」に変えていくことが醍醐味です。本校がそのお手伝いの一翼を担うことができれば、と思います。

日常授業の改善のために(公開授業研究会)

先週の金曜日(5日)に、本校の公開授業研究会を行いました。市内からたくさんの先生に来ていただき、教育委員会や教育局から助言をしていただく先生もお招きし、授業を見ていただいたり授業について考えたりする機会を設けました。

教師であればどの人も授業がうまくなりたいと思います。しかし、なかなかその時間や場をつくったり意識し続けたりすることは難しいです。だからこそ、このような場を設定し、他の人から授業を見ていただき、話し合いすることで”今の”子供たちの成長に気付いたり、今後改善したらよいところを明確にしたりするよさがあります。

「ひと」「もの」「こと」への関心(脱穀・精米体験)

2日(火)に、に北海道オホーツク総合振興局西部耕地出張所様の御協力をいただき、もち米の脱穀と精米作業を体験させていただきました。普段できない体験ができたことと作業のときにこぼれたお米を見つめる姿が印象的でした。

このような作業を直接行うことは少ないと思いますが、自分たちが口にしているものがどのような流れでできているのかを感じるだけでも大きなことです。今回のもち米に限らず、いろいろな食べ物にも言えることです。また、視野を広げると食べ物だけでなく私たちの身の回りのもの全てに言えることです。

今回の学びから自分たちの身の回りの「ひと」「もの」「こと」に少しでも関心がもてるようにしていきたいです。

自分のペースで(縄跳び週間)

今日から12日まで縄跳び週間がスタートしました。

月曜日と金曜日の2日間は全校、火~木曜日は中休みも昼休みも自主的に行うことにしました。縄跳びは手軽にでき、自分のできる範囲で取り組める体力向上の一つの取組です。

・3分間でいろいろな跳び方にチャレンジし、結果を残す。
・30秒間で前跳び(目標は1跳躍1回旋)を何回跳べるかにチャレンジする(ひっかかってもOK)。
・3分間で全校大縄跳び

自分でじっくり取り組むこととみんなで取り組むことをバランスよく取り入れ、進めています。

体を動かすことは、場合によっては「場づくり」が必要であると考えますので、少しでも楽しく取り組めればと思います。

葉の色が赤くなり、季節が冬に向かっています。

感謝の気持ち(収穫祭を通して)

本日、全校行事「収穫祭」を行いました。春に植えた野菜を使い、全校みんなで分担をして調理しました。新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解かれたことで、実施が可能となりました。

収穫祭の企画は児童会(今回は、3~6年生)が進めました。役割分担をし、協力しながら進めてきました。

収穫祭には地域の方もお招きしました。野菜づくりや登下校の見守りに力を貸していただいているみなさまです。

収穫祭を実現させるために、

・野菜を育てる助言をいただいたり、畑づくりに協力していただいたりしたこと

・会場づくりや机などの運搬に力を貸していただいたこと

・安全に楽しく調理するためにたくさんの人の力を借りたこと

これらのこと全てがあるからこそ、成功した行事です。また、おうちの人は毎日みなさんのためにご飯の準備や片づけをしています。これらのことに感謝の気持ちをもちながら味わってほしいことを伝えました。

野菜を育てるところから始まっていると考えた場合、全校で取り組む、長い期間の学校の教育活動であり、子供たちにとっては大きな思い出作りの一つと押さえることができます。

このような活動を通して、今年度育みたい姿「受信」「発信」「自尊心」がどのような姿で見られ、どういったところが高まってきているのか、学校として一つ一つ見取っていきたいと考えます。

図書環境の充実を(学校司書紹介)

本日、新たに学校司書が本校に来ました。学校司書とは、本の整理や修理、本を探すお手伝い、子供たちが手に取りたくなるような本の置き方を考えるなど、子供たちの図書・読書環境の充実を図っていただきます。

一つのものを創り上げるために(児童会活動)

本日の児童会活動は、来週予定の収穫祭についての話し合い活動でした。

今回は、3年生も児童会に加わり、役割分担やそれぞれの仕事の確認をしていました。学校の教育活動も後半戦に入り、少しずつ次の学年への階段を上り始めています。

4年生は次年度は最高学年になる予定ですので、自分たちの手で進められるような経験を積みます。3年生は次年度から児童会の一員となるため、どのようなことをやっているのかを経験するよい機会です。6年生はこれまで頑張ってきたことを後輩に継承できるか、そのような視点で取り組んでいます。

価値ある体験ができました(稲刈り体験)

13日(水曜日)に北海道オホーツク総合振興局西部耕地出張所様の御協力をいただき、もち米の稲刈りとはさ掛け(束ねた稲を棒などに架けて自然乾燥させること)を体験しました。今年度で15回と歴史ある取組になっています。
稲を直接見ることや稲を刈る体験はなかなかできるものではないのでとてもありがたいです。子供たちは楽しみながら協力して稲を刈ったり刈った稲を運んだりしていました。

本校の子供たちは、どのような活動に対しても前向きに楽しんでできるところが「よさ」の一つとして挙げることができます。

一人一人の力を出し切りました(マラソン記録会)

本日はマラソン記録会でした。地域の交通安全指導員のみなさまや警察署の方の力をお借りし、校舎周辺を走りました。

全員が完走できたこと、自分の力を考えながら走ることができたことがとてもよかったです。

また、友達や保護者のみなさまの声援を力に変え、ラストスパートでは精一杯走る姿もカッコよかったです。周りの人たちの応援などを力に変えられるのは、一人一人に心があることにほかなりません。

今年度は学芸会が延期になった関係で十分に練習する時間は確保できませんでしたが、頑張る子供たちの姿に感動です。

よりよい人間関係を築くために(児童会の取組)

今秋から児童会の取組として、「よいところ探し」「感謝の気持ちを伝える」活動がスタートしました。約1か月間の取組です。

具体的には、

・「挨拶をしてくれてありがとう」

・「折り紙でいろんなものを作ってくれてありがとう」

・「体育帽子を忘れているよ、とおしえてくれてありがとう」

・「これからもいっぱい一緒に遊ぼうね」などが書かれています。

人間関係をよりよくすることがいじめ防止の大きな取組であると考えます。いじめは誰にでも起こることであり、そのことは被害者だけでなく加害者になる可能性もあります。このことは、意識していないところで起こりえるからこそ、常に考えなければなりません。

その中で、「いじめはダメ」ということは誰もがわかっていることなので、禁止的な指導や取組だけでは防止につながらず、「よりよい人間関係を築く」こととセットで取り組む必要があると考えます。

よいところを見つけたり感謝の気持ちを表したりすることは、その人をプラスに捉えようという意識を働かせることになります。これだけですべてがよくなるわけではありませんが、友達を大事にする意識を学校として育てていきます。

授業について考える(校内授業研)

本日、校内授業研がありました。

本校は複式学級が2つあります。複式の授業では、授業者が片方の学年に指導や学習活動の指示を出している間、もう片方の学年は自分の力で考えを整理したり友達と一緒にその考えをまとめたりする流れが一般的です。

子供たちにとっては、担任の先生が他の学年の対応をしている時間に何をしなければならないのかを理解し、自分たちで学習を進めることも時には求められます。

本校の子供たちは、友達と考えたり話し合ったりしながらその時間の課題を解決していくことがとても上手です。

自分たちの手で環境を整える(外清掃)

予定では本日から10月のマラソン記録会に向けての取組がスタートする予定でしたが、学芸会が延長になったことから、本格的な取組は来週になります。

今日は、練習場所であるグラウンドの石拾いを行いました。

・子供たちはなぜ石拾いをしなければならないのかを理解しながら活動に取り組んでいました。「なぜそうするのか」を理解できることはすごく大事な力です。

・また、清掃班単位で活動していましたが、どの班も協力しながら一生懸命に取り組めるところが本校の子供たちの素敵なところです。

教育活動から見えてくることはたくさんあります。「考える力」と「人とのかかわりを大事にする心」はどの教育活動でも大事にしていきたいです。

地域とのつながりに触れる(ラッピングバスお披露目会)

本日、ラッピングバスお披露目会がありました。

北紋バス様が新しくするバスに使用するイラストの色付けを市内小学校で行いました。そのバスが完成したので、そのお披露目会です。

このバスは、10月から運行を開始し、約20年使用するとのことでした。子供たちが関わったバスが市内で走っている姿を見ることになると思います。子供たちの取組がまちとのつながりを生み、改めて地域に関心をもつきっかけとなりました。

学校行事と日常の教育活動とのつながり(2つの側面)

10月に実施される学芸会では、日常の教育活動の成果を伝えるという視点をもっていただければうれしいです。

日常の教育活動とは主に授業のことですが、本校では学芸会を学芸会のために練習しているのではなく、日常の教育活動で積み重ねてきた成果を発信するという視点を大切にして取り組んでいます。そこには、「成果」を出したり「完成度」を高めたりするという視点よりも「過程」や「人とのかかわり」を大事にするという視点を重視しています。

タイトルに2つの側面と書きましたが、どのような意味なのかお伝えします。

【1つ目…学習内容とのつながりを考える】

授業の一場面ですが、今年度の学芸会をの内容を「国語で学習した内容を生かす」という視点に立って進めています。物語で捉えた世界観を絵や語りで表現する活動に取り組んでいます。

【2つ目…学習を通して「人とのかかわり」を重視したつながりで考える】

授業の一場面で、この時間は算数の時間です。算数の時間とどう関係あるのかと思われるかもしれませんが、この場面は一つの問題を解決するために友達同士で考え、話し合いながら進めています。このようなやり取りなど、人とのかかわりを学んでいることを生かし、学芸会の取組へと発展させていくことも大切にしています。

このことは、学芸会のためにやっているのではなく、普段からの取組を大事にした結果、学芸会でもできるという考え方です。

今年度の学芸会は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、人数制限させていただきました。本来であれば地域のみなさまにこれらの趣旨を御理解いただいた上で見ていただけると嬉しいのですが、保護者のみなさまにはぜひともこのような視点をもった上で観覧いただけると幸いです。

一つのものを創り上げる「愉しさ」を感じながら(学芸会の取組)

学芸会の取組がスタートしました。

当初、9月に予定されていましたが、緊急事態宣言の延長に伴い、実施時期を10月に変更しました。

子供たちにとっての学芸会が、新たな成長につながる一つのきっかけにする必要があると押さえております。決して、器楽演奏や合唱のスキルを上げるために取り組んでいるわけではありません。これまでに学んだこと(学習内容や技能もそうですが、「心」や人とのかかわりに価値を置く「考え方」など)を生かす場としての学校行事です。

完成度を求めるのではなく、取組の過程でどれだけ人とのかかわりを大事にし、目標に向かって協働的な学びができるか、そこも見ていただければ幸いです。

より「わかる」授業のために(ICTの活用)

子供たちにとってより「わかる」授業のために、一人一台端末を活用しています。

それだけではなく、一人一台端末の活用が充実するように様々な角度から環境を整えています。

この授業は図工の時間です。筆遣いなどやポイントがわかるように、動画を視聴している場面です。これまでですと、動画はテレビで視聴する場合、テレビの放送時間に合わせて時間割を考えなければなりませんでした。DVDなどで視聴するという方法もありますが、PCに導入されている再生ソフトによって、使い勝手が変わる場合もありますし、そもそも学習に必要なDVDがあるかどうかにも左右されます。

ネットで配信されている動画を視聴することはそれらの課題をクリアする一つの方法です。

指導者の説明と文だけではイメージしにくい学習も、このようなICTの活用によって、より「わかる」手助けになります。

子供たちが学ぶ環境を整えていただきました。(地域貢献:道路補修工事)

本日、地域のみなさまに道路の補修工事をしていただきました。

アスファルト舗装が痛んでいたので、少しでも平らになるようにしていただきました。これからマラソンの取組もスタートしますので、子供たちの運動する環境を整えていただけたことはとてもありがたいです。

地域のみなさまに支えられながらの学校であることを改めて認識させられました。

ありがとうございました。

指導力を高めるために(学校教育指導2次協議)

本日の研修は、学校教育指導がありました。オホーツク教育局から指導主事の先生に来ていただき、授業や校内研修に係る指導・助言をいただく時間です。

全学級の授業を見ていただいたり、一つの授業を全員で見合い、意見交流をしたりすることを通して、これまでの授業のどこがよくて、どこに課題があるのかを明らかにしていきます。

意見交流の中では、

・その活動は適切だったのか

・その時間の授業のねらいは適切だったのか

・評価はどのような形で行うのか

などなど、たくさんの視点から授業についての振り返りを行います。

一つの授業をみんなで見合い、意見交流することを通して、見合った授業だけでなく、参加者自身の普段の授業を改善していくことが大切です。

大切なのは「自ら」考えること(日常授業の様子)

ゆったりとじっくりと一人一人に合った学びができること、集団で学びをより深めていくこと、このバランスを図りながら日々試行錯誤取り組んでいます。

・「書く活動」を取り入れ、自分の考えをまとめること。

・一人一台端末を活用し、自分に合ったペースで課題を進めていくこと。

・一人一人の考えを聞きながら自分の考えを確立していくこと。

一人で学ぶこと、集団で学ぶこと、「書くこと」、端末を活用すること…どれも大切なことであり、授業は”こうでなければならない”というものではありません。多様な学び方をバランスよく獲得していくことが必要であると考えます。何よりも「自ら」考え、「発信」できる力を身に付けていくための学び方であることを踏まえながら、先生方は日々取り組んでいます。

子供たちの学びを支える(学習教材・教室環境)

夏休みが明けて約2週間が経とうとしています。子供たちは真剣に、そして楽しく学びをスタートさせています。

1・2年生の図工の時間ですが、作品を作るのに手順がわかるよう、事前に作成した動画を視聴させていました。大型テレビに映し出すことで全員が一度に確認できることや確認したいところの場所を止めることが大きなメリットです。

3年生の道徳ですが、夏休みのあいだに複式化工事が入ったことで、広い黒板をゆったりと使って授業することができるようになりました。

道徳の授業だけではありませんが、黒板には子供たちの考えを書く場所でもありますので、たくさんの考えを取り上げる意味でも、広い黒板は子供たちの理解を助けたり考えをまとめたりするのに大切です。

ゆったりとじっくりと考える時間を保障し、自分の考えをしっかり相手に伝える授業に1学期以上に取り組んでいきます。

「受信」「発信」の力が発揮される場として(自由研究・自由作品発表会)

本日、自由研究・自由作品発表会がありました。

本校では、1時間時間を取り、全校で夏休みに取り組んだ自由研究や作品の発表会を行っております。保護者のみなさまにも来校いただき、子供たちの「受信」「発信」の姿を見ていただきました。

学年によっては、一人一台端末を活用し、相手に伝わるスライドを作成したもので「発信」していました。

【自由研究や作品づくりの「よさ」(価値)】

 子供によっては夏休みの取組の中で最も頭を悩ませるのは、この自由研究や作品づくりかもしれません。なぜかと言いますと、「自分で考えなければならない」からです。
 宿題は学校からやるべきものが示され、それに取り組みますが、自由研究や作品づくりは何をやっていくかを考えるところから始まります。だからこそ価値ある取組だと言えます。
 今後、子供たちに身に付けさせたい力を考えますと、宿題や家庭学習なども与えられ、それを取り組めばよいという考え方があるとすれば、そこも変わっていかなければならないのかもしれません。

新たな気持ちで(2学期始業式)

本日から2学期がスタートしました。

全員そろって顔を合わせられたこと、夏休みのあいだ、大きな事故などがなく過ごせたことにとてもホッとしております。

児童会長からは、「2学期は行事が多いので、今日からは、夏休みモードではなく、学校モードで頑張ってください。」という挨拶がありました。全校のみんなの心に届く挨拶でした。

また、夏休みで頑張ったことについての発表を、プレゼンテーションソフトを活用して発表する学年もありました。

・勉強は、朝にやってよかったという感想があったこと。

・水泳や剣道の素振りなど、様々な形で体を動かしていたこと。

・自由研究や工作でどんなことをやったのかを説明していたこと。

など、一人一人の思い出がわかるまとめになっていました。

夏休みのあいだ、複式の授業がしやすいよう、教室の片側の黒板を大きなものに付け替え、その周りをきれいに塗装するなど、子供たちにとってより学びやすい環境が整いました。

今日からスタートとはいえ、少しずつエンジンをかけ、軌道に乗せていってほしいなあ、と願っています。学校としても、子供一人一人に寄り添いながら教育活動を進めていきたいと思います。

自分のペースで学習する(夏休み学習サポート:1日目)

今日から2日間、夏休みの学習サポート(希望者のみ)がスタートしました。

夏休みの課題を進めたり、自分に合った課題を学校が提供したりと、一人一人に合った内容で教職員がかかわる時間を設定しています。学習ばかりでなく、体を動かすプログラムも用意しています。

すでに夏休みの課題が終了している子もいました。そういった子にはスペシャルの課題を提示し、教師と一緒に取り組むようにしています。

大切なのは、自分なりの学習のペースをつかんだり、答え合わせの仕方を学んだりと、「自学の基礎」を育むことと捉えています。

気温が高い中の学習サポートですが、少しでも快適な環境で学習ができるよう、配慮しながら進めています。

 

73日間の教育活動を振り返りました(終業式、他)

今日で1学期が終了です。明日からは楽しい夏休みがスタートします。

全校朝会では、子供たちに2つのことをお願いしました。

1 ゲームをやりすぎず、時間を決めてやってほしいこと。特に夜はやらないでほしいこと。そして、朝、起きる時間は今と同じにしてほしいこと。

2 決して危険なところへは行かないこと。車には十分気を付けることなど、自分の命を守る行動に心がけること。

宿題など、あえて学習のことを伝えませんでした。その理由は、上の2つのことがしっかり整わないと、たとえ宿題に手を付けたとしても十分な効果や学習習慣の形成につながらないと考えるからです。宿題をやらなければならないからやる、ではなく、自分の力を伸ばすために必要だからやる、と子供たちなりに考え、できることを大切にしてほしいという願いがあります。

1年生や児童代表から、1学期に頑張ったことなどの発表がありました。自分の言葉で語る姿や、具体的に頑張れたことの内容がとても素晴らしい発表でした。

保護者のみなさま、地域のみなさまには、本校の教育活動にたくさんのご支援、ご協力をいただき、誠にありがとうございました。夏休み期間中は、保護者のみなさまからいただいたご意見を分析し、学校としてどのような方向で進んでいけばよいのかをじっくり、しっかり考える機関にさせていただきます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

あと、学校のみんなで、大掃除、教室で使っている物の移動を行いました。夏休み期間中に複式化の工事が入るためです。夏休み明けからは、新しい環境で教育活動を行うことになります。

夏休み明けは、8月18日から学校がスタートします。

元気な姿で再開できることを心待ちにしております。

夏休みに入る前の準備(大掃除週間)

来週木曜日からいよいよ夏休みですが、夏休みに向けて学校をきれいにする活動(大掃除週間)に取り組んでいます。

特別に時間を設定するのではなく、普段なかなか目が行き届かないところも掃除するようにしています。本校の掃除の活動は、学年・学級ごとではなく、縦割り班清掃(異学年を組み合わせた班での清掃)を行っています。

全員が一生懸命真面目に取り組む姿…この姿が本校の子供たちの「よさ」の一つでもあります。

北海道の歴史、文化や風土について理解と関心を深める(「道みんの日」)

7月17日(土)は「北海道みんなの日(愛称:道みんの日)」です。

7月17日は、北海道の名付け親とされる松浦武四郎が、明治2年(1869年)、明治政府に対し「北加伊道」という名称を提案した日です。

北海道のこれまでの歴史、文化や風土について理解と関心を深め、北海道の価値をあらためて認識し、道民であることを誇りに思う心を育むことにより、道民が一体となってより豊かな北海道を築いていくことを期すとともに、道外において、北海道の価値が広く認識される契機とするため、「北海道みんなの日」が設けられました。(平成29年「北海道みんなの日条例」制定)

そのため、週に1回、本校に来ていただいている図書館館長様に、学校図書館に「道みんの日」コーナーをつくっていただきました。

北海道に関係する本やクイズなど、見たり読んだりして楽しめるコーナーとなっております。

「渚滑の本気!~It's Show Time~ 共に楽しくつき進め!」

新型コロナウイルスの関係で、6月7日に予定されていた運動会を延期し、本日実施しました。

6月に向けて調整していたものを一度ストップし、改めて取り組むことはモチベーションを維持する観点からもとても難しい取組になりましたが、児童生徒、教職員ともによい運動会を創りあげることができました。

今年のスローガンは「渚滑の本気」です。「本気」には、真剣な気持ちという意味があります。競技、応援、整列、礼、集合などすべての動きを通して、「本気」」を伝えていました。
また、スローガンには「共に楽しく」という願いも込められています。「共に」には、チーム同士はもちろんですが、小学校中学校のみなさん全員で運動会をつくりあげるという意味もあります。

今年度は、新型コロナウイルス感染予防と熱中症対策を両立させながらの取組となりました。
小中学校全職員が試行錯誤しながらも、子供たちに身に付けさせたい力を大切にしながら学校行事を通して一歩成長することを信じ、ここまで進めてきました。

保護者2名の制限を設けさせていただいた結果、地域のみなさまや親せきのみなさまにご遠慮いただくこととなりました。次年度はたくさんの方に参観いただけるような運動会になることを願っております。

対応の仕方を学ぶ(防犯教室)

今日は、警察署のみなさまを講師としてお招きし、防犯教室を行いました。

1・2年生は、不審者に遭遇した時の対応について学びました。ロールプレイの形をとり、警察署の方に不審者役をやっていただきました。声かけられたときにしっかり断ったり逃げたりする対応の仕方を学びました。

3~6年生は、ネットトラブルに巻き込まれないための対応について学びました。ネットの危険性やネットとの適切なかかわり方について、スライドを使って説明いただきました。

どちらも、自分事としてとらえることが大切です。子供たちは真剣に学ぶことができました。

保護者のみなさまへ「発信」、保護者のみなさまと「共有」(全校参観日)

1日(木曜日)に全校参観日がありました。4月以来の子供たちの姿を直接見ていただく機会でしたが、たくさんの保護者のみなさまに御参観いただきました。ありがとうございました。

日常の姿・授業を見ていただき、本校の教育活動の一部を知っていただくことができたと押さえております。

特に、

・複式の流れ

・ICT活用

・対話的な活動(教師と子ども、子供同士)

を見ていただけたと思います。

授業参観後、全体懇談会を行いました。学校保健委員会を開催し、養護教諭から、本校の子供たちの保健に係る状況や、現在、課題となっている視力低下とその予防について説明させていただきました。

保護者のみなさまと現状を共有し、子供たちの健やかな成長のためにそれぞれでできることを確認しました。

視力低下予防には、使用する時間や対象物との距離について考えることはもちろんのこと、外へ出て遊ぶことで予防につながることは大事な視点であると押さえております。

今後とも学校の教育活動に対し、御理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。

食について知る(栄養指導)

本日、潮見小学校から栄養教諭に来ていただき、栄養指導をしていただきました。

1・2年生は、「おはし名人になろう」という内容で、箸の持ち方について改めて学びました。正しく箸が持てるとどんなよいところがよいのかを考えたり、実際に正しい箸の持ち方を箸を使って体験したりと、学校で体験することで改めて気付くこともありました。

3~6年生は、「残食減らそうプロジェクト ~給食をたくさん食べるためにはどうしたらよい?~」という内容の学習でした。

給食がどのように作られているかを映像を見ながら理解を深めていました。

この時間の目的は「残食の原因に合った解決策を自分なりに考えることができる」ことであり、完食を目的にするものではありません。給食を作っている人の想いやどのように作られているのかを知ることで、食に対する興味や関心を高めることが大切です。

また、残食の原因はいろいろ考えられます。思いつくのは、苦手(嫌い)なものが出たとき、となりそうですが、そればかりではなく、

・量が多いため、全部を食べることができなかった

・給食時間が短いため、全部を食べることができなかった

・おなかがすかなかったため、全部を食べることができなかった

等の理由も考えられます。これらのたくさんの理由があることを知り、そのときどきの原因にどう向き合うかで解決策が変わってきます。そのような「考える力」を身に付けるための一つの場ととらえていただければありがたいです。

自分の”今”と向き合う心(新体力テスト)

本日、新体力テストを実施しました。明日は室内の種目を実施します。

自分の体力がどれくらいあるのかを知り、目標に向かって取り組むことを大切にしています。

どの子も自分の力が発揮できるよう、力いっぱい取り組んでいました。ボール投げについては、普段なかなかボールに触れることがないため、日常的に「投げる」動作を取り入れた授業や遊びが必要があると感じました。

子供たちの意識の中に、

・「今日は○○回を目標にしている。」(シャトルランの回数)

・「今日は○○mくらい投げたい。」(ボール投げの距離)

があることが素晴らしく、前向きな気持ちになっていることがとてもよいと感じました。

全国平均は自分の記録と向き合うための”目安”にはなりますが、他人の記録と比べるものではありません。もちろん、相手を意識して”もっと頑張りたい”というきっかけになるのであれば望ましい比較になりますが、自分の”今”と向き合い、次年度以降は”今”の記録よりも伸ばしたいという心を育てるのも大切であると感じております。

 

本日から2日間、中学生が職場体験学習に来ています。本日の新体力テストの測定にもかかわっていただきました。

学んだことを発揮する大事な機会として(児童会活動)

月曜日に児童会の活動がありました。

これからの児童会の取組についての話し合いでした。

「何を」やるのかを考える際、

・時期は適切なのか

・目的に合っているのか

なども踏まえながら児童会みんなで考え、一つの方向性を導き出していました。「話す・聞く」「一つの考えにまとめる」など、児童会の場を日常的に学んだことを発揮する大事な機会の一つとして押さえています。

今後、話し合われたことが実現していくのが楽しみです。

自分の体力の状況を知る(新体力テストに向けた取組)

今月に入ってから、体力テストに向けた取組を行っています。

体力テストには、50m走、握力、長座体前屈、上体起こし、20mシャトルラン、ボール投げ、立ち幅跳び、反復横跳びがあります。それぞれの種目にどんな運動能力を測定するのかが決められています。例えば、長座体前屈であれば、「柔軟」などです。

これだけの種目で運動能力を測定するのですから、得意なものもあれば苦手なものもあります。もしかすると、全て苦手かもしれません。それでも、自分の中でどれが得意で苦手なのか、どれくらいの力があればよいのかを知る機会として体力テストがあります。自分の運動能力を知り、2年生以上であれば、昨年度よりも自分の記録を伸ばすという意識が大切です。

また、この体力テストは「体育の授業を改善する」ためでもあります。全校的に苦手にしているものがあるとすれば、授業の中にどのような運動を取り入れればよいのかを見直すことを大事にしております。

今週の体力テストに向けた取組を紹介します。

反復横跳びの取組です。

20mシャトルランの取組です。

熱中症予防のため、種目によってはマスクは外すよう確認しながら行っています。

小規模校であることから、休み時間を活用し、全校で取り組めることが、本校の特色(よさ)でもあります。

共に学ぶ・対話を大切にする(日常授業で大切にしていること)

本校の教育活動で大切にしていることの一つに、「共に学ぶ」ことが挙げられます。「共に学ぶ」こととは、人とのかかわりを通して、より深く学んだり”わかった”という気持ちを増やしたりする学びです。

例えば、1年生は国語の時間にみんなで相談し、考えることで、より深くお話の世界に浸っていました。

3・4年生は、友達に自分の考え(この場合では、算数の問題の考え方・解き方)を伝えることで、伝えた側の理解をより確かなものにできますし、伝えられた側は、自分の考えと比べて聞くことができます。この活動では、伝える側が途中まで考えを伝え、その続きを他の友達が説明するということに取り組んでいました。

6年生は租税教室があり、税務課のみなさまから税金のことについて学んでいました。1人だったら「共に学ぶ」ことにならないのでは、と思いますが、そうではなく、担任、職員も加わり、子供と一緒に考えることもできます。

大切なのは、「共に学ぶ」とは”こうでなければならない”という唯一の答えがある学びではなく、学習のねらいや学習環境に合わせたものであり、そこに人との関わりが成立することです。

想像力を働かせる(交通安全教室)

本日、交通安全教室がありました。自動車学校様のご協力をいただき、自分の身を守るために必要な知識と行動の仕方について学びました。

まず、運転手の死角となるところについて学びました。ミラーがないといかに車から歩行者や子供が見えにくい(小さければ小さいほど見えにくい)かを学びました。

あと、内輪差(車の前輪と後輪では曲がり方が違う。特に後輪の曲がり方に気を付けなければならない)についても学びました。

次に、衝突した時のダメージについて学びました。自転車よりもスピードを出していないにもかかわらず、衝突した時の衝撃は相当なものです。

最後に、横断歩道の渡り方について確認しました。

子供たちにとっては「知っている!」と思うことばかりかもしれませんが、毎年行うにはそれなりの理由があります。このような場をつくって確認しないと忘れていることもありますし、頭でわかっていても実際に行動するとなったらできないこともありますので、そのことを振り返るために必要なことです。

また、「(衝突や巻き込みが)怖い」と思える人ほど、想像力があり、そのことが危険を回避する力につながることも考えられます。いかに真剣に、想像力を働かすことができるか、こういった危機管理の学習をするときに大事になってきます。

 

 

目的・相手によって異なる「発信」(日常授業の姿)

本校が今年大事にしている子供の姿に、「受信」「発信」「自尊心」が挙げられます。これらは、日常を通して育み、学校行事等で生かしながらさらに高めていくイメージです。

その日常ですが、2つの実践について紹介いたします。

1つ目は、「国語」の実践です。環境問題について調べ、実践できることなどを”全校のみんな”に向かって「発信」するという活動に取り組んでいます。この「発信」の対象は”全校のみんな”です。1年生にもわかるような説明の仕方だけでなく、実践できるかどうかも吟味しなければなりません。

2つ目は、「道徳」の実践です。友達について教科書のお話教材を活用して、考えていく学習です。ここでの「発信」の対象は、友達と「自分自身」です。特に、「自分自身」について「発信」していくというのは、言葉をかえると「自分自身に問いかける」「自分自身の心について見つめ直す」と言えます。そう考えると「発信」の姿も少し異なり、いわゆる発表だけではない姿も想定されます。

どちらにしても大切なのは、学習の意図を明確にし、その教科・活動に合った「発信」を考えていくことです。

安心・安全な行動を(集団下校訓練)

本日、集団下校訓練を行いました。

お迎えの子、バスで帰る子、徒歩で帰る子様々ですが、大切なのは、「安全に家に帰る」「確実に保護者のみなさまやバスの運転手さんに引き渡す」ことです。

ケースによっては、全てお迎えに来ていただくなど、色々な対応を取る必要がありますが、緊張感をもって真剣に先生の話を聞き、取り組むことが大切です。このような訓練を繰り返し行うことで、いざという時にパニックにならずにすみます。

お迎えに来ていただいたり、本日の対応がどうなるかを連絡していただいたり、保護者のみなさまにご協力いただきました。ありがとうございました。

新たな気持ちで(全校朝会)

本日、全校朝会がありました。

今回は、児童会からトイレの使い方についての「お願い」がありました。

次に使う人が気持ちよく使えるように、後始末の仕方を伝えていました。わかりやすい言葉を使い、禁止的な物言いにならないようにしていること、絵を使って説明しているところに、上手な「発信」の姿を見ることができました。

また、聞く側も真剣に聞き、ときには「はい」と返事が聞こえるなど、立派な「受信」の姿もありました。

令和3年度がスタートして2か月が終わりました。

慣れてきたからこそ、お互いの言葉遣いや受け止め方などを意識させ、気持ちよい学校生活が送れるように、学校として努力していきます。

運動会で大切にしたいこと(人との関わり)

運動会の練習がありました。今日の内容は、団体種目の練習でした(写真は、準備体操の場面です)。

団体種目は、チーム内で作戦を考えたりやってみてどうだったのかを話し合ったりと、「受信」「発信」が発揮される場面がたくさん見られます。

1~6年生全員で取り組む種目ですから、上の学年の友達は下の学年の友達のことをいかに考えられるか、下の学年の友達は、上の学年の友達が伝えたいことを受け止められるかが大切です。

また、一人一人の違いに気づき、どう生かすことができるか、人とのかかわりを通して学んでいるところです。

人との関わりを通して学ぶ(外国語活動)

本日、外国語活動がありました。

学習した表現を使って、相手に尋ねる活動を行いました。

外国語活動だけではありませんが、特に、言語を通して相手とのコミュニケーションを図ることを大切にしていますので、尋ね方を繰り返し練習するよりも、実際に尋ねる「場面」があった方が、より効果的に身に付けることができます。

体験した本人しかわからない「心」(適度な緊張感や照れくささなど)があり、実際に体験したからこそ身に付くものと思います。また、こういうことこそ、学校で学習した方がよりよいものであると押さえております。

「受信・発信」は日常授業を基盤として育む

算数の時間の一場面です。この日の算数は、「2けた-2けた」の計算の仕方について考える時間でした。

学校では問題の「解き方」について考える場面を多く設定しています。「なぜそうなるのか」を自分の言葉で説明することで、より理解を確かなものにするためです。

この時間では、

・ある友達が説明した「解き方」を”他の友達が”説明する

・ある友達が説明した内容の「続き」を”他の友達が”説明する

活動を取り入れていました。そのことにより、説明する活動を通して「発信」を、友達の説明を聞くことで「受信」を行っています。この2つの活動が連続して行われることで、「思考力」(考える力)も高まります。

授業を基盤としてこれらの力を身に付けることで、他の教育活動でも活用できるように学校全体で取り組んでいます。

自ら考え、行動する力を(総合・運動会の活動)

本日の総合的な学習の時間(3~6年生)に、地域の先生に来ていただきました。土づくりから畑づくり、作物を育てる活動を進めているところです。

活動を進めていくうちに、子供たちが、「自分たちが調べたり考えたりした『作物の植え方』でよいのかどうか、植える前に畑の先生に聞いてみたい。」という思いをもち、体験活動の前に聞いてみる時間を設定しました。

・どのくらいの間隔で、種や苗を植えればよいのか

・苗や種を植える深さはどれくらいがよいのか

・(上記2つのことから)どれくらいの数を植えることができるのか

などを訪ねていました。

子供たちはインターネットや事典などで情報を集めていますが、調べるだけでは本物の学びにはなりません。実際に畑づくりに関わっている方の話を聞くことで、自分たちが調べたことがあっているかどうなのかを確かめることにもなります。このような活動を総合では大事にしています。

 

今週から運動会特別日課がスタートしました。

学校行事を通して子供たちの成長をより豊かにします。

・自分の限界にチャレンジする

・自分や相手の頑張りを認める

・協力して一つの目標を目指す

など、色々な力や心をはぐくみます。

価値ある学びになりました(遠足)

本日、遠足がありました。

先週の予報ではあまり気温が上がらず、降水確率が40%くらいだったのですが、晴天に恵まれ、とても暖かい中、遠足に行くことができました。

子供たちは自然に触れあい、団体行動をとりながら楽しむことができました。

【遠足の目標】

・自然と直に触れ合い、楽しみながら体力の向上と自然愛護の心情を養う。

・団体行動のきまりを守る等、校種道徳の実践の場とする。

久しぶりに体力を使う活動を行ったため、少し疲れている様子も見られましたが、お昼ご飯を食べた後は元気になりました。

 

 

 

 

 

 

全校遊びでは、3、4、6年生が企画した全校遊びを行いました。

遠足を通して

・お互い声をかけながら、かかわりを大切にできたこと

・最後まで粘り強く取り組みことができたこと(全員が自分の足で目的地に行けました)

など、大きな成果が見られました。

この成果や課題を日常の教育活動につなげ、次の運動会ではさらに成長した姿が見られるよう、指導・支援を続けていきます。

 

「受信」「発信」の色々な姿(畑づくり・遠足についての話し合い)

7日金曜に、教材園の畑づくりを行いました。

地域の方、保護者の方に来ていただき、堆肥や重機を持ってきていただいたり、石灰のまき方を教えていただいたりして、作物を作るのに大切な「土づくり」を行いました。

子供たちの素晴らしいところは、どの子も一生懸命に活動に取り組み、しかも楽しんでできるところです。

このような姿も、今年度目指している姿「発信」「受信」ととらえることができます。

御多用のところ、子供たちのためにありがとうございました。

 

また、今日は、金曜日に予定している遠足について話し合いました。全校児童が集まり、

「遠足を楽しくするために、大事にすること。」を考えていました。

遠足の「きまり」ではなく、「大事にすること」の話し合いであることがポイントです。

「○○したらダメ」ではなく、「○○しよう!」という考えを大事にしています。

 同じことを行うにしても、また、目的が同じであっても、使う言葉の雰囲気によって、受け取り方が変わると思います。相手に対する声掛けや会話につながってくるとよいなあ、と思いますし、学校としてはそこを大事に指導・支援していきます。

同じことを伝えるにも「言葉」が大事(全校朝会)

本日、月に一度の全校朝会がありました。

児童会長からのお話で、今月意識して取り組んでほしいことを全員に伝えていました。

「廊下を歩くようにしてほしい。」

同じ意味で、「廊下を走らない。」という言い方もあります。

「廊下を歩く(ようにしてほしい)」と「廊下を走らない」では受ける印象はどう違うでしょうか。

「○○しない。」という言い方は禁止的なものです。当然そのように使った方がよい場合もありますが、どこか言われた人の気持ちを考えると、心に刺さる感じがします。

禁止的な言い方をせず、柔らかい言葉を使うことはとても大事であると思います。

 

あと、今月の生活目標も示されました。

5月の目標は、「正しい姿勢を心がける」です。

子供たちにも協力してもらい、正しい姿勢を見せてもらいました。

日常の意識と月の終わりの振り返りを大事にしていきます(できたかできなかっただけにこだわるのではなく、自分の取り組みを評価する力を身に付けることが大事です)。

 

書写(習字・書道)の世界の奥深さを学ぶ

今日の3・6年生の書写の時間は、地域の方にゲストティーチャーとして来ていただき、習字の魅力などについて教えていただきました。

習字の魅力の一つに、「一本の筆で太い線や細い線が表現できること。」が挙げられます。

また、墨の濃さ、薄さでも感情が表現できることも学びました。

また、筆の使い方や線の出し方についても教えていただきました。

子供たちは、普段学習する書写とはまた違った視点から文字を書くことの楽しさや奥深さを学ぶことができました。

御多用のところ、子供たちのためにありがとうございました。

1か月間の教育活動の成果(1年生を迎える会)

本日、1年生を迎える会が行われました。

先週、児童会活動で話し合いをしている姿をお伝えしました。

今回の1年生を迎える会で大事にしてきたこと(ねらい・目的)は、

・みんなで楽しく

・1年生を学校に慣れさせるです。

そのねらいを達成するために、2~6年生で考え、2つの出し物をしました。

一つ目は、フルーツバスケットです。

二つ目は、自己紹介鬼ごっこです。

フルーツバスケットでは、「赤色の服を着ている人」などの言葉かけが、その人のことを知るきっかけとなっていました(「算数好きな人」の問いかけに結構たくさんの子たちが動いていたのは驚きでした)。

自己紹介鬼ごっこでは、捕まった人同士で自己紹介することで、学校に慣れるというねらいに近づいていたと思いました。

1年生からはお礼の歌(さんぽ)と2~6年生一人一人にプレゼントを渡していました。

「発信」…歌で伝える、プレゼントで伝える…色々なかたちで示していました。

準備や運営を子供たちの手で行っていました。対話を重ねながら自分たちの力で行動する姿からも、この1か月間の教育活動の成果が見られましたし、今年度目標としている姿「受信」「発信」にせまっていました。

 

発信…相手意識を大切に(読み聞かせの練習)

低学年の人たちに読み聞かせをするために練習している場面です。

職員室で仕事をしている先生方に聞いてもらい、読み方や間の開け方、次のページの進み方などたくさんのアドバイスをもらっていました。

「発信」する相手がいるからこそ、活動の目的も明確になりますし、「発信」するためにたくさんの人と関われる…このことが、教育活動にとってとても大切なことであると押さえています。

まず、「ねらい」(目的)を大事にするところから

第1回の委員会活動がありました。

内容は、「1年生を迎える会」についての話し合いでした。

事前に考えてきたアイディアを発表する子、この場で考えたアイディアを発表する子、さまざまでしたが、色々なアイディアが出てきました。

色々なアイディアが出てきた中で、

「ねらいに合う活動にしていくことが大事」

という趣旨の発言をした子がいました。

今回の活動のねらいは、「みんなで楽しく、1年生を学校に慣れさせよう。」です。

このねらいには2つの要素があります。

・みんなで楽しく

・1年生を学校に慣れさせる

特に、後者が重要です。このことを色々出てきたアイディアと照らし合わせながら、一つのアイディアに収束していきます。

学校にとって、この「ねらい」(なぜ、それをするのか。それをする目的は何なのか。)を問うことはとても大事であり、どんな活動を行ったとしても、ここに立ち返ることが求められます。

話し合いによって、1年生を迎える会に何をするかは、当日のお楽しみにさせてください。